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ワーホリで「人生終わった」失敗談とこれから来る人ができる対策
SNSでときどき見る「ワーホリで人生終わった」という呟き。
先輩たちはどういう理由で苦しんでいるんでしょう?
英語が上手く話せない
仕事が見つからない
帰国後が不安...
これに新しい土地で、言語で暮らすことの大変さが加わるとワーホリはかなりハードです。
この記事ではこれからワーホリをしたい人に向けて、他の人がどんなことにつまずいているのが、後悔しないための対策を考えていきます。
この記事を読んでワーホリをする人がしっかり準備をしていい経験ができたら幸いです。
ワーホリで「人生終わった」と感じる5つの罠
SNSではキラキラしたワーホリ投稿が並ぶ中、実は多くの人が経験している厳しい現実があります。
経験者の本音から、要注意なポイントを見ていきましょう。
「キャリアの空白期間」で就職できない
ワーホリに切り替えた矢先、こんな事言うのなんやけど、帰国後の就活が不安🥲私はこっちに残る理由がないし、日本が好きだから帰るけど、帰ったらどうしようと漠然としてる。バンクーバーも好きだけど日本人である以上、私は外国人だし、何かスキルがないと仕事もなく、圧倒的社会的弱者。
バンクーバーからの生の声。「日本が好きだけど、帰国後の就活が不安」という悩みは結構多いんです。
現地で働いても「外国人」として扱われ、スキルも認められにくい。
帰国後の就活では、この期間をうまく説明できないと苦労するので早めに対策をとる必要がありますね。
英語力の伸び悩みが招く挫折感
AUSにワーホリ行きましたが、1ヶ月で帰りました。AUSで働くといっても技能、英語力が低いと、寿司屋やスーパー、農家で雑用のバイトしかないのでスキルも身につかないし、英語が伸びる環境ではありません。長期滞在しても無駄と結論づけて帰国しました。
オーストラリアから1ヶ月で帰国した方の話。
想像していた語学力アップとは程遠い日々に心が折れてしまう人も多いようです。
海外でも生活環境次第では英語をほとんど使わずに生活できるのは便利なようですが、英語力を磨きたい人にとっては厄介ですね。
「バカホリ」と呼ばれる社会的な認識
なぜ「ワーホリ」は「バカホリ」と呼ばれるのか?英語力0のままワーホリに行く。とりあえず現地の語学学校に6ヶ月通う。
少し前から聞く「バカホリ」という言葉。
このツイートをした人の意図は「準備不足と目的がないこと」を指摘しているんだと思います。
ワーホリ=遊びという誤解は日本にいる一部の人にあるようですが、現地で大変な目に会ってる人を見ているボクからすると「人の苦労を知らない人は何とでも言える」と思っています。
そういう意見はスルーしながら、しっかりした計画があればワーホリはいい経験になります。
出発前のキラキラした理想と現実のギャップ
移住して9年、ワーホリ→co-op期間も入れたら10年カナダにいることになる。カナダに住めば住むほど、ここが私の生活圏で現実世界になっていき、キラキラ海外生活とはどんどん遠く離れていく。遠くから見る日本の生活の方がよっぽど輝いて見えるよ
カナダ在住10年の方の本音ですね。
現実の生活はもっと地に足ついたものなんです。むしろ日本の生活が懐かしく感じることも。
でも、これって実は良いことかと。現地での本物の生活を手に入れた証だと思います。
楽しそうな海外生活のSNSは魅力的ですが、その裏ではみんな大変な思いをしてることを知ってもらいたいです。
予想以上に仕事・家がない・物価高
【伝えたいワーホリの実態】
・学校大変
・家探し地獄
・仕事探し地獄
・簡単に雇ってもらえない
・大半の人がジャパレスで働く
・たかが1年で理想の英語まで伸びない
・そんな華やかな留学生活じゃない
ただ、これを見て悲観的になる必要はない。やり方次第でどうにでもなるし、証明したから。笑
「家探し地獄」「仕事探し地獄」って本当なんです。学校も予想以上に大変で、ボクを含めて多くの人が日本食レストランでバイト生活。
