カンブリア宮殿から読み解く🥇ビジネス成功の極意②🥇〜ターゲット🎯を絞る〜
はじめに
私は約10年間カンブリア宮殿を見続けています。見ていると気づくのは「共通の考えで成功を成した経営者が多いこと」です
ひとりひとりの経営者の成功法則は一般的ではなく真似できないこともありますが、複数の経営者が共通して成功を成し遂げた考え方であればより参考にしやすいはずです
この記事では私が気づいた共通の成功に必要な考え方をお伝えします‼️
共通の考え方
今回の考え方は「ターゲット🎯を絞る‼️」です
ターゲットを絞る、いわゆる「選択と集中」を行うなんてビジネスでは当たり前と思われるかもしれませんが、なかなか絞るのは難しいです
なぜなら絞るというのは"他のサービスをしないと決めること"だからです
何かを新たに始めるのは簡単でも、何かを捨てるというのは様々な関係者から否定され、進めることが難しいものです
具体的事例
ではここからはターゲット🎯を絞り、成功を続けている組織を紹介していきます
①塩野義製薬
☞弱点であった「創薬力」を大手に負けないレベルに変えるため、研究分野を25→3分野に絞り込んだ。現場は猛反発したが「人数が圧倒的に多い大手に勝てるのか‼️嫌なら代案を出してくれ‼️」と理詰めで現場を納得させ、見事「選択と集中」を実現
②流山市
☞ 「全市民がサービスの対象」である行政にて特定の層に絞った政策は異例だが、高齢者からのクレームを押しのけ「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーを掲げ、若い子育て世帯の呼び込みを柱に置く政策を実施、ファミリー層の移住が増え、「千葉の二子玉川」と称されるファミリー層で賑わうお洒落な街へと変貌を遂げた
③ゼブラジャパン
☞全世代対象でターゲットを明確に設定しておらず経営がうまくいっていなかった所から、ファミリー層にターゲットを絞ることで業績改善
渋谷などの都会の店舗を畳み、代わりにファミリー層が多いエリアに出店し成功をしている
陳列の工夫として、子供が興味を示すだろうぬいぐるみ🧸などを目立つ場所に置き、「子供が店に入る→親も後を追い店に入る」を狙う
④俺カンパニー(挽肉と米)
☞連日行列が絶えないハンバーグの人気店「挽肉と米」では予約🗓️が出来ず朝早くから店に並ぶ必要がある。飲食店にとって予約できることは当たり前のことだが、遠くからの来店客ではなく地元の近くに住む人をターゲットに絞った結果、あえて予約なしのスタイルを取っている
⑤ワークマン
☞ 書籍も出ていますがワークマンは「しない経営」を掲げています。具体的には「社員にストレスを与えない」「ワークマンらしくない仕事はしない」「価値を生まない仕事はしない」などです。余計なことをせず仕事を絞り成果の出る仕事だけすることを重視し成果を挙げています
一番好きなのはアパレルメーカーでは値下げすることが当たり前ですがワークマンでは値下げがないことです。値下げのため値札を貼り替えるなどの事務がなくなり効率化されるのと同時に、SALEをせずとも常に最安値のため安心して購入できる顧客側も嬉しい施策でWin-Winな関係を作ることに成功しています
以上いかがだったでしょうか?
コメントなどお待ちしております‼️