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ワーホリ仲間と$10ドルの箱ワインで語り明かす
海外での留学活では節約は欠かせないテーマです。
そんなボクが見つけたのが「4Lで$10」の段ボールに入ったワイン。
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今では$20ほどしますが。
これ、すごくないですか。とにかく安いし、量が多い!
しかも持ち運びが簡単な紙箱入り。
こんなに素敵なアイテムを見つけたら、キッチンでみんなとシェアしないわけにはいきません。
その夜は、笑いとワインでいっぱいの時間になりました。
ワインが主役の夜の幕開け
語学学校の友達と夕食を作って食べるということになり近所のリカーショップでワインの棚を眺めていました。
そして目に飛び込んできた「4リットル10ドル」の文字。
「いや、これ本当に10ドル?」と値札を何度も確認してしまいました。
そして即買い。軽くて持ち運びも楽なこのワインは、まさに節約留学生向けの神アイテムです。
バックパッカーのキッチンに入ると、スペイン人カルロスがフライパンを豪快に振るっていました。
「これみんなで飲む?」と声をかけると、彼は「そんなに大きなワイン?面白いな!」と興味津々。
早速ワインパーティーの準備が始まりました。
みんなで囲む料理とワイン
少し経つとブラジル人のダニエルと韓国人のミンギュもキッチンに集まってきました。
ダニエルはシュハスコをミンギュはキムチチゲを手際よく作り始めます。それぞれの国の料理を
キッチンはあっという間に良い香りでいっぱいになりました。というより多国籍すぎて困惑ぎみ・
ボクは持ち込んだワインをみんなのグラスに注ぎました。
「このワイン、結構いけるな!」とカルロスが驚き、「料理にもぴったりだ」とダニエルがうなずきます。
ミンギュは「辛いチゲにわ合わないか」と。
それでもたっぷり入ったワインは、みんなを笑顔にする十分な量がありました。
こういうときって質よりも、取りあえず酔っぱらえれば何でもいいわけです。
ワインと話が生むつながり
ワインが進むにつれて、会話もどんどん深まります。
「次の旅はどこに行く?」という話題から、それぞれの夢や目標の話へ。
ダニエルは「ブラジルでレストランを開きたい」と語り、カルロスは「スペインで家族のワイナリーを手伝うつもりだ」と言います。
ミンギュは「英語をもっと上達させて国際的に活躍したい」と目を輝かせていました。
ワーホリの人たちはみんなすぐに帰っちゃうんですよね。数年単位で滞在する留学生にとっては寂しすぎる事実。
ボクも「いつか日本でみんなと再会できたらうれしい」と伝えると、みんなが「絶対に行くよ!」と笑顔で応えてくれました。
この瞬間、国も文化も違うけれど、一緒に飲んで話すことでこんなに近く感じられるんだなと心から思いました。
次の箱ワインの約束をして
結局朝になるまでくだらない話をしてたボクたちは、空になったボックスワインを眺めながら「次は白ワインで乾杯しよう」と話しました。
みんなでキッチンを片付けて語学学校の授業に出発。心にはほっこりとした余韻が残っていました。
まとめ
「4リットル10ドル」のボックスワイン。
ただ安いだけではなく、みんなを笑顔にして、心をつなぐきっかけをくれる素敵なアイテムでした。
メルボルンのバッパーで過ごす夜には、ぜひこのワインを持ち込んでみてください。
ワイン以上にたっぷりの笑顔と温かい時間が待っているはずです。
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