我が道をゆくけど大体迷子
2020/6/12
昨日は布団に入っても眠れなくて、薬飲んでもダメで、2時前まで布団でゴロゴロしていたら、気づけば寝ていたみたいで起き上がると午前4時だった。
よおし起きるかーってペコペコのお腹をさすりつつ、R-1を飲んで、チーズを食べたとこで気づいた。
は????朝の四時じゃん??
なんで起きたの、なんで食べちゃったの…二度寝できないじゃん…これは、一限が始まる前に寝落ちからの寝ブッチまったなし、ということで、持ちうる限りの料理スキルを引っ張り出して、朝から煮物を作った。もちろんレシピはクックパッドで探したんだけど、これが良くなかった。いわゆる神レシピというやつである。
二時間弱かけてやっと出来上がったジャガイモと大根と鶏肉の煮物、うますぎる…なんなの、朝からこんなおいしい煮物大量に作ってアホなの?美味しすぎない?とキレながらおかわりをしていたら、あれ?3人前作ったはずなんだけどもう鍋にないぞ??なんて恐ろしい状況になってしまって、スッと血の気がひいた。
おい、これ一日の総カロリーもう食べちゃったんじゃない?まずいぞ、この満腹感は気持ちよく二度寝するイントロだぞ…というわけで、消化するためにウォーキングしようと外に出たら、気づけば走っていた。
習慣と無意識はまったく恐ろしいものだ。食後に走ってしっかり横っ腹痛くなりながら、私何してんだろうと自問自答しつつ、3キロを走り切ってしまった。
思いっきり、考える前に体が動く脳筋である。迷ったらやってみろという大石家の教えの賜物だ。「幼い頃から無鉄砲で、子供の頃から損ばかりしている」とかいう夏目漱石の例の文には首がもげるほどうなずいた。
小さい子供なら色々許されたのだろうけど、残念ながら二十歳までそのまま成長してしまった。大体バイトで大失敗するときはこれが原因である。
ちょっと立ち止まらないといけないところで、まあ大丈夫でしょって妥協するのはまあ良くあるらしいが、そんな可愛いもんじゃない。妥協のだの字もなく、走り抜けてしまうのである。
「ポイシーってマイペースだよね、ある意味ww」って言われることが多くて、私そんなのんびりしてんのか…なんて思ってたけど違うのだ。
我が道をまっしぐらに進んで、取り返しがつかなくなってからようやく引き返すのである。
いわゆる自覚なき迷子だ。「え、この選択肢以外にありましたっけ??あ、そっか人に聞くってことを思いつきませんでした次から気をつけます!」
やばい。絶対にやばい。今はバイトだからまだしも、社会人になったら絶対に早々にやらかしてめっちゃ怒られるかもしくはクビ…路頭に迷う…うわあもういやだ!!と叫んだところでまったく現状は変わらないし、もう一生モノの個性だと思って付き合う気でいる。
誰か、積極的に失敗しに行く挑戦力あふれる人材要りませんか…今なら半額、しかも反省中ということで扱いやすくなってます、大サービスですよ.…
ランニングから帰りつつ、こんな自虐的自己PRで就活できるかよ、と自分にツッコミを入れたところで、顔をあげたら普段と違う道に来ていることに気づいた。
ここで右折するポイントを間違えると遠回りなのだ、危ない…と思ってしっかり家に帰ることができた。
なんだやればできるじゃんと機嫌を持ち直して、食器洗いを始めた。
すでに起床から四時間半が経過している。マイペースな早朝の過ごし方である。
しわ寄せが来なければいいんだけど。せめて授業で夢の世界に迷い込むことだけは避けたいものである。
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#ダイエット記録