アニメを見返すとまた違う感想を抱くというお話
私は趣味が映画鑑賞なのでU-NEXTに加入しています。U-NEXTは映画の本数が多いけど実はアニメも多いです。(宣伝ぽいですが依頼受けたわけでもないし何の報酬も発生しません)
大昔に観た『ひぐらしのなく頃に』というアニメのリブート作があることに気づいたので観てみることにしました。作中にヒロインを救うために児童相談所に訴えに行くというシーンがあります。そのシーンではお役所仕事に対する皮肉がたっぷりでとてもリアルに描写されています。昔見たときは、本当にこんな感じなんだろうなお役所仕事って・・・ぐらいの感想でしたが、実際にお役所仕事に苦しめられた経験のある今となってはあまりのリアルさに当時の恐怖と絶望と怒りが蘇ってきました。
「今対応中です」「もう十分お話は聞きましたので今日のところはこれで」というお役所の対応。私も実際に体験しました。そしてその後役所から連絡が一切こなくなることも知っています。
最初は「分かりました」と言います。そして現場を見に行きます。しかしそこから役所は全く進まないのです。本当に進まないのです。何故そうなるのか・・・役所は対応したという事実があれば仕事を果たしたと評価されてしまうのでしょう。実際に問題を解決する必要がないと考えてるとしか思えません。
私の場合は公園からの騒音でした。一日中ボールの音と叫び声、利用時間を守る人など居なくて夜中も深夜も早朝も誰かやってくる。地獄でした。
奇しくも解決方法まで似ています。権力者に訴える、です。私の場合は何のコネもなかったので手当り次第市会議員に相談のメールや電話などをしました。一人だけ話を聞いてくれる市会議員の先生がみつかりました。そして、恐ろしいことに市会議員の先生の口添えで役所はすぐに動いたのです。私個人がいくら話をしても無駄に終わっていたというのに。
公園を潰したというわけではないので今もまだ騒音は続いていますが少し緩和され救われました。
アニメではみんなが一致団結していましたが、騒音問題はほとんどが孤独な戦いです。私のところの場合は私の家が壁となっているので周辺に騒音が広まらずうちとその他数件が犠牲となっている状態です。
お役所の対応に苦しめられている人がいたらできる限り私も手伝ってあげたいと思います。皆さんも同じ思いになっていただけたら幸いです。