【きっかけは?】夫婦で海外移住!30代でオーストラリア留学をしたわが家の自己紹介
アラサーで海外移住するってどんな夫婦なの?
夫婦で海外移住したきっかけは?
夫婦で海外移住して何が大変だった?
海外移住に興味があるけど体験談てなかなか見つけにくかったり、夫婦で移住するとなるとさらに情報収集は難しくなりますよね。
ということで、この記事ではボクたち夫婦がオーストラリア移住を決めた理由をまとめていきたいと思います。
「オーストラリア移住をしてみたい」という方に参考にしてもらえるのではないでしょうか。
30代で海外移住をした夫婦のプロフィール
夫:ヤマタ
出身地:大阪
年齢:留学当時はアラサー
性格:心配性
海外経験:旅行でグアムと韓国に行っただけ
英語:留学前は全く話せなかった
職歴:日本で看護師として5年、オーストラリアで3年働く
趣味:食べること
好きなもの:ネコ、チーズケーキ
特にこれといった特徴はありません。海外経験はなし、英語も喋れない、ただの看護師です。
妻:ぽんず
出身地:大阪
年齢:留学当時はアラサー
性格:楽天的
海外経験:高校からアメリカに7年間留学。人生の半分は海外暮らし
英語:自称・困らない程度(ボクから見るとペラペラ)
職歴:ホスピタリティ
趣味:マンガを読み漁ること、お菓子作り
特徴のないボクとは違い、妻のぽんずは高校留学をして英語ペラペラ、海外大好きという正反対な人生経験を持った人物です。
そんな2人が出会って結婚するなんて世の中は本当に何が起こるかわかりませんよね。
わが家の特徴
わが家が「他の留学生と少し違うな」と感じていたポイントがいくつかあります。
特に結婚してからオーストラリアに留学したので色々ありました。
夫が看護師
妻も留学経験がある
日本で結婚してから留学をした
結婚していきなり別居
夫はちょっと珍しい看護師
日本では男性看護師が増えてきたとはいえ、まだまだ珍しい存在です。そんな男性看護師が留学するのだからもっと珍しいですよね。
オーストラリア移住をする上で「永住権」は絶対不可欠ですが、看護師という職業は永住権が取りやすい職業でした。
理由はオーストラリア政府が人手不足を解消するために他の職業よりも優先的に永住権を与えていたからです。
もともと「どこに住んでも仕事をしたい」という理由で看護師になったので、オーストラリアに来れることになったのはラッキーでした。
ちなみに留学前の時点で、英語はぜんぜん話せませんでした。
地元の駅で外国人に話しかけられたとき「ハハハ」と目を泳がせながら電話がかかってきたフリをしてやり過ごした経験もあります。
妻も青春時代に留学経験
妻の留学経験もオーストラリア移住を決意した理由の1つです。
日本人の場合、海外移住を考えていても夫婦2人とも海外経験がない場合が多いと思います。
そんな時には留学生についていく家族の不安が大きいですよね。例えば、
英語が話せない
どんな生活になるかイメージが沸かない
友達や親せきと離れる孤独感
ぽんずの海外経験があったので、わが家ではこういう不安が少なかった気がします。
日本で結婚してから2人で移住
わが家がよそ様と違った点は他にもあります。それは結婚と留学がほとんど同じタイミングで起こったということです。
わが家の留学の流れはこんな感じ
留学の3カ月前に結婚
結婚後もそれぞれの家で生活(3か月間)
夫だけ先に留学してホームステイ(3か月間)
妻も合流してシェアハウスに住む(6年間)
アパートに引っ越して2人暮らし
両親に「結婚と留学を同時にするなんて聞いたことがない」と言われて反対されました。
まあ、そうですよね。普通の感覚からはズレてると思います。
言ってることはよくわかりますが「社会人だし自分たちのことは自分で決める」と考えていました。
今考えるとかなり自分勝手だったと思います。
結婚直後から別居
上でも書きましたが、留学費用を捻出するために新居は構えませんでした。
だって家賃に家具に、、、とかなり費用がかかりますから。
「結婚から出発までが短いので一緒に生活しない」というのは合理的ですが、ぽんずは更にこんなことを言いました。
「私に頼るとダメだから最初は1人で3か月間ホームステイしてね」
というわけで、新婚にもかかわらず日本国内ではそれぞれの実家暮らし、オーストラリアではボクだけホームステイその後も6年間シェアハウス暮らし。
ということで初めて2人で一緒に住んだのは結婚から約7年後でした。
30代夫婦が海外移住をしたきっかけ
夫婦で海外移住を決意した理由はいくつかあります。
ボクが「海外に住んでみたい」と考えていることを打ち明けて妻・ぽんずが賛成してくれた形で話が始まりました。
ここでは、ぽんずがなぜボクの海外移住案に賛成してくれたかを書いていきます。
日本で暮らすより楽
夫も海外移住したい
日本で暮らすより楽
妻のぽんずはアメリカ留学を経験して日本での暮らしより楽だったと言っています。
その大きな理由の一つは、日本では「こうでなければいけない」というステレオタイプがあり、生きにくかったとのこと。
