【年末ハイライト】2024年・NHK関連ニュースランキング TOP10
2024年は能登での大地震からスタートしました。しかし、NHKの存在意義を示すチャンスでもあったにも関わらず、取材は後手に回りました。「絶叫」で話題こそさらったものの、停止した放送局の復旧のために総務省と自衛隊に泣きつくなど、信じられないことも起きました。
振り返れば、最初から最後まで不祥事の連続。イキってスタートした「新プロジェクトX」等の番組は捏造が相次いだ上に、同時間帯で最下位を競う低視聴率です。
紅白も盛り上がりに欠け、恐らく世帯視聴率40%など夢のまた夢です。
NHKの将来には全く光明が見えず気乗りしませんが、noteのビュー数と私の独断と偏見で2024年のNHK関連ニュースをランキング形式で振り返ってみます。
10位 能登半島地震 報道の劣化が鮮明に
能登半島の大地震で幕をあけた2024年。NHKが最も必要とされるべき災害報道において、課題が露わになりました。
「命を守る呼びかけ」が評価されたものの、現場はボロボロでした。
最大の課題は報道ヘリの運用です。コストの増大を理由に前田改革時に削減が決まりましたが、そのあおりを受けてか、能登の現場に当日中に東京のヘリが到達できないという事態が起きました。
原因はエンジントラブルとされていますが、もし北陸にもヘリが配備されていたら、土砂崩れや火災の様子を伝えることができ、より多くの命を救えたのではないかと思います。
労災を恐れて休日・深夜の災害報道を避けてきたこともあり、緊急報道を担う人材が育っていないことも露見しました。
NHKが総務省に異例の要求 果たして「全力」を尽くした上でなのか?
報道現場だけでなく、送受信技術の課題も浮かび上がってきました。
地震発生後、石川県内では複数の中継局がバッテリー切れとなり、放送が届けられない事態が発生しました。「あまねく」を標榜するNHKにとっては致命的な事態です。
このような時に備えて、NHKでは折に触れて復旧訓練などを行ってきました。しかし、能登の地震では総務省と自衛隊に「泣きついた」のです。NHKは「復旧に向けて全力を尽くしている」という趣旨のことを述べていましたが、どう見ても全力ではありません。
総務省や自衛隊に借りを作って、有事において批判的な報道などが出来るのでしょうか?私には、そうとは思えません。
この件を受けてか否かは分かりませんが、放送ネットワークの維持のため民放と共同で新たな会社(天下り先)の設立も決まりました。
受信料は、本来的には放送を受信できるような環境整備への負担金としての意味合いが強いものです。行政に頼ったり、民放の分を肩代わりすることは、その趣旨に反します。
独立したネットワークを各局が持っているからこそ冗長性が担保され、有事の際にも何かしらの放送が届けられるはずです。このような「共存共栄」はNHKと民放の二元体制をむしろ破壊するのではないでしょうか?
過去の災害報道の反省生きず NHKの取材が石川県庁の負担にも
もうひとつ触れておきたいことがあります。それは、災害取材の指揮命令系統についてです。
私の取材では、能登半島地震においてはNHKの取材が一本化されておらず、行政に対して大きな負担を掛け、クレームを受けていたことがわかっています。
恐らく、今現場の部長・局長級の幹部は95年の阪神大震災のころに入局しています。その後、中越地震や東日本大震災、熊本地震などを経験してきた層でもあります(私は東日本大震災から)。
だとしたら、「取材が行政や一般の方々の妨げになってはいけない」という基本的な教訓くらい身体に染み付いているはずです。
なぜ、そんな基本さえ身についていない層が指揮を執ってしまったのか?再発防止策はどうするのか?NHKは災害報道と真摯に向き合い、2度と同じ過ちを繰り返さないようにする責任があります。
9位 飲酒運転記者が諭旨免職に
NHKでは昔から酒のトラブルが相次いできました。2024年は、問題記者が飲酒運転で人身事故を起こすという大事件がありました。
NHKは飲酒運転防止を啓発すべき立場です。にも関わらず、50代にもなって飲酒運転を起こすなど言語道断です。
しかもこの記者、これまでにも酒のトラブルをたびたび起こしてきたとのことです。厳しく指導をしなかったNHKの監督責任も大でしょう。
相次ぐ飲酒トラブル 女子更衣室への侵入事件も
これほど大きな飲酒トラブルを起こしていながら、NHKでは職員向けポータルで雑に呼びかける程度の対策しか行っていません。
結果として、10月には酒の重大トラブルがまた起きました。
そもそも、記憶が残らないほど深酒をすること自体が社会人として異常です。せめて、このnoteの読者の方は、そのような愚行を働かないようにして頂きたいものです。
8位 青井アナ 不祥事で電撃降板からフジへの転身
ニュースウオッチ9等を担当していた青井実アナウンサーに、驚きの不祥事が発覚しました。許可を得ずに、親族の経営する企業からの役員報酬を得ていたというのです。
NHKと財界のパイプ役も期待されていた青井アナが、まさかこんな愚かな不祥事を抱えていたなど私は想像だにしていませんでした。就業規則で許可が必要だとしっかり明示さているからです。
もしかすると、フジテレビへの転身を察知した上層部が、すでに把握していたこの件を使って牽制でもしたのかもしれません。
退職の挨拶も無くフェードアウトした青井アナ。NHK関係者からは、今は「イットさん」と揶揄されているそうです。
とはいえ、こんな風に揶揄していたら次は自分がやられる番かもしれませんよ?くれぐれも副業等には気をつけましょう。
<コラム①>NHKで相次ぐ「偽独自」
あまり表沙汰にはなっていませんが、NHKでは今年「偽独自」が多数ありました。
この「偽独自」とは、要は他社に遅れを取っているのにも関わらず「独自」とスクープ扱いにしているニュースのことです。
例えば、こちらは朝日新聞に対して1時間以上も明白に遅れを取っていた「偽独自」です。
実は、NHKでの「独自」は自己申告に基づいています。他社に対して先んじているか遅れているかなど、ニュースデスクにも知る術がありません。
が、せめて1時間も遅れていたら「独自」を外すくらいのことはするのが報道機関としての誠実な態度でしょう。
独自を出せば記者はボーナスや異動に対してポジティブな評価がつきます。もちろん、ニュースデスクにとっても旨みがあります。一方、「独自と思っていましたが違いました!」となればネガティブな評価になります。
となると、気付かなかったフリをして「独自」を出して点数稼ぎをすることも不可能ではありません。
「独自」については本来的には第三者機関が認定するような公正性が必要かと思いますね。
7位 不倫路上何とかの元アナ 作家として活躍
ここで、ちょっと心温まるニュースもひとつ。
覆面小説自体は百歩譲って良いとして、本当に勤務時間と構想・執筆が峻別できていたのでしょうかね?
ちなみに、私は同作品を購入して読みましたが、ちょうど執筆していたであろう期間に出されたNHKニュースに着想を得ているように思われました。
真相はわかりませんが、これからNHKではスマホ等の監視体制が強化されていきます。くれぐれも、業務用端末でニュースサイトや私のnote・Xなどを読んだりしないように気をつけてくださいね。
6位 NHK報道が人権侵害 犯人逮捕前に実名報道
大津保護司殺害事件の報道で、NHKが重大な人権侵害を行いました。犯人逮捕前に「逮捕」と実名報道を行ったのです。
この件は新聞各社もニュースとして取り上げました。普通に考えてあり得ないことです。
実はこの不祥事、新型コロナワクチンに関して捏造報道に関わったI(当時はツイッター編責)が当事者だったというのです。放逐先のBKで事実上処分を受け、わずか1年でIは東京の部局に戻ります。
Iの行く先に不祥事あり 北九州事件報道では容疑者住所を全国放送
機動展開というネットニュース関連の部局に異動したIは、またも大きな不祥事を起こします。
北九州のマクドナルドでの中学生殺害事件で、容疑者の住所を全国放送で伝えたのです。本来、VTRを編集する際に音を消さなければならない警察発表をそのまま放送しました。
この件も、新聞で報じられています。
NHKは、NHKプラスの音声を急遽当該箇所のみ無音にする対応を行いましたが、一度放送した情報を無かったことにはできません。
加害者といえど家族もいますし、人権はあります。また、何より容疑者の段階では本当に犯人かはわかりません。
功を焦って愚かな速報を出すなど論外です。Iは報道の現場から一刻も早く除去しないと、さらに大きな問題を引き起こすのではないでしょうか?
5位 相次いだ基幹ニュースでの誤読
今年、NHKではとにかくニュースで誤読が相次ぎました。中でも、特に酷かったのは、「やまとしょうけん」でしょうか。
協会内で取りまとめられたデータによると、1ヶ月に50件ほどの誤読があるそうです。そうなると、私だけでなく一般の方も気付きます。
キンタナ選手を衝撃の読み間違え
まさかの「放送禁止用語」も飛び出しました。
言い間違えはやむを得ないことですが、しょーもない下ネタを放送外では連呼していて癖になっていたりしていませんでしたか?放送外でふざけてると本番で出てしまうものですから気をつけてください。
大河「光る君へ」も最終回で人名に誤り
ニュースだけでなく、番組でも以前までなら考えられなかった誤りが発生していました。「光る君へ」の最終回で、藤原長家役の豊田裕大氏の名前を間違ってテロップしていたというのです。
この件、何が問題かというと、修正できるチャンスがありながら、対応せずに誤りが含まれたまま総合テレビの放送を迎えた点です。
というのも、大河ドラマは関係者の試写だけでなく、BSでの先行放送があります。その時点で、普通に考えたら気づけたはずなのです。視聴者からの指摘もきっとあったことでしょう。
テロップ修正自体は30分もあれば終わります。該当箇所のカットを修正して、部分試写をした上でファイルをシステムに登録し直せば良いだけです。オンエア直前の場合にはシステム登録ができず、スタジオ等での生送出が必要となりますが、十分に猶予はあったはずです。
スタッフがイベントに出ていたからでしょうか?それとも、単に面倒だったからでしょうか?少なくとも、BSの時点で気づけば、影響をより小さくすることができたはずです。
放送の試写では、「間違っているかも」という視点を持つことが必須です。特に人名テロップは画面を見ながら何度も音読して万全を期するものです。
このような「あたりまえ」が失われたことが残念です。
4位 「新プロジェクトX」問題噴出 視聴率沈没
鳴物入りで始まった「新プロジェクトX」、私が懸念した通り旧作以上に問題が噴出しました。良かったのは「三陸鉄道」と「はやぶさ」くらいでしょうか?私も見ていないので分かりませんが、視聴率も同時間帯4位あたりで完全に終わっています。
中でも、特に酷かったのは「スーパーコンピューター京」の回です。ちなみに、私の今年の記事の中で最多PVがこちらです。
バイアスが掛かった放送内容で、放送で「無かったこと」にされたキーマンの親族の方からの抗議もニュースになりました。
他にも、「スカイツリー」も「日産リーフ」も「メルカリ」も酷い内容でした。
日産もメルカリも今の状況を見てください。もはや単なるPR番組だったのではないか?と言わざるを得ないレベルの内容です。
唖然 「スカイツリー」の回が「メディア総局長賞」
「スカイツリー」の回は映像も演出もレベルが低かった上に、設計者の心情を捻じ曲げて放送したと「おことわり」が出ていました。
にも関わらず、同番組は「メディア総局長賞」を受賞しています。旧作でデスクを務めていた人物がメディア総局の幹部になって「新」を立ち上げたから何が何でも賞を出す必要があったのでしょうか?
冷静に考えて、取材内容に対して事実を捻じ曲げたと「おことわり」を出している番組が賞を受けるなどありえません。
NHK内では、まだ今でも旧X神話が残り、一瞬でも関わっていた人物がデカい顔をしています。いい加減、失敗を認めないと、また何度でも捏造を繰り返すことになるでしょう。
<コラム②>心に残った良番組
NHKの放送の質の低下は甚だしいものがありますが、時折良作もあります。ここで、今年心に残った番組を紹介させてください。
といっても、はるか昔の作品の再放送なのですが、こちらです。
詳しくは本編を見ていただくとして、古き良きNHKドキュメンタリーの姿がそこにはありました。
私はドキュメンタリー制作が不得意だったので、あまり番組論を語る資格は無いと自覚してはいますが、良いドキュメンタリーとは社会的テーマを扱いながらも、取材者の個人的な執念が滲み出ているものだと思います。
今やNHKではそのような「作品」は少なくなりましたが、ディレクターが「なぜ」を何度も何度も追求し、その過程をいかに心に残る形で演出して伝えるかが大事です。
確か、私が入局したころ、「NHKのPD(プログラム・ディレクター)はドキュメンタリーを作れて初めて一人前だ」と言われました。その意味では、私は一人前では無いわけですが、だからこそ良質のドキュメンタリーを制作する難しさも価値も人一倍理解しています。
NHKが誇る大ドキュメンタリストが現役のうちに、若手にスキルを伝承しないと、NHKのブランドでもあった「ドキュメンタリー」文化が失われてしまうと思います。
3位 報道局不正経理問題の顛末
2023年から尾を引いていた報道局の不正経理問題(敢えて私は報道局と書きます)。発覚した分に関して、元記者から全額弁済があった旨が発表されました。
しかし、驚いたことに他にも不正経理が発覚したものがいたことがしれっとニュース原稿内に書かれています。どう考えても、政治部・経済部にもいるはずですが…
経費支出の少なさが評価軸に?記者職場に異変
この問題、実は思わぬ形で余波を引き起こしたようです。
記者の方からの情報提供によれば、「経費支出額が少ない者しか東京にはやれない」といったことが実しやかに語られているというのです。
私の感覚だと、仮に経費は使ったとしても、社会に衝撃を与えるようなスクープを報じた記者こそが評価されるべきです。それが、スクープの何のよりも、「経費処理の金額が少ないこと」を優先するのだとしたら、もはやNHKの記者とは何なのでしょうか。
実際問題、例えば政治とカネや企業の不正を本気で取材しようとしたら、コストは掛かりますし、起票しづらい経費もたくさん出るでしょう。世の中の多くの人も、それを問題とは思わないはずです。
悪質なのは、そうした「取材」を隠れ蓑にして不正に経費を請求しようという一部の記者と、批判的な視点無く「めくら判」を押している記者管理職です。
ただでさえNHKのスクープが減り、「偽独自」などが横行している今、NHK報道局は、取材の何たるかを再定義し、使うべきところにはカネを使うことを是とするカルチャーを醸成する必要があるでしょう。
<コラム③>旧ジャニーズ問題
ずっと尾を引いている旧ジャニーズ問題で、今年は新たな展開がありました。NHKが報じた「局内トイレ」での性加害に対して一般メディアから疑問が突きつけられたのです。
10年以上も放送センターで番組を作っていた職員の感覚としては、ジャニー喜多川氏のような立場のある人物が事に及べるトイレなど思い当たりません。
実際、現場となったトイレが特定できないままNHKはニュースを放送したとも聞いています。
思い返せば、カウアン岡本氏の記者会見をNHKの報番PDが質問に立ちながらも口パクで出したこと…
さらに、協会幹部やPDのコンサートへの招待といった便宜が図られてきたことも実際にありました。一方、私の取材からは、NHKがファンクラブ運営に協力してきた可能性も浮かび上がってきています。
そうしたことを棚に上げて、他局の出身者や退職者(若泉元理事)を使ってご都合主義的なNスペを放送するなど言語道断です。
図らずも報番PDが指摘したように、NHK自身の責任をもっと深く追及すること無くして、この問題が決着することは無いでしょう。
2位 伝えたのは「中国の視座」国際放送ジャック事件
2024年8月、国際放送局で信じられないような事案が発生しました。
靖国神社の落書きのニュースの枠内で、中国人キャスターが原稿に無かった発言を繰り返したのです。
しかも、そのような発言がありながらフェーダーを下げて無音にしたり、直後に訂正するといった基本的な対応もできていませんでした。それどころか、事態を矮小化するような動きさえ見られたのです。
噂によれば、ある幹部は、「視聴者から指摘がきて騒ぎにならない限り、NHKから公表する必要は無い」と隠蔽を指示するような発言をしたとも言われています。
NHKの発表は二転三転し、その姿勢は経営委員会でも厳しく叱責されていました。
「日本の視座を伝える」と経営計画で明言していながら、「中国の視座」を堂々と伝えるなど国際放送であってはならないことです。
しかし、関係者の処分は極めて軽いものでした。
それどころか、責任者であった当時の傍田理事は辞任後、EP(エグゼクティブ・プロデューサー)という理事級の待遇で再雇用。
当の傍田氏が送ったメールには、「世界旅行を満喫してくる」といった趣旨の内容が記述されていました。
もし本当に世界各国のNHK取材拠点を視察し、過去の経験をいかして強化するような働きかけを行っていたのだとしたら、先日の韓国のクーデター報道は発生直後から海外の放送局のように緊急生放送で対応したはずです。
シリア情勢だって、いわゆるアサド派の人物に頼ることなく、現地の情報をもっと伝えられたことでしょう。
週刊誌報道で「世界一周旅行か」とバカにされたのに、みすみす挽回のチャンスを逃すなど本当に愚かなことです。
「中国の視座」伝えたコエツ氏は中国の英雄に
一方、当日の放送キャスターだったコエツ氏は中国に堂々帰国。英雄視されているとのことです。
実際、コエツ氏の言い分は筋が通っています。
NHKの曖昧なスタンスの報道を中国人としてそのまま読んだら、大いにリスクがあるでしょう。同様のことは、ミャンマー・シリア・ロシア・ウクライナなど政情不安の国々について伝える際にも起こり得ます。
解決策があるとしたら、それらの言語をネイティブ並みに操れる職員が責任を持って伝えることです。
AI音声では不十分です。コエツ氏のような立場からしたら、NHKで働いているだけでもリスクでしょうからね。
1位 NHKのラスプーチン突然の失脚 ネット受信料は?新報道サイトは?
堂々の1位は、先日発表されたこちらの不祥事です。
あくまで「私の推測」ですが、こちらの記事内で事態についてメンバーシップでも記述しているので気になる方はご一読ください。
当該人物はとりわけネット受信料関係に大きくコミットしていたと噂されています。既に、インターネット業務の必須化を担う部署では大きな混乱が生じているとのことです。
将来的には、NHKはスマホを持っているだけでも受信料を取れるような状態に持っていきたいはずですが、その為にはかなりアクロバティックな理論武装と関係各所への工作(働きかけ)が必要になります。
噂によれば、この専任局長は一般職にまで降格したとかしないとか。PCもスマホも没収されて停職3ヶ月、さらには退職金も大幅減額ですから、協会内部で情報を融通しあった程度では考えられないほどの処分です。
今回の件は、リリースから察するに「人事」が火種となっていると見えますが、協会の「受信料ビジネスの将来」よりも、この人物の処分を優先した背景には、大きな闇があるはずです。
既に、かつての磯野事件よりもヤバい、という声も聞こえてきています。
ただ、当該人物をNHKも良いように使ってきた側面もあるはずです。
元専任局長さん、きっと言いたいこともあるでしょう。良かったら私にXでもmixi2でも良いのでDMでもよこして下さいませんかね?私は、取材源の保護を遵守できますので、いかがでしょう?
まとめに変えて 2023年との比較 2025年の展望
今年の10大ニュースを作る過程で、私は改めて1年間のNHK関連の報道を全て振り返りました。
あまりの不祥事の多さに本当に呆れました。職種を問わず、そして、一般職と管理職、理事、経営委員会… どのレイヤーでも大きな不祥事がありました。
ランキングに入れはしませんでしたが、文化財の破壊や放送事故など、技術でも綻びが顕在化してきています。
ところで、2023年と比較するとどうでしょうか?
大体、起きている不祥事や組織の権力闘争は同じなのですが、今年の方がスケールが大きくなっているように感じます。個別の事象のレベルではなく、NHKの存在そのものを揺るがすレベルの事案が多発したように私には思えます。
2025年は、恐らくラスプーチン問題のハレーションからスタートするでしょう