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NHKニュースクリップ(2024年10月27日号)

今回は選挙からです。

最近のNHKの劣化ぶりを見るに、恐らく衆院選でも何かあるだろうな?と私は構えていました。すると、案の定、20:00当確を伝えてしばらくした後、放送に異変が起きていました。端的に言えば、比例の得票状況など、出るべきものが出ていなかったのです。

その後も、当確が全然出ていませんでした。NHK的には「丁寧に報道した」と読みかえられるのかもしれませんが、致命的な誤りも発生していて丁寧とはほど遠いものでした。

NHKは大量の人員を使って、期日前出口と当日出口の調査に加えて、開票所での目視調査なども行っています。実はこれらのうちで最も重要なのは開票所取材です。この情報をリアルタイムで入力して、初めて「当確」が打てるのです。

このNHKの「当確」はスピードと正確性いずれにも定評があります。しかし、今回は「当確」が適切に出せていませんでした。多くの陣営を「NHKの当確でバンザイを!」と待たせていますし、何より、マスコミ各社もNHKの当確を参考にしているため、他局でも当確が遅い異例の事態となっていました。

朝日新聞などは選挙報道にまだ力を入れていますが、恐らくは激戦区以外はNHK頼りの一面もあったのではないでしょうか?こちらも遅々として進んでいないように見えました。

私が最後に選挙に携わってからはしばらく経ちますが、開票速報番組も現場中継もひと通りはマスターしています。ここで票回しが入るとか、細かな事も含めて、大方のことは身体で覚えています。

恐らくNHKのOBなら気付いたはずです。ヒューマンエラーなのか、システムトラブルなのか、はたまた陰謀か?民主主義の根幹を担うNHKの選挙報道で何が起きていたのか、改めて厳しい検証が必要です。

※どうもハード・ソフト両方に原因が考えられるトラブルがあったのは事実のようです。

ローカル局に異変 NHK甲府のXが開店休業中

この1ヶ月、NHK甲府のXアカウントがおかしな事になっています。

10/28朝時点でも選挙のPostすら無し。何ならほぼ1ヶ月に渡って、ごく僅かしかニュースを発信していません。通常なら、出稿したニュースは自動的にXにも投稿されるはずなので奇妙です。

NHKが自ら偽情報だらけだと非難するXで情報を発信する意味が個人的には分かりませんが、ネット受信料を取るなら地域向けの情報発信の充実も不可欠です。

にも関わらずローカルニュースがこんな状態では先が思いやられます。

※他にも、「この局がおかしい」とお気づきのものがあったらDM等でお知らせください。

ネット受信料を巡る不穏な動き

ネット受信料関連でも気がかりなニュースがありました。

要は、電波による放送を縮小するという事です。施設や回線の維持管理はコストカットの為に止めるのかもしれませんね。

NHK受信料は、基本的には放送電波を「あまねく」届けるために徴収されています。ブロードバンド代替は、インターネットが使えない状況での情報ライフラインとして放送が使えない事を意味しています。

既にNHKもインターネット回線無しには全く成り立たないわけで、本質的には「ネットが使えなきゃ放送も出ないんだから、別に良いだろ!」と言えなくもないのですが、放送の存在意義がますます希薄化しています。

NHKの取材用Xに注意!プライバシーを侵害する異常な取材手法

ここ1ヶ月くらい、NHKの取材用アカウントが狂ったようにマルチポストを行っています。内容は次の通りです。

突然のご連絡失礼します。NHK首都圏局でディレクターをしている者です。現在、子宮頸がんの取材をしており、@@@@様の投稿を拝見してお話伺えないかとご連絡差し上げました。もしよろしければ、このアカウントをフォローしていただけませんでしょうか。ご検討お願いいたします。

NHKの取材用アカウントの投稿

このリプライは誰の目にも触れる形で、数十人以上に対して行われています。私もNHK関連の情報を普段から集めている関係で、Xのタイムラインに表示されてしまいます。

そもそもDMを開放していないのは、見知らぬ人とXで絡みたくないという意志の表れです。にも関わらず、NHKが接近してきて、病気の事を詮索するなどデリカシーの欠片もありません。

結果的に、リプライを送られた方が子宮頸がんの当事者だ、と私のような部外者にも伝わってしまっています。

このような取材手法は、「アウティング」にも通じるものです。

なお、私は以下のようにNHKに問い合わせを送りましたが、10/28 18:00現在も返答がありません。

私が送った問い合わせ

国際放送ジャック コエツ氏が語る緊迫の日本脱出

コエツ氏への取材記事が話題になっています。

取材が迫り、身の危険を感じて国外に脱出したとの事ですが、なぜ彼の住居を日本のテレビ局が掴めたのでしょうか?意図的にリークされたのではないかと思わず疑ってしまうような内容です。

立花氏が主張しているように、この件は中国籍の方にNHK的な曖昧な原稿を読ませること自体が無理なんです。日本にとっては政治的リスクがありますし、ご本人と家族にとっても危険です。

これこそ中国語が話せる日本人アナウンサーに読ませるべきものです。早急な体制変更が必要です。

放送100年 キャッチコピー決定

「ひとりを思う みんなのメディアへ」になったようです。

いっそ、「また一から、まっ白な気持ちで」にして全部リセットしちゃったら良かったのでは?

放送100年の取り組みは他にも呆れるようなものが多数あります。視聴者に不便益を強いてまで見せかけの視聴率を維持するテクニックとか、大真面目に伝えていて恥ずかしくないのでしょうかね?

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