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【基本】高校野球中継の注意点

7/1に人事異動の発令がありました。初めて、または久々にローカルに行く方も多いかと思います。高校野球中継は簡単なようで落とし穴が多い放送です。私も最後に高校野球をやってからは相当時間が経っていますが、転ばぬ先の杖として見落としがちなポイントをまとめてみます。

なお、最新の放送システム(テロップ系統など)についての知識は全くキャッチアップ出来ていないので、それ以外の主に対外的要素でのトラブル要因に絞ってお伝えします。

夏の高校野球中継とは?

ローカル局では、都道府県の代表決定までの、準決勝(2試合)と決勝の3試合を放送する必要があります。その中継PDやら、メインのアナウンサーやらはローカル局で用意する必要があるのですよね。

基本的には、その3試合分だけを準備すればOKです。今回の記事は、その3試合を乗り切ることだけを目的としています。

念の為、高野連の関係者を抑えておこう

高校野球は色々と高野連側が判断する要素も多いですので、とりあえずPDを担当する場合は、高野連の実権を誰が握っているのかは把握しておいてください。

通常は組み合わせ抽選会で名刺交換などするかと思いますが、もう既に終わっているでしょうから、別途の連絡になるかもしれませんね。

注目高の取材などに行く際に、ついでにアポを取っても良いかもしれませんね。最近は、夕方のローカルなどで見どころみたいなVを作って、雨用の出し物の代わりにすることも多いので、何かの予定と抱き合わせにしておくのが良いでしょう。

中継に入る他社との場所取り合戦に注意

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