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フリーランスが収入の柱を複数持つべき理由と、10個の収入源を公開してみる
「デザイナーはデザイン業だけで、ライターはライティング業だけで生活しなければプロとは呼べない」という考えの方がいますが、私はそうは思いません。
クリエイティブ報酬だけにこだわり、収入がそれ一本に集中してしまうと、案件が途切れた瞬間に大きな不安を抱えたり、低単価の仕事を受けざるを得なくなるリスクが高まります。10年間ずっと安定していた収入が突然ゼロになってしまうケースは珍しくありません(実体験談)。
かつては企業での副業が禁止されることも多かったのに、いまでは副業を推奨する企業があるくらい、働き方の多様化は進んでいます。フリーランスにおいても同様で、クリエイティブ報酬だけに固執するのではなく、収入の柱を複数持つ働き方はこれからの時代には欠かせないものだと考えています。
そこで本記事では、複数の収入源を持つメリットや、その具体的な組み立て方を詳しく掘り下げ、フリーランスとしてより安定した収入を築くための方法をご紹介します。
クリエイティブ報酬依存からの脱却
フリーランスで活動する喜びの一つが、クリエイティブへの報酬です。作品に対しての報酬が得られると達成感を感じ、モチベーションにもつながります。
しかし、ひとつの収入源に集中してしまうと、以下のようなリスクが生じます。
案件の波による収入の変動
クリエイティブ業務は受注状況に左右されやすいです。依頼が集中して数か月待ちになるような状況をつくることができれば「安定した報酬が得られそう」と思うかもしれません。
しかし、制作が思うように進まないと、無収入の期間が発生する可能性もあります。また、繁忙期と閑散期の差が激しいと、フリーランスの収入源がひとつだけでは不安定になりがちです。
低単価案件への依存
実績や経験が十分にあれば高単価で仕事を請けられますが、フリーランスを始めたばかりで実績が少ない場合、低単価の案件を数多くこなす必要が出てきます。
安定を求めて大量の低単価案件を抱えた結果、制作時間ばかり消耗し、収入が伸びない状況になることもあります。
スキルアップや新しい挑戦への時間不足
一人でクリエイティブ案件を抱えていると、学習や新しい挑戦に割ける時間が限られてしまいます。
たとえば、ウェブ制作ではデザインのトレンドや最新のコード技術を学ぶ必要がありますが、業務が忙しいとこうしたインプットの時間が削られ、新たな領域への挑戦が難しくなります。
その結果、スキルや領域の拡張が進まず、ジリ貧状態に陥りやすい点もリスクとなります。
そこで重要なのが、クリエイティブ報酬以外の収入源を複数持つことで、リスクを分散することです。フリーランスのクリエイターが考えられる収入源について10個紹介していきます。
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