6/26 日記
もうすぐ6月が終わる。梅雨は明けたのだろうか?大体梅雨明けは7月上旬のイメージがある。今年はあまり雨の日が続いていない感じがする。
しかしそれは単に、私が引きこもりだからで、2週間に1度、メンタルクリニックに行く数時間しか外出しないから分からないだけかも知れない。先々週の通院の際は、午後から雨が降っていた。
昨日から、佐藤優氏の『獄中記』を読んでいる。感想は読後に書く予定。今日は起床してから、noteを2つ投稿し、他の方々の記事やツイートを読んだ後はほとんどずっと『獄中記』を読んでいた。恐らく明日の午後には読み終わる筈である。
発達障害に対する薬物療法を行っているものの、良くも悪くも集中力そのものは低下していないと思う。
しかし一つだけ、集中力を削ぐ要素がある。酷い空腹感である。原因はほぼ確定的で、鬱病に対し投薬しているミルタザピン(リフレックス)のせいだろう。ミルタザピンは、太り易いとして悪名高い薬だ。精神科医が書いているインターネットのコラムを読むと、「食欲が増し、食べ過ぎてしまうので太る」らしいが、私の実感はやや異なる。
引きこもりを開始した当初、私の食生活は1日2食(朝、晩)が基本だった。その頃はミルタザピンでは無くラツーダを処方されていた。
数ヶ月後、血液検査の結果、肝臓の数値が正常値よりやや高いとの事で、ラツーダからミルタザピンに処方が変わった。ミルタザピンを服薬するのは初めてだった。いつもは興味津々で検索するのに、どの様な薬なのか調べるのを怠った。食生活は勿論そのままだった。
2ヶ月程経った頃だろうか、「あれ?もしかして太った…?」と疑問を抱き始めた。家では毎日楽な部屋着を着ているせいで分からなかったが、Tシャツを捲って姿見の前で横向きになると、満腹になった直後の様に腹が出ている。そうして見てみると、臀部や太腿、二の腕も明らかにぶよぶよと膨らんでいる。
引きこもりなのに、2食も食べているのが原因なのだろうと考えた。これまで、外出する用事の無い休日は1食しか食べなかった。1日1食に食生活を変更した。
ダイエットは理論上、「消費カロリー>摂取カロリー」と言う状態を継続すれば痩せる。基礎代謝による消費カロリーを考慮すれば、野菜を中心にした1食だけの食生活で、少なくとも2ヶ月あれば元通りになる筈だった。
ところが、予想は大きく外れ、1ヶ月過ぎても体型は全く変化しなかった。その上、最初は1食でも平気だったのが、少しずつ空腹感を覚え始めた。
基礎代謝が平均より下回っているのかも知れない、と思い、室内で出来る運動を開始した。1時間程、汗だくになるまで踏み台昇降、腹筋をする事にした。
それを考慮に入れても、空腹感が耐え難いレベルにまで達していた。そこでようやく「おかしい」と気付き、ミルタザピンが太り易い薬であると知った。
現在は、1食の量を減らして2食にし、運動時間を1時間半に増やした。
まだこの生活を始めて1ヶ月経っていないので、要経過観察と言ったところだが、雲行きは怪しい。
空腹感は相変わらずで、紛らわす為に喫煙数が日に日に増えている。普段は自室で読書や作文をしているのだが、空腹感で集中力が削がれ、更に喫煙するのにリビングに移動するので、作業を中断し、再度集中し直さねばならない。非常に効率が悪い。
とは言い条、ミルタザピンにより精神的な健康が保たれているのも事実である。薬の変更を医師に相談するか否かは、もう少し様子を見ようと思う。
運動は身体的な健康上継続するにしても、空腹を紛らわせる方法は無いものだろうか。たまに漬物を食べる事もあるが、気休めにしかならない。悩ましい問題である。