とくにオーストラリアは物価も高くて生活もしんどい。
世界中からくるワーホリ・留学生のライバルたちと競うのはかなりハードルが高いです。
ワーホリで後悔しないためのポイント3選
せっかくのワーホリ、後悔しないための準備と心構えを具体的なポイントとともにご紹介します。
明確な目的を持つことが成功のカギ
「とりあえず行ってみよう」は危険信号です。
語学力を上げたいのか
海外で生活してみたいのか
将来の仕事に活かしたいのか
目的が曖昧だと、現地で迷子になりがちです。
例えば「接客業で使える英語力を身につける」など、具体的な目標があれば自然と行動計画も立てやすくなります。
渡航前に押さえたい「キャリア対策」
帰国後の就職を見据えた準備がマスト。
現地で働く業界は、帰国後のキャリアにつながるものを選ぶといいですよ。例えば、
観光業界志望なら旅行会社やホテル
IT志望ならデジタル系の仕事
日本の就活時期も把握しておくと、帰国のタイミングも計画的に決められます。
周囲の目が気になる...「遊んでただけ」という偏見との向き合い方
「遊びに行ってきたね」なんて言われると辛いですよね。
でも、これは準備で跳ね返せます。
渡航前から、ワーホリの経験をどう活かすか、周囲にも説明できるストーリーを持っておくのがおすすめ。
例えば「グローバルな視点を養いたい」など、自分なりの意義をしっかり見つけておきましょう。
知らない土地で経験してきた苦しさは、知らない人には一見楽しそうに見えますが、実際に乗り越えた人にしか分からない苦労がありますよね。
このワーホリに行ったことを悲観的に考えることはありません。実情を知らない人ほど批判的になるのは世の常です。
ワーホリを検討するあなたに伝えたいこと
この記事の結論です。厳しい現実を知った上で、それでもワーホリに行きたいと思うなら、ぜひチャレンジをしてほしい。
それはボクがオーストラリアにきて成長できたと思っているからです。
そのために抑えておきたいポイントがあります。
最初に紹介した「5つのワーホリの罠」を知り、準備する
先に紹介した5つの罠は、確かに厳しい現実です。
でも知っているのと知らないのでは大違い。例えば、
英語力の問題なら渡航前から対策する
キャリアの不安なら、帰国後の就職市場を調べる
家探しや仕事探しも体験談を参考に事前準備
知る→準備する→実行する→工夫する、この流れが成功への近道です。
自分のしたいワーホリをするべき
他人の体験談は参考程度に。
周りに流されず、自分の目的に合ったプランを立てるのがおすすめです。例えば、
英語力を上げる
たくさん働いて稼ぐ
海外の友達を作る
ホリデーとして楽しむ
どんなワーホリにするのもあなたの自由だし、それぞれにはメリット・デメリットがあるのを理解してください。
ずっと農園で働いてたら稼げるけど、英語は伸びないし、友達と遊ぶ時間は減ります。
SNSの投稿に惑わされず、自分らしい選択を。それが後悔しない方法です。
ワーホリ行くなら決断すべき
準備は大切ですが、完璧を求めすぎると、いつまでも一歩が踏み出せません。
情報収集と準備をしたら、あとは思い切って飛び込んでみるのが正解だと思ってます。
「失敗を恐れてやらないと後悔する」風なことをよく聞きますが、ボクは後悔したくないので諦めませんでした。
ただし最低限の準備は必須。その上での決断が、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
まとめ:ワーホリで「人生終わった」を避けるために準備を
ワーホリは決して「人生を終わらせる」選択ではありません。
確かに、予想以上の困難に直面することもあります。
でも、それらは事前に対策できることもたくさんあります。
準備をしっかりすれば、必ず価値ある経験になります。あなたらしいワーホリ生活を実現させてください。
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