今年の締めくくりの挨拶
今年はもっと本腰を入れて世間に出して恥ずかしくない記事を書きたかったのですが入院や騒音のストレスの蓄積など事情が重なり思ったようにはいきませんでした。
今年の締めくくりに一つ最近の事件に触れて見たいと思います。
皆さんの記憶にも新しいであろう北九州市の中学生刺殺事件です。複数のメディアが犯人の人物像に関して報道をしています。最初は子どもと遊んであげていたとか周りの喧嘩を止めるタイプだったとかポジティブな報道がありましたがすぐに別の報道が出てきました。
普段から騒音トラブルを起こしていたという内容です。拡声器で怒鳴り声をあげていたとか爆竹を鳴らしていたとか軍歌を流していたなどの近隣に迷惑をかけていたとのことです。
騒音関係の事件はたまにニュースになりますがほとんどが何年も続いてた結果最後に爆発してしまったという経緯です。なにかおかしい人物がいると警察や役所は把握していたのに何の対処もしなかった、そういう事情が後から判明することがとても多いです。
騒音のことで役所や警察などに相談をしたことのある人はわかると思いますが役所は非常に冷淡です。実際に役所に解決してもらったという話はほとんどきいたことがないです。まともな法律がなく何も出来ないという事情がその背景にもありますがそれを考慮してもあまりにも冷淡で絶望の底に叩き落されます。
この事件でも同様に”冷淡な処理”がなされたのが手に取るように分かります。警察は注意するだけ。パトロールを強化しますと言って実際は目に見えるほどの強化はしない。役所はせいぜい電話するだけ。問題を解決したいならば民事訴訟を使えというスタンス。
大きな事件には前触れがあることがありますが騒音もその一つなのは間違いないです。国はしっかりと問題解決できるよう立法し行政は親身になって問題解決する。それだけのことがなぜ出来ないのでしょうか。
言うなれば、国民の住環境に対する無関心。これは立法府や行政府だけではなく国民自体にも原因があると思います。騒音被害者に対して暴言を吐く人がとても多いからです。全て自分に返ってくることであるはずなのに誰かにストレスをぶつけることを優先する。そんな人達がいる限りは変わるはずもないのでしょう。
まだまだ言いたいことはたくさんあるのですが今年はこれで筆を置きたいと思います。私の拙い文章を読んで頂きありがとうございました。