マジキャリでの成果報告。〜29歳アパレル経験のみから年収50万円UPの未経験転職を果たすまで〜
大卒でアパレル会社に入社し、約6年半務めた会社を辞めて転職することを決めました。
アクシス株式会社が運営する「マジキャリ」「すべらないキャリアエージェント」の2つのサービスを使って、未経験転職と収入UPを果たすことができたので、その記録を書きたいと思います。
転職のキッカケは給料面の不安
元々アパレル業界を選んだのは、僕自身がファッションが苦手で、見た目に苦労した経験があったから。そして試行錯誤してファッションに対する苦手意識を克服できた経験を活かしてアパレル業界で活躍したいと考えたからです。
アパレル業界で働く中でやりがいもたくさんありましたが、徐々に「課題」や「今後の不安」が大きくなっていきました。
主にこの2つがネックになっていました。
店長として働いてはいましたが、入社時と給料はほぼ横ばいで、会社としてもすごく有名というわけではないし、勢いがあるわけでもなく、業績も右肩下がり…このままここにいてもキャリア形成が難しいんじゃないかな、という不安を抱えていました。
本当は25歳くらいで転職すればよかったなと今振り返れば思いますが、店長としてやるべきことが多くあったことと、コロナ禍で転職するリスクもあったことから、転職活動になかなか踏み切れませんでした。
それでも今年で29歳になる年ということもあり、「変えるなら今だ」ということで転職活動を始めることを決めました。
マジキャリに申し込んだ理由は「個人に向き合うこと」への本気度
アクシスのYouTubeを見ており、マジキャリの存在は知っていました。
自己分析で行き詰まりを感じ、相談したかったのでマジキャリの初回面談に申し込みました。
当初は無料の初回面談のみ活用させてもらおうと思っていましたが、初回面談の中で「今後どうしていきたいですか?」という質問にスムーズに応えることができず、自分が思う以上に自分のことを理解していないことに気づかされました。
その時に思ったのが、自分の狭い視野だけで自己分析をして進む業界・企業を決めてしまうことの危険性。
なんとなく合いそうだから、なんとなく伸びてそうだから…のような「なんとなく」という曖昧な理由で決断してしまって近い将来より大きな後悔をしてしまうんじゃないか、ということが怖かったんですよね。
それを防ぐためにも自分のことを客観的に見てくれる存在が必要だし、職業紹介の前にしっかりとした判断軸を持つ必要がある。
初回面談は無料とは言え、2時間近くガッツリと向き合ってくれ、僕の本質を突くような質問をしてくれたアクシスの方のことがその時点ですごく信頼できるなと思っていたので、すぐにマジキャリに申し込むことを決めました。
最大のメリットは未来に思考が向くこと
担当コーチが僕と同じく販売職出身の方で、親近感を感じながらワークを始めることができました。
僕が選択した「自己実現コース」は全10回の面談があり、転職成功までをサポートしてくれる内容でした。
第3回目までは過去の深掘りをして、自己理解を進めていくフェーズ。第4回目、5回目は「未来のありたい姿」と「そこに到達するまでのアクション」を考えるフェーズ。そして6回目以降は企業との面接状況に応じて面接対策をしてもらいました。
個人的に良かったと思ったのが「未来を考える時間」が多く設定されていたことです。
自己分析と聞くと過去の深掘りだけを行なって、過去の延長で未来を決めていく作業のように感じますが、それだけだと過去にやったことがないこと、できなかったことは捨てて今までやってきたことの中で未来を決める、という非常に狭い人生設計になってしまうと思います。
そうならないようにマジキャリでは未来を考える時間がちゃんと確保されているし、コーチも「ありたい理想の姿」を否定することなく、一緒にアクションプランを考えてくれる。
この環境があったおかげで未来の可能性を制限することなく、広い視野で人生やキャリアを考えることができたと思います。
転職活動の目的と方向性
マジキャリのワークの中で、「職業選択における軸」を明確にしていくのですが、僕は「個人の人生を好転させる仕事をする」を軸に設定しました。
