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NHKニュースクリップ(2025年1月12日号)

※祝日のため13日夜に更新しています。

13日は、九州南部で震度5弱を観測する地震がありました。

私もNHKプラスを開いてみたところ、「津波の心配は無い」とアナウンサーが宣言した直後に「既に津波を観測」と伝えるなど、もはやフェイク情報のような有様でした。

以前も南海トラフとの関連が疑われた震源域なのに、伝える側の心の備えが全く出来ていないように見えました。

今、NHKでは地震や災害、戦争などの際に緊急招集はしづらくなっていると聞きます。万一の事があった際に、「業務命令を裏付ける証拠が残ると厄介だから」と私は見ています。

誰もがNHKを開いてくれる緊急時に抜きん出た成果を出すことが、NHKの事業存続において最も重要です。受信契約を取れる唯一のチャンスですからね。

にも関わらず、緊急報道が緩すぎます。動画投稿訓練だかを最近もやったらしいですが、会長含めて全職員がきちんと取材をした上で手元のデバイスを活用し、独力でも放送を完遂できるような体制を作らないと、本当に社会から見捨てられますよ。


通称「NHKのラスプーチン」正体が報じられる

2024年末に発表された、経営企画局と人事局を横断する不祥事。未だNHK内部での混乱は続いているようですが、この件について一般メディアから少し掘り下げた報道が出ました。

本名も明かされています。私が以前触れた人物ですね。

新潮の報道内では否定されていますが、NHK上層部の権力闘争の過程で起きたという説が、私の元には複数の筋から寄せられました。また、「東大出で女に免疫が無かったようだ」などと揶揄するような声も上がっています。

NHK経営計画(2024-2026年度)<2025年1月修正>記者会見要旨 によれば、稲葉会長が「影響は無い」という趣旨のことを述べているものの、同人物が抱えている案件があまりに多く、パニック状態の部署もあるとか無いとか…

毎年億単位で浪費 Web広告の呆れた運用実態

で、本件に関連して、笑えるようで笑えないことが1つ明らかになりました。私が撮ったこちらのスクリーンショットをご覧ください。

NHKが出稿したWeb広告(公益のためスクショ)

この記事を読む人に対して、「受信料を払え」という広告を出してどうするのでしょうか?どう考えても、ご丁寧に開いて受信契約を行うわけが無いですよね。私は衛星契約でご丁寧に払い続けてますけど。

では、これほど無益なWeb広告にNHKは幾ら支払っているのでしょうか?公開情報でWeb広告と思われる部分を見ていくと、軽く億単位のコストが積まれていることが伺えます。

NHKは赤字予算を立てています。にも関わらず、こんな無益なことに受信料を浪費するのは信じられません。

前会長の前田時代に止めたはずの訪問収納も、まるで車輪の再発明かのごとくまたやっていますし、DMも何億とカネを掛けてばら撒いています(TOPPAN系列の会社に大量に委託されています)。

そもそも、ライフラインのように、「無くては困る」と言われるくらい有益な情報発信をすることが一番大事なはずです。放送局の本分を果たそうとせず、しょうもない策で受信契約を増やそうと画策するなど愚かなので、一刻も早く停止して欲しいものです。

大河「べらぼう」問われる制作者の倫理観

出演された「AV女優」の方が早くも大河ドラマをプロモーションに活用しているのを見て、非常に複雑な気分です。受信料がポルノ産業に注がれているわけですからね。

既に放送された2話の件の前に、私が指摘しておきたいことがあります。それは、1話の死体処理のシーンにおける「非人」の扱いについてです。

ドラマとして、江戸の風俗街のことを今の時代に描くのなら、非人の問題も避けて通れないはずです。死んだ遊女に対しては、同時代にはまず有り得ないような配慮をしながら(それが適切な描き方かはさておき)、非人を差別的に描くのはダブルスタンダードではないでしょうか?

2話ではルッキズムを肯定する演出

私は「べらぼう」が嫌いなので、1話で離脱してしまいました。

TVALデータ

速報値では世帯2位とふるわない結果です。

見ていないため、Xのタイムラインに流れてくる情報ですが、さすがに呆れるようなシーンがあったようです。

それは、平賀源内が記したと言われる「細見嗚呼お江戸」の一節を描くシーン。

あるいは骨太(ほねぶと)、毛むくじゃれ、猪首(いくび)、獅子鼻(ししはな)、棚尻(たなっしり)、蟲喰栗(むしくいぐり)のつつくるみも、引け四ツの前後に至れば、余って捨(すた)るは一人もなく、ひろいところが、アア、お江戸なり

https://president.jp/articles/-/90200 から孫引き

この時、実写で容姿が悪い遊女のポートレートのようなカットを重ねつつ、えらく能天気な曲調の劇伴を流していました。

いわゆる「蓼食う虫」に近い世界観なわけですけど、NHKも多様なセクハラについて伝えたりする中で、この演出は配慮が足らなすぎると思いました。性病に全身を蝕まれ、苦しみ続けた吉原の女性たちが、まるで自分たちから男を待っているかのような画作りをする必要は無いでしょう。

穿った見方をすれば、1話の死体のシーンのように、毎話毎話、X上で論争が発生して「べらぼう」について拡散される状況を生み出すための高度な作戦かもしれません。

NHKにそんなことを計画して仕切る能力はありませんので、広告代理店などに委託して、1話ごとの設計と話題化をシステマチックにやっているんでしょうかね。

私が記憶する限りですが、「真田丸」や「鎌倉殿」についてのX上の発話は、もう少し自然発生的だったはずです。

私は、「べらぼう」は非常に不自然に感じます。何か裏があるように直観するので、引き続き探りを入れていきます。

Netflixには遠く及ばない

画作りとかシナリオとかどれも私は嫌いなんですけど、せめて「べらぼう」はこんなテーマを扱うのなら、PG13等の設定はしたらどうでしょうか?

家族視聴していて、そのシーンがどんな意味か子供に伝えるのも実際には大変でしょう。

NHKの放送には、「嫌なら見るな」は通用しません。誰もが楽しめるように作らなければならないのです。

それが出来ないなら、せめてPG-13とかR-18とか大きく目立つ形で付けたらどうでしょうかね?

X上でNHKのポストに「警告」不用意なリンク押下は避けるように

ここで、皆さんにひとつ警告です。NHKが「べらぼう」についてやたらとX投稿を繰り返していますが、リンクを押下すると次のような警告が表示されます(2025年1月12日調査)。

実際の警告表示

NHKのサイトが安全である保障はどこにもありません。下手にリンクを押下しないことが賢明です。

マジレスしますと、NHKは内規でX投稿はサイトへの誘致しか原則できません。一方、X(イーロン・マスク)はプラットフォームから出ていく行為にペナルティを与えることを明言しています。

NHKプラスへのリンクはPinP視聴をしながらXを楽しむこともできるので、ペナらないだけだと考えられます。

かつてのTVがそうだったように、XもYouTubeもAmazonもNetflixも自らのプラットフォーム内から客が出て行かないように様々な手を尽くしています。中でも、Xは特に露骨です。

そんなことは明白なのに、「Xはフェイクに溢れている!」と叫びながら、しょうもないNHKサイトへのリンクを貼りまくるなど愚かなことです。

即刻Xから出て行って、mixi2でも何でもNHKにとってのユートピアで情報発信をしていれば良いと思います。

今や、NHKのXアカウントは数え切れないほどあります。そこに、放送ひとつ作れない職員が子供騙しのような投稿を繰り返しています(しかも、曜日や日付すら正しくない投稿も多い)。

明らかに受信料の無駄遣いですから、ニュースアカウント1つだけにして後は全部削除すべきだと私は思いますね。

経営委員会議事録から 総務大臣がニュースウオッチ9を名指しで非難

最近、私が「楽しく」チェックしている経営委員会議事録。直近公開された分も見どころがありました。

経営委員会では、予算についての議論が盛り上がっているのですが、上記リンクに掲載されている「日本放送協会令和5年度業務報告書に付する総務大臣の意見」を皆さんも読んでみてください。

令和5年5月15日に放送した「ニュースウオッチ9」において、視聴者を誤認させる不適切な伝え方が行われ、同年12月5日に放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会から「放送倫理違反があった」との意見が出されており、再発防止の徹底に向けた取組を引き続き着実に実施すること。

総務大臣意見より

再発防止どころか、視聴者を欺くようなフェイク情報をNHKはその後も何度も発信しています。

アニメでも誤り多発

ニュースもほぼ毎回何らかの訂正をしていますが、例えば、このアニメなどでもありえない間違いが発生しています。

公式サイトからはしれっと誤情報の件を削除しているあたりが悪質です。

NHKは修正履歴を対外的には一切公表していませんが、私が調べる限り、最低でも毎月150件は訂正が発生しています。ローカルやBSの分まで全部細かく点検したら、数倍になるでしょう。

総務大臣からも苦言を呈されていながら、NHKは全く改善できていません。

こんな風にいちいち点検するのも私くらいでしょうけど、今後も指摘は続けていくつもりです。

NHKは約束を守らない

NHKでは悪質な不祥事が数え切れないほど起きてきました。そのたびに再発防止だのを「約束」するのですが、本当に履行できているか検証した人はあまりいないでしょう。

ここに、今から15年以上も前、平成20年にNHKが世間様に対して公表した「約束」があります。

いちいち個別に論じることはしませんが、どれ一つとして履行できていないことはすぐに分かるはずです。

それでいて世間様に対しては偉そうなことを述べ、受信契約はすぐに訴訟するのはおかしな話でしょう。

ぜひNHK職員・関係者の皆さんも今から1年後・3年後・5年後と観測してみてください。本当に何も守りませんから、NHKは。

【注意】NHK関係者向け 5食営業時間短縮

NHKのコストカットって本当に適当なんですよね。

驚いたことに、5食(5階食堂)の営業時間が2025年2/1から、18:00までに短縮されるというのです。

5階食堂(2022年ごろ筆者撮影)

私は5食の利用頻度が結構高かったんですが、これでは「夜まで仕事をするな」と言わんばかりです。

最近は物価も上昇している中、食堂が使えないのは若手職員や外部スタッフの方にとっても痛いのではないでしょうか?

見落としていて食事が出来ない方が出たら気の毒なので、私の方から代わりに周知しておきますね。

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