#あとは寝るだけ に出逢って
銭湯とは不思議なもので、湯船から出て「あとは寝るだけ」になった自分が一番優しくて、履いてきた靴下がちぐはぐでも笑えて、帰り道の落書きや星空に心が向くようになった。
そんな「小さなことに幸せを感じられる日常」を送れるように願いをこめて。
「よく眠れる魔法のおまじない」#あとは寝るだけ
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以下備忘録
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銭湯に通うようになって、#あとは寝るだけ に携わるようになって、心の余白について考えるようになった。
大学時代、天気が良いだけで嬉しそうな人や研究発表準備で死にそうなのに初詣に誘ってくるご機嫌な研究室の同期をみていると腹が立った。なんで自分はいつもHPギリッギリで生きてるのにこの人達は余裕綽々なのかと。
家に帰れば誰かが怒って誰かが泣き叫んでた。誰も悪くないのに、全員が自分の人生が誰かのせいでうまくいっていないと罵り合ってた。
もう、取り返しようがなかった。
振り返ると、いつも余裕なんてなくて常に怒ってた。一部の人たちは自分の好きに正直になれ、と言ってくれていたけど幸せになろうなんて考えが浮かばなかった。
それから1年ほど経って家を飛び出て、銭湯に偶然辿り着いた時に風呂の壁にあった記事の最後に
「自分のために、その小さなしあわせを選べる勇気をいつでも持っていたいな」って書いてあったんだ。
もう湯船の中でめちゃくちゃ泣いた。こんな世の中でご機嫌になるなんてお花畑だと思ってはいたけど心の奥底ではずっとご機嫌になりたかったから。そしてそれって怖いよな、勇気がいるよなと言ってくれたから。
風呂は誰のためでもない、自分のために入るものだった。風呂から出たら肌がすっべすべになって、番頭のおばあちゃんが「おやすみなさい」と声をかけてくれた。
そんなことが少し嬉しくて通ってたら帰り道に星が見えたり、道端に咲いてる花が見えた。天気が良い日には鼻歌を歌いながら散歩に出かけるようになった。知らない人に心から挨拶が返せるようになった。
それに気づいた時、衝撃すぎてまた泣きそうになった。
もともと自分をご機嫌にしてくれるものはたくさん世の中にあるはずなのだけど、それを面白そう、嬉しい、楽しい、幸せだな、とまず思えるかどうかは自分の心の余裕次第だと思う。
#あとは寝るだけ は銭湯に行った後に心の余裕ができて小さな幸せを抱きしめられる その状態のこと。
だからいつか、自分の周りの人や、なにより自分の家族が #あとは寝るだけ になれますようにと、まじでガチで願っている。
もちろん自分だっていつも #あとは寝るだけ でいられるわけじゃないけど、明日も明後日も小さな幸せを抱きしめられるように #あとは寝るだけ を育てていきたい。そろそろあとは寝るだけについて喋るpodcastやってみようとしているところ!いろんな人に届くといいな。
風呂も入ったし #あとは寝るだけ
※2022/04/25 に書いたもの
祝Podcast公開!これを見た誰かの #あとは寝るだけ ストーリーを聞いてみたいです。
https://open.spotify.com/show/3ZOsy0XQzu1FoEZFhGSIPq?si=rV0bfd7DTJGcCBfkVUqyfQ&nd=1
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