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#ダースレイダーの音楽話 #52 同じビートに乗ればとりあえずなんとかなる。俺らナッツ!

Take It or Squeez It/The Beatnuts

これは今や絶版のヒップホップディスクガイド用のレビュー。ディスクガイドこそリンクつけてKindleにすれば良いのに、と思うんですが難しいのかな?

ビート狂によるサンプリング芸術は21世紀をどう乗りこなすか?といっても生粋のパーティー野郎
でもある2人。
今作ではラテンノリの明るさを全面に出して、真顔でラップすればするほど面白い、という境地に至っている。
最初に元メンバーのAl Tariqを迎えての俺らナッツ!でまあ俺たち色々あったけどさ、やっぱつるむと楽しいよね!と歌う。ヒップホップは同じビートに乗れば、とりあえずなんとかなる(あ、キャニバスLLの例もあるけど)。
シングル”No Escapin This”でのグレッグ・ナイスと”Lets Git Doe”でのファットマン・スクープはほぼ同じ使い方で、とにかく煽る、煽る、煽る!
最高のセンスで組まれたビートでバカ騒ぎ、これまたヒップホップゲーム。


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