バスケットボール騒音

 SNS上でバスケット騒音について話題となっているようです。きっかけはテレビの番組で住宅地に設置されたバスケットゴールが近隣に迷惑なのでは?という論点です。

 バスケットボールのドリブル音は衝撃波を伴っており、やってる本人たちが思っている以上に迷惑な騒音です。そこを理解してない人たちが入ってくると議論は平行線となり社会の発展にとってマイナスですがそれに気づいてる人はどのぐらいいるのでしょうか。

 本件は住宅地の話題であるので迷惑行為であることを理解する人も多いようです。ですが、このようないわゆる道路族騒音問題があがると公園騒音被害者が煽りを受けます。すなわち、「住宅地はアウトだが公園からの騒音は我慢しろ」ということです。

 公園の横にも住宅はあるわけで、住宅街である点では同じはずなんですが公園は必要な施設であるため周辺住民は犠牲になれと言われるわけで、そのたびに私は心を痛めます。

 そもそもその施設は屋外ー住宅地に影響が出る範囲に設置しても良いものなのか?という点について疑問を持たないことが問題だと私はずっと主張しています。

 スポーツ振興が過剰に加熱してしまっている現代日本では迷惑な施設が急に誕生してしまう可能性がとても高くなっていますし、バスケットボール以上にうるさい施設も当たり前のように設置されてしまう日がくるかもしれません。

 日本国内が経済的に衰退し先進国とは言えなくなっている昨今、なぜテレビメディアはスポーツばかり取り上げ国民にスポーツをやることを推奨しているのか。私はそこから疑問を感じています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?