この軸に至った経緯は、僕自身の過去の原体験にあります。
スポーツも勉強もコミュニケーションも苦手な部分が多く、自分に自信が持てない学生時代を過ごしてきましたが、その時に僕の支えになってくれたのが人思いの優しい先輩や、新しい物の見方を与えてくれる書籍でした。
いつしか自分もこの人達のような「人を助ける仕事がしたい」と思うようになっており、キャリア選択への関心も持っていたので、キャリアアドバイザー(人材紹介会社の求職者担当)がいいのではないかと考えました。
初めから一つに絞らず、幅広く選択肢を検討した
とは言え、「個人の人生を好転させる仕事」はキャリアアドバイザーに限定されるわけではありません。
それに人材業界に絶対に進みたい理由がこの時点ではなかったので、実際の選考フェーズではもう少し視野を広げて活動することにしました。
具体的には「すべらないキャリアエージェント」にお願いし、軸の実現と課題(給料が上がらない、キャリアップに繋がらない)の解決を実現できる企業を紹介してもらいました。
結果的には人材業界と、デジタル領域を専門に行う営業代行の企業の2軸で選考を受けることになり、職務経歴書と履歴書を作成しエントリーを開始しました。
10月から働き始めたかったので、9月の1週目、2週目、3週目に面接を詰め込み、1日3〜4件の面接を進めました。
次々と面接の予定がある中、企業研究や志望動機を考えるのは体力的にしんどかったですが、「この企業は受けなくていいや」と自己判断を下すことなく、受けた後でどこが良かったか、どこが微妙だったか、内定をもらえたとして入社したいと思えるか、の判断をできたことが結果的に良かったと思います。
複数の企業を受ける中で「光る企業」を見つけた
結果的に人材業界2社、営業代行2社、デジタルサービスを運営する会社の営業職として1社の合計5社から内定をいただくことができました。
営業職は法人営業の経験を積むことができ、最新のサービスにも触れることができる点で非常に魅力的でしたが、最終的にはキャリアアドバイザー職で内定をいただいた人材紹介会社への入社を決めました。
マジキャリの中で設定した軸に沿っていますし、入社を決めた企業のサービスがマジキャリやすべらないキャリアのような「軸を設定し、納得感を持って選択する」というスタンスに非常に近いものであったので、ここなら自信を持って頑張れそうだと感じたのが決め手です。
未経験転職、そして50万円以上の年収UPを実現
ここに関して担当コーチと、担当エージェントの方にすごく褒めていただきました。
一般的には難易度が高いと言われている未経験へのキャリアチェンジと、年齢も30に近くアパレル企業の一社のみの経験しかなかったので、選べる選択肢があまり広くなかったのだと思います。
ただ僕自身は、過去を変えることはできないし、アパレルの中で磨いた力も少なからずあるから、それらを信じて目の前の課題と選考に真摯に向き合うしかありませんでした。
そういった意味では無駄なプライドがなかったし、変な迷いもなく突き進めたのが良かったのもしれません。
結果的に未経験でありながら、前職よりも50万円以上年収が上がり、そして今後も上がっていく可能性の高い場所にキャリアチェンジできてとても良かったです。
今後の目標
同期が数名いるのと、会社が拡大期にあり社員が増えているので、その中で目立つ存在になりたいと思っています。
営業職として成果を出すことはもちろん、誰よりも求職者(入社する会社の場合は大学生)に寄り添い、背中を押す存在であること。
やりたいことやありたい姿の具体的なイメージを持って明るく社会に出ていく学生を一人でも増やすことができたら、それはとても嬉しいことだと思います。
そしてもう少し先の話をすると、中途領域やハイクラス転職などの幅広い領域に関わり、解決できる課題を増やすこと。
その上でマジキャリのようなコーチングサービスに今度はコーチとして関わり、キャリアの悩みを抱えている人の力になることができたらこれほど幸せなことはありません。
そんな未来を掴むためにも、入社して第一線で活躍する人間になっていきたいです。