台風19号
10月12日、首都圏に史上最強の台風が上陸した。
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
台風があけて改めて被害の大きさが見えて来ました。数日前からのメディア・SNSでの情報、直前には空路、鉄道、公共の乗り物に加えてコンビニ、スーパーなどの営業の取りやめ判断により、想像も出来ないほどの台風への備えに対して、「想像出来ない」事から「想像しようとする」意識も生まれたのではないかと思います。
私自身も含め、都内在住の人間は心のどこかで何だかんだと今回も何とかなるのでは?と何処か他人事のように高を括る者も多かったのではないでしょうか。記憶に新しい台風15号が残した爪痕を知るまでは。
今回は本当に事前対策の情報と、リアルタイムでの正確な情報、不要な外出はしないように、何より今まで経験した事がない「東京が休む」決断をしたおかげで、事の重大さ、規模に…都心では外出しちゃいけないんだよね?という風潮になって大概の人は家で準備し、慌てずに台風に備えられたのだと思う。いろいろ言う人もいますが、あの状況下の中でダムの計画的な放流も被害を最小限に抑えようと限界まで頑張って頂いたと感じています。次に想定される河川の氾濫、冠水、避難、命を守る行動、をメディアやSNSが後押しし、それにみんなが耳を傾けた。その結果の被害の大きさだとも感じています。誰かの誹謗中傷ではなく本来あるべきSNSの活用法も含めて、みんなの意識が同じベクトルを向いた。甚大な被害ではあったけど、もしバラバラだったらもっと最悪なケースの被害が発生していたかもしれない。
自然を前に、偉かろうが偉くなかろが皆同じ無力な人間なんです。同時に、我々の安全第一で人命確保を優先に陰で支えてくださった皆さまにも大切な人、大切な家族がいます。にも関わらず、仕事とは言え我々を最優先に夜を徹して守ってくださった事、本当にありがとうございました。 感謝しかありません。
私自身被害はありませんでした。家族も仲間も皆無事でした。それもたまたま運が良かっただけで、もしかしたら救助が必要なところに居たかもしれません…。そう考えると胸が痛いです。特に被害の大きい、長野や栃木、東北の一日も早い復興を願います。どうか皆さまの生活にまた笑顔が戻りますように。
また、この台風で命を落とされてしまった方々、ご遺族の方に…謹んでお悔やみ申し上げます。失われた命の重さを、今回経験したことを教訓に、残された我々は明日に活かせる行動をしていかなければいけないと強く思いました。
そして、復旧のために見えないところで頑張ってくださる方々のおかげで今があります。決して当たり前ではなく恩恵は常に誰かの犠牲の上にあるという事を忘れてはいけないと思いました。
どうか、ありがとう!が届きますように。
令和元年10月13日
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