見出し画像

糸魚川子育て支援施設計画

糸魚川市民の間では、関心の高い話題なんです。
4月20日の選挙では、市民の民意が明らかになります。

情報を見てみましょう!




糸魚川の周りの子育て遊戯施設

上越市にはこんな施設があります。

糸魚川にはこういった全天候型遊戯施設はありません。

雨が多い、雪が多い日本海側地域ですから冬場は特に小さい子供たちは遊ぶ場所がありません。
日本海側に居住する親子には悲しい事実です。

そして入善町には、こんな施設が爆誕!

ぶっちゃけアソビバ難民とっては、めっちゃ羨ましいですよね。
母一人で過ごす、小さい子供連れの安全な遊び場は貴重すぎます。

あと、なんてったってフワフワドームがある街って夢ですよね❤️

越後丘陵公園より引用

そして市民のアンケートの結果からこの計画が決まりました!

人口集積、居住誘導、つまりコンパクトシティ計画も寄与しています。
駅前に人口を集積させて、インフラコストを集積させたい。

そういった思惑もあります。


大体いくらかかるの?


最新の整備事業費は12億4000万円

年間維持費は5000万円

2028年オープンを目標。

3年後…って。

現在は解体工事入札不調で、延期中です。


なぜ、入札されないか?


糸魚川市の駅北子育て支援複合施設の解体工事入札が不調に終わっている主な理由として、以下が考えられます。


1. 技術者不足

建設業界全体で若者の離れが進み、技術者の確保が困難になっています。特に、3年にわたる長期工事では、技術者を専任で配置することが難しい状況です。


2. 工事の複雑性

本工事は他の関連工事と同時進行で行う必要があり、工程管理が複雑になっています。これにより、業者が自身のペースで施工管理を行うことが困難になっています。


3. 経済的要因


解体工事費用、特に資器材使用料の占める割合が高いため、自社で解体機器や車両を所有していない業者にとっては採算が取りにくい可能性があります。


4. 地理的要因


糸魚川市の地理的特性により、機材や解体材の運搬が天候に左右されやすく、運搬費等のコスト増加につながる可能性があります。


5. 市場の状況

民間工事を含めて工事案件が多い状況が続いており、業者が他の案件を優先している可能性があります。

インフレ中ですから、価格はさらに高騰することが予想されます。

木下斉さんの記事がとても参考になります。
全国でこのような状況ですから、糸魚川だけ特別に工事が進む理由はありません。

補助金の種類

都市構造再編集中支援事業の補助金が活用されます。

補助率
国費率は50%となっています。(国の税金)
市税ではなく、国の税金を使用します。
とは言っても、自分たちが納めた税金です。

補助金額
国庫補助金の額は7億1575万7000円です。

総事業費との関係
施設の整備費は14億3151万4000円と見積もられており、その約半分を国庫補助金が占めています。

補助金延長の必要性
事業計画期間の延長に伴い、市は国に対して補助金の延長を申請する予定です。

補助金の重要性
井川賢一副市長は、補助金が認められない場合、「財政的に市は困難」と述べており、補助金の確保に全力を尽くす意向を示しています。

この国庫補助金は、駅北子育て支援複合施設の整備において重要な財源となっており、事業の実現に大きく寄与しています。

詳細は、糸魚川市の計画書を参照下さい。

https://www.city.itoigawa.lg.jp/secure/35569/050331%20keikaku-s.pdf


市議会議員の賛成反対は?


令和5年度糸魚川市一般会計補正予算(第9号)に対する修正動議 記名投票における賛否の氏名

説明しますと
子育て支援施設建設に賛成か、見直し又は中止かということです。

建設賛成⭕️


建設反対、再考必要❌


https://www.city.itoigawa.lg.jp/secure/4942/R0603giketu.pdf
より引用

この議決によって
建設計画は賛成多数で可決されています。

様々な意見が出たようです。

賛成派
子供に関する計画に反対しては、人口減少に未来も希望もない!
この補助金は、他の内容には使用できない!
みんな市外に遊びに行っちゃってるんです!

反対派
ハコモノの建設は慎重に決めなければならない!
今後の子供の数を慎重に勘案すれば、費用対効果がない!
年間維持費5千万円は無理だ!インフレで上がるだろう!
収益事業も無いと全部税負担じゃないか!


みなさん、身近な議員さんは何とおっしゃっていますか?
聞いてみてから、支持先を考えても良いかもしれませんね!

ぶっちゃけ、糸魚川総合病院にも

24年 1200万円
24年 1億4000万円

25年 7000万円

支援決定していますからね。

これから先も何年にも渡って、
病院や大糸線などお金注ぎ込むと思いますよ。

子育て福祉か、介護医療福祉か。
その他にも取捨選択しなければいけない時期は、いずれ来ると思います💦
どれもこれも残すことは無理ですからね。

人口が減り続ける社会で本当に必要な施設は何なのか?


そう言った内容を選挙期間中に、各候補者に聞いてみるのがおすすめですよ!
投票結果が、子育て支援施設への民意の答えともなりそうですよ!



いいなと思ったら応援しよう!