ナイトフィッシング【追記】
以前、担任した子の保護者さん達に誘われ
昨夜遅く、夜釣りに行ってました。
真夜中の活動って大好きです。
裏の世界にいるというか、
あの静寂さ、謎の背徳感などなど
夜中の会話も非日常的な感じが好きです。
更に釣りは糸を垂らしながら
ぼーっとでき、ポツポツ話すのも好きなので
夜釣りは一番のリフレッシュになります。
暗闇に糸を垂らしながら
ふと、ある保護者さんがポツリ
『先生、まだ通信を毎日出してるの?』
『懲りずに出してますねえ…』
『先生の通信は写真があるから嬉しかったよ』『ありがとうございます。みなさんが知りたいのは学級の様子と思ってまして…』
別の保護者さんがポツリ
『あれ、誰が何回出てるか計算してたでしょ?』
『そうですねえ、バレてましたか!』
『噂になってたよ。名前も意図的に入れてるのではないかって』
『そうでしたか。名前があると嬉しいかなとも思いながらしてましたねえ…』
以前の担任とは言え、保護者さんに学級経営の仕掛けをがバレるとむずむずした気持ちになりました。
『今、娘の担任は文字ばかりで見ようとも思わないんだよね…』
『担任の熱い思いとか、書いてあるかもしれないですよ』
『毎日忙しい中で、文字ばかりだと滅入ってしまうんだよね。担任のことより、子どものことが知りたいのが本音だよ。』
真夜中の海辺で、ふわふわした感覚で
今だからできる話ができる関係性に染みながら
このような関係ができた喜びを噛み締めながら
素敵な夜釣りの時間を過ごしました。
誰かの願いが叶うころ
あの子が泣いているよ
みんなの願いは
同時には叶わない。