ポケカデッキ解説 ジュジュベ&ハチクマンLO
どうもだしまきです。
今回は2020シティーリーグシーズン1で使用した「ジュジュベ&ハチクマンLO」の解説記事になります。このデッキで 128人中22位 4勝2敗 というなんとも微妙な結果を残せました。
では、早速内容に入っていきます。
1.環境考察
Tier1. レシリザ 炎ミュウミュウ 超越ゾロアーク 3神ケルディオ
Tier2. メルカリ LO ジラサンピカゼク カラマネロ系統(超バレ) ドリュウズ 水鋼ミュウミュウ その他いっぱい
とにかく今環境はデッキの種類が多いという印象でした。正直Tier1も絞り込めてないですし、当日どんなデッキがくるのか予想できませんでした。
環境の流れとして考えていたのは次のようなこと
1. レシリザはずっと強い
2. 三神の影響で非GX、カラマネロは減少
3. CL優勝したけど難しいからメルカリ鋼はそんなに多くない
4. ミュウミュウはいろいろあるよくわからん
5. デッキがバラけるほど純粋なカードパワーの高いレシリザが強い
6. でもみんなレシリザはちょっと飽きてきてる
2.デッキレシピと採用理由
デッキ全体の着想。いままでのLOは、アイアントをバトル場において山を削る必要があったので、相手の動きを妨害することが難しかったです。ジュジュベの追加によってフーパやメルカリ、ピッピにんぎょうをバトル場で盾にしたまま相手の山を削れるようになりました。特に非GXが減ってくるならフーパは強い。フーパだけで積ませたりかなりのターン数を稼げると考えていました。
1ターン目から積極的に相手の山を削って、自分のサイドを6枚取りきられるまでに、相手の山を掘り尽くすというコンセプトでデッキを作りました。相手のドローとこちらの山削り合計して、1ターンにつき約5枚削れると想定すると約9ターンで山を削り切れます(開始時の山枚数は60-7-6=47枚)。フーパやピッピにんぎょうを使えば十分稼げるターン数だと想定していました。
完全に相手をロックするLOデッキは、相手のデッキ依存で環境が絞れない、プレイングが難しい、制限時間内に収められない、と考えたのではじめから選択肢にありませんでした。
デッキの採用枚数は6戦を戦い抜ける事故りにくい構築を心がけています。
フーパx3
メイン壁ポケモン。ずっと4枚だったが、ギリギリで3枚に減らした。フーパをちらつかせて相手のリズムを崩す。フーパ対策カードがトラッシュされたのを確認してから後半に出す動きが強かったので、4枚は必要ないと判断。
アブソルx2
ジラーチを使うデッキを止める、マーシャドー、デデンネ、テテフをバトル場に縛るなど強い妨害カード。相手が逃がすためにエネを貼ってきたら2枚めを出すと強い。ネストボールから必ず呼びたいので2枚採用。
ジラーチx4
このデッキのドローソース。なるべくジラーチスタートしたいため4枚採用。だいたい2枚くらいは使う。
アイアントx2
山を削るスピードを上げるポケモン。なるべく次のターン倒されない状況で出して1匹で2回以上山をかじりたい。アイアントが3回かじることができればほぼ勝ち。
ゴンベx1
逃げ0&リソースマネジメント。ごちそうサーチでカウンターキャッチャー、ジュジュベハチクマン、ピッピにんぎょうなどを状況によってトラッシュから山に戻す。バトル場フーパからごちそうサーチできるのが強い。ヤレユータンと比べて、バトル場を壁にできること、エネが必要ないこと、逃げ0なことが強い。2枚でもいいがなくてもいいので1枚採用。たまにすごく強い。
メルカリGXx1
GX技によるエネ破壊&耐久壁。耐久壁として使う場合はアセロラを握った状態で出すことを心がける。タッグコールからメルカリとグズマハラを持ってきてグズマハラからスケボー、無人、ダブル無色持ってきてフルメタルウォールGXでエネ破壊して無人で妨害の一連の流れは頭に入れておく。
ルギアGXx1
カウンターゲインとダブル無色で起動して、どうしても倒したいポケモンをGX技でロストゾーンにおくる。なるべく隠しておいて、フーパ対策を出してきた相手にぶつける。狙っているのは、ピカゼクのカプ・コケコ◇、レシリザの戒めフーパ、ミュウミュウのゲッコウガGX、ケルディオGX。ルギアGXとカウンターゲインはサイド落ち確認対象。グズマハラからカウンターゲインとダブル無色を持ってこれるのである程度好きなタイミングで起動できると判断し採用。ルギアは持ってこれないので、ネストボールを残しておくプレイングが必要。
キリンリキx1
なんかかっこいいので直前にフーパから入れ替えたカード。ミュウミュウのゲッコウガGX、カラマネロの超エネルギー、自害したギラティナ、LOミラーのルザミーネなどなど使い所は多い。が難しいので入れなくてもよかった気もする。カウンターゲインでも技打てることを忘れない。
ピッピにんぎょうx2
時間稼ぎ&山札回復&逃げ0。ベンチにばらまけるデッキだと出すだけ無駄な場合もあるので、しっかりバトル場で働かせるよう注意。山札回復手段としても使えます。ゴンベでループさせると相手がイライラしてくるので、笑顔を絶やさないようにしましょう。
カウンターゲインx1
ルギアGX起動用。グズマハラでサーチできる。
カウンターキャッチャーx3
バトル場縛り用カード。サポートはなるべくジュジュベに使いたいのでグズマよりカウンターキャッチャーを多く採用。めっちゃ強い。4枚でもよかった。
エスケープボードx2
ジラーチ逃がす用。アブソルとキリンリキも逃げられる。メルカリもつければニコタマで逃げられる。
ネストボールx4
ポケモンは全部たねなので最大数採用。8枚いれたい。
レスキュータンカx2
フーパの使いまわし。ジュジュベでトラッシュしたポケモンの回収。山札回復。1回は使いたいので2枚採用。
タッグコールx3
今環境で1番強いカードだと思っている。4枚目は腐りがちだったので3枚に落ち着いた。デッキ全体がタッグコールにジラーチで触ることを前提に組まれている。
ポケモン入れ替えx1
サポートはジュジュベに使いたいのでマオスイレンと交代で採用。ジラーチの特性を何度もつかったり、タイミングよくフーパとアイアントを入れ替えたり、使える場面が多い。デッキリストで見ると微妙だが、入れて良かったと思う1枚
リセットスタンプx2
強いカードなので入れた。相手の山が回復するので微妙な気もする。相手の手札にあるグズマなどを流して、相手のバトル場を縛ると勝ち筋が増えたりする。対LOではうっかりした相手に打つと相手がLOしたりする。
ジュジュベハチクマンx4
これが使いたいデッキなので4枚採用。ほんとは8枚いれたい。メルカリでSR4枚買って揃えた。追加効果は基本使わない。縛りたいポケモンをトラッシュされてしまうので。スリスリピカチュウに対しては追加効果使う。
グラジオx1
ルギアGX、カウンターゲイン、アセロラ、あたりのキーカードをサイドから救う。サポートが無いときは適当に使っても結構強い。
ザオボーx1
グズマハラの影響で特殊エネが増えると考えて採用。ルザミーネでループすればエネ破壊で完封も狙える。Uターンボードをロストする場合もある。
アセロラx1
回復&入れ替え&エネルギー回収。メルカリGXを出す場合はなるべくアセロラを握ってからがよい。
ルザミーネx2
サポ回収&無人発電所回収。3枚入れたほうが良さそうだが、ルザミーネループする前に相手の山が切れるので2枚にした。強気にジュジュベを2枚戻して良い。
シロナカトレアx3
タッグコールからつながるドロソ兼ジュジュベ回収カード。このデッキと相性バツグン。
グズマx2
ルザミーネで回収できるバトル場縛りカード。カウンターキャッチャーのほうが使い勝手いいので2枚
グズマハラx1
ニコタマサーチ&ルギア起動用カード。
マチスの作戦x3
後半の山削りを加速する1枚。マチス→ジュジュハチ→ジュジュハチ→やまかじりの8枚トラッシュでLOは快感。
ジャッジマンx1
相手妨害&山札回復&ドローソース。フウとランと迷ってジャッジマンを採用。いらない気もする。
無人発電所x2
妨害できるスタジアム。グズマハラ採用しているのでスタジアムなしは弱いので採用。ミュウミュウにはぼちぼち刺さる。デデンネとか使ってくれたほうが有利なので、あまり重要ではない。ミュウミュウとゼラオラには有効。スタジアム割るカードが多い環境なので、なるべくリセットスタンプなどと合わせて使うか、ルザミーネでループしたい。
ダブル無色エネルギーx4
アイアント、メルカリ、ルギア、キリンリキの技用。なるべく1枚は素引きしたいので4枚採用。余裕があるのでフーパのにげエネにもできる。
3.各マッチングへの立ち回り
vsレシリザ
フーパ活躍対面。フーパ対策カード(戒めフーパ、ボルケニオン、バクガメス)をルギアでロストに送ることを狙う。序盤のジュジュベで運良くトラッシュできるとそのまま勝つことも。メルカリスタートしないことを祈る。アブソルも活躍する。やぶれかぶれマーシャドーをバトル場に縛ると強い。
vsミュウミュウ
ゲッコウガGXをルギアかキリンリキでロストに送る。相手が山掘ってくるのでLOしやすい。キリンリキが活躍する。
vs超越ゾロアーク
こちらがサイド取らなければ超越できないので序盤から積極的に山を削る。とりひきすればするほど相手は死に近づく。
vsカラマネロ系統
フーパをちらつかせると相手の主力は大抵ギラティナになる。カラマネロをバトル場に縛って山を削る。カラマネロにエネを貼って逃げられるように準備されると辛い。キリンリキで4枚くらいエネロストできると楽勝。
vsピカゼク
サンダーなしの場合。フーパ対策がカプ・コケコ◇くらいなのでルギアを狙う。サンダーが入っている場合はゼラオラの特性を無人で止めないと厳しい。デデンネなどで盛大に山を掘ってくれる場合もあるので、その場合はピッピにんぎょうで数ターン稼げばLOが間に合う。
vs三神ケルディオ
きつい無理。ケルディオにアクセスできるカードが少ない場合が多いので、序盤から祈りを込めて山を削る。ケルディオ1体ならば無人とルギアで対応できる。マオスイレンを使いまわしたりされるので相手は入れ替えソースが豊富。まじで勝ち筋が薄い。
4.不採用カードとその理由
プレイヤーズセレモニー
持ってなかった。ゴンベと同時に使えないので。
ダイゴの決断
はじめからジュジュベを打ちたかった。自由に3枚はプレイが難しい。25分で決着できる自身がなかった。
プルメリ
環境的にエネ加速のスピードが早すぎて妨害が間に合わないと判断。手札コストもドロソが薄いので辛い。サポート権と手札2枚を使ってまで、エネを壊す価値のある場面が多くないと判断した。エネを破壊しても1ターン稼げていない。
5.まとめ
LO難しい。バイバイフーパ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?