赤の他人には気を使って接するのに、少しでも距離が近づくと急に個人的なことでもお構いなし。「心のパーソナルスペースに入ってきて、自分の価値観を押し付ける人が苦手」
こんな人が多い日本に、ぽんずはうんざりしていました。
海外に出て日本とアメリカを比べたからこそ、もう1度「海外に出たい」気持ちが強くなっていたそうです。
妻も海外移住に前向きだったから
ボクの自己紹介記事でも書きましたが、海外移住したかった理由は「海外に住んでみたい」という単純な好奇心です。
そのことを妻に打ち明けるとすんなりと受け入れてくれました。
多くの家庭では夫が突然「海外移住したい」と言うと驚かれると思います。
しかし、ぽんずの経験からは「私も海外に住みたいしちょうどいい!行ってみよう!なんとかなる!」
ボクは戸惑ったり、反対されると思っていたんですけど…
夫の留学に付いていく妻の気持ち
世の中の奥様方の多くは旦那さんが「オーストラリアに移住したい」と言い出すとビックリすると思います。
しかし当時のことを振り返ってみるとこんな感じでした。
ヤマタ:「夫婦で海外移住するって言ったとき不安はなかった?」
ぽんず:「また海外で生活できるから楽しみ。英語も仕事もきっと何とかなるよ」
ヤマタ:「自分が留学生になるんじゃなくて「ついていく家族」になることをどう思ってた?」
ぽんず:「自分も「何かしないと」と思ってたけど、バイトして留学費用稼ぐつもりだった。お互いやることあるし「ついていくとか、専業主婦になる」みたいな感覚はなかったかな」
ボクはぽんずを「オーストラリアで生きていくための相方」だと思っています。
それは夫婦共働きで生活していくことを理解して移住したこと、そして全く新しい環境に2人だけで飛び込んだからです。
夫婦で海外移住する大変さ
日本で新婚生活をスタートするだけでも大変ですが、同時に夫婦で海外移住をしたわが家では更に大変なことがありました。
妻・ぽんずに聞いてみても「あんまりない」とのこと。
彼女は留学や海外移住の大変さよりも下で紹介する「ボクの不安」に対処する方が忙しかったのでしょう。
本人を目の前にしてそんなことは言えないとは思いますが。
新しいことが一度に起こった
大きすぎる留学費用
不安の原因が多すぎる
新しいことが一度に起こる
結婚して一緒に住むことになると起こる問題の1つが「ライフスタイルをどうやって築くか」です。
ボクはこんな初体験でかなり混乱していたと思います。
初めて海外に住む
英語も全然話せない
シェアハウスで他人と住む
すべてが同時に降りる精神的なストレスと、どう対応するのか誰にも聞けない大変さがありました。
しかし生活が落ち着いてくると、その家が自分の本拠地だと感じました。安心感が増して自然に解決していった様に感じています。
大きすぎる留学費用
留学費用が高かったのも海外移住のハードルを上げていました。1人で留学するより多くなりますから。
「オーストラリアの看護留学にかかった費用1,400万円の内訳を紹介します」
こちらの記事で紹介しましたが、最終的に4年間の留学費用(学費や生活費すべて含む)は約1,400万円になりました。どこにそんなお金があったんでしょう。
留学したての頃はまだ総額を知る由もありませんでしたが、学費のことを考えただけで憂鬱でした。
ちゃんと支払えるのか
どのくらい仕事をするのか
もし看護師になれなかったらすべてが無駄になる
心配性なので、こんなことを考えていると節約のことばかり考えて勉強に集中できなくなりました。
しかし、ぽんずも頑張って働いてくれていたので「ツラいのは1人だけではない」ことを意識したときから心を強く持てるようになりました。
この問題は最後の学費の支払いの目途がたったことで解消しました。
次から次へと不安が涌きでる
上でも紹介したような「大きな課題」が定期的に起こるのも大変でした。
語学学校が始まると「英語を話せるようになる実感がわかない」
大学に編入後は「単位を落とさずに卒業できるか」
ビザの有効期限が近づいてくると「永住権がとれるか」
大学卒業間近になると「将来仕事に就けるのか」
とにかくどんどん新しい不安が押し寄せてくる感覚で、海外生活を楽しむような余裕もありません。
精神的に不安定になった時期が何度もありましたが、毎回、妻・ぽんずの「何とかなる」という楽天的な考え方に支えられて乗り越えてきました。
「これだけ努力して無理ならしかたないよね」という言葉に自分の努力を認められている嬉しさと「もう少し頑張れるかも」という活力が沸いてきたのを覚えてます。
30代で海外移住をした夫婦の自己紹介でした
海外移住に興味があってもなかなか自分の境遇と似た人がいないと、欲しい情報は探しにくいですよね。
そんなあなたに向けてわが家のプロフィール紹介をしました。
わが家の特殊な点は
日本で出会い結婚後オーストラリアに移住した
夫が看護師で大学に通う
妻は留学経験があり海外移住が楽しみだった
新婚なのに半年間は別居していた
こんな状況で多くの人には参考にはならないかもしれませんが、これから移住をする方に役立てばと考えています。