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NHKニュースクリップ(2024年8月11日号)
パリオリンピックが閉幕しました。日本のメダル獲得数が多いとか、NHKが金メダルの中継数が最多だったとかSNS上では色々と情報が飛び交っています。
一方、実際の放送はどうだったかと言えば、総合と教育の迂回だけでなく、サブチャンネルの濫用もあり、非常に見づらいものだったかと思います。さらに、放送は不体裁が相次ぎ、過去に例が無いほど低品質でした。私自身、オリンピック応援は2回経験しましたけど、もっとどっしり構えて放送していたような記憶があります。
そんな中、NHKで話題になったことと言えば、「裸に見える服」のような件ばかり。私が週刊誌の記者の方から聞いた情報を総合する限り、あの衣装関連の各社の記事合算で億単位のPVを獲得したとか。
NHKオンラインで一番読まれている記事が、せいぜい100万PVとか200万PVです。クロ現のWeb記事が1000PVとか2000PVだった時代を思えば大進歩とはいえ、本気でNHKもPVを取りたければ、アナの衣装の話でもやったらよかったのではないでしょうか?既に節操も無いし。
報道局長不在? 間隙をつくように発生した大災害
先週頭くらいから、NHK内でちょっと妙な動きがありました。報道局長の動静が伝わって来なくなったのです。どうせ夏休みでも取ってるのか?と思っていたら、情報が飛び込んできました。
オリンピック期間に油断した報道局長が大統領選の視察名目でアメリカ出張。この間、歴史的な株価暴落・南海トラフなど地震の危機など、いずれもNHKにとっては重要な局面にも関わらず不在だった。そもそも、広島長崎などもある期間に、なぜ必要性が薄い海外出張に出ていたのか?説明責任を果たすべきだという声が出ている。
そもそも、現在の原報道局長体制になってから、NHKの緊急報道はメチャクチャでした。能登はヘリが飛ばず、火災の注意喚起が不十分。悲劇のアラカルトで深掘りした報道は全然無し。他にも事件・事故・災害が相次ぐ中、「深夜早朝・土日祝日は対応しません!」と言わんばかりの体制でした。
私の目から見ても異常で、明らかに以前よりもNHKは緊急報道の手を抜いています。やっているのは、「災害だ!」・「偽情報だ!」と騒ぐことくらい。
それでいて、当のNHKの方が世間を混乱させる偽情報を発信しています。
晩ご飯の準備をしながらNHKを流していたのですが、地震発生時のVTRをながす際に、緊急地震速報の音声も一緒に流していたので、再度警報🚨が鳴ったと焦ってしまった。
— 龍の髭 (@T8Tfe) August 9, 2024
逆に、本当は警報が鳴っているのに、VTRだと勘違いしてしまうんじゃないか?と、ちょっとだけ心配になりました。#地震 #NHK
NHK自身は偽情報を無自覚に垂れ流しつつ、利用者のリテラシーもある程度あって「コミュニティーノート」のような機能も実装された民間プラットフォームのXに勝手に来ては「偽情報に注意!」と触れ回るなど、私は最近のNHKの姿勢は狂っていると思います。
「南海トラフ」注意情報発生時の局内の様子
話を少し戻して「南海トラフ」について。
私はちょっとだけ地震の取材をしていたこともあるのですが、今回は確かにリスクは高まっていると思います。リスクが高い海域での疑わしい地震は何年も前から相次いでいましたしね。
では、NHK内でも専用の緊急体制が敷かれているのか?と探ってみたのですが、「夏休みモードで全然だよ」という反応。太平洋側の主要局には東京からの応援などが組まれているようですが、オリンピック・異動・休みと重なって、かなり鈍いとのことです。
報道局幹部も「不安感を煽らないように」と通達を出していたりします。
恐らくですけど、この状況で南海トラフが来たら、まともな緊急報道は出ないでしょうね。地震報道に関する見識の有無はもとより、緊急報道(生放送)を担える人材がいませんから。
なら、「すずまる」(主にNHKがFDを委託している業者)に全部委託するのか?といっても、命の危険がある緊急報道で業者を最前線に送るのは倫理的にも許されないでしょう。NHK職員が決死隊でも作るつもりで報道に当たるしか無いわけです。
しかし、残念ながらNHKにはその自覚はありません。いかに中継車を捨てて逃げるか?一般市民のスマホ映像を集めて尺を埋めるか?忙しい役場や現地郵便局に電話を掛けて繋ぐか?くらいしか考えていません。
予備自衛官のように、退職者を対象として年に数回の研修と、副業的な緊急報道参加の仕組みくらいは整えるべきだと思いますね。
放送100年記念?NHKが策定を進める謎のキャッチコピー
最近、NHK放送センター内に、奇妙な張り紙があると聞きます。聞いた情報を総合すると、「キャッチコピー投票」で、張り紙に緑のシールを貼るスタイルでの投票が行われています。
全部で6案が候補だそうです。
「生きる力に、もっと」とか意味不明なポエムもあれば、「また一から、真っ白な気持ちで」ともはや国営放送として出直すつもりかのようなものも候補にあるそうです。
「ひとりを思う、みんなのメディアへ。」というコピーもあるそうですが、「参照点」の概念と矛盾してませんかね?情報空間の中で言えば、「外れ値」だとしても、伝える価値があるから広く伝えるって意味でしょうから。
勝つのはどれか?AIキャッチコピー分析
せっかくなので、どのコピーが優勝するか?AIで分析してみました。まずは、NHK職員の典型的なペルソナ設定です。職種は色々ありますが、記者系のペルソナをAI(Claude3)に策定させてみると、こんなふうになりました。
ペルソナ基本情報(性格・価値観など)
名前:佐藤 誠(さとう まこと)
年齢:38歳
性別:男性
職種:報番PD
勤続年数:15年
経歴
佐藤誠は、大学で新聞学を専攻し、NHKに入局。入局後は地方局での勤務を経て、現在は東京の報道局で働いている。ニュース番組の制作や特集企画の立案、取材を主な業務としている。
性格・価値観
正義感が強く、真実を追求する姿勢を大切にしている
視聴者の知る権利を守ることを使命と考えている
チームワークを重視し、同僚との協力関係を大切にする
変化を恐れず、新しい取り組みにも積極的
現在の心境
組織の現状に対して強い不満と失望感を抱いている
局内の腐敗や隠蔽体質に対して怒りを感じている
表向きの態度と内向きの実態の乖離に苦悩している
公共放送の使命と現実のギャップに悩んでいる
仕事への姿勢
質の高い報道を届けることに情熱を持っている
時には上層部と対立しても、真実を伝えようと努力する
新しい報道の形を模索し、デジタル技術の活用にも関心がある
若手記者の育成にも力を入れている
課題と悩み
組織の意思決定の不透明さに不満を感じている
視聴者からの信頼回復が急務だと考えているが、具体的な方策に悩んでいる
報道の中立性を保ちつつ、社会の問題に切り込むバランスの難しさを感じている
働き方改革と質の高い報道の両立に苦心している
将来への希望
NHKが真に視聴者のための公共放送になることを願っている
組織の透明性が高まり、外部からの評価や批判を真摯に受け止める文化が根付くことを期待している
若い世代に向けた新しい形の報道や番組作りに挑戦したいと考えている
自身のジャーナリストとしての成長と、組織の改革の両立を目指している
【メンバーシップ】AI模擬アンケートの結果
このAI佐藤PDの場合、どのコピーを好むのでしょうか?
もし宜しければチップ(サポート)を頂けると幸いです。取材費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。