【基本】料理接写・上達のテクニック講座
メンバーシップ記事は徹底的に実務や転職等のノウハウにこだわっていきます。今回は、リクエストを貰った「料理接写」について。私としては得意なジャンルの撮影です。
が、要点をまず伝えますね。TVで必要なのは、「美味しそう」に演出することです。料理そのものをめちゃくちゃ綺麗に作り込んで撮ることは、必須ではありません。よく「料理は女優のように撮れ」とか「料理とポルノは一緒だから気分を高めるのが大事」と、協会時代教えられましたが、今の時代からするとアウトな比喩とはいえ、肝に銘じておくべきことです。
しかし、こんなこともTV局に勤めていて一度も習わずに何十年も過ごすケースは少なくありません。見てください、NHKのこの悪い見本を。
https://twitter.com/nhk_shutoken/status/1560793740293406720
なぜ、こんなふうにハンバーガー(?)を撮ったのか分かりません。料理を不味そうに撮るというのは、個人的には“犯罪的行為”であり、こんなカットのために使われた受信料は“不正経理”だと見做しています。
しかし、料理で高得点を取れるようになれば、一気に映像作品のクオリティが上がって「見える」ことに加えて、OGP作りにも繋がります。なので、読者の皆さんがこんな失敗をせず、映像作品のクオリティをコスパ良く上げられるようなテクニックを実例付きで解説していきます。
noteという媒体の都合上、私の手元の写真を使っていきますので、新聞等のオールドメディアの方にもオススメです。雑誌の方には、あまり目新しいことは無いかもしれませんが、映像に転身されたい方は発見があるはずです。
TV番組の料理接写に求められるものとは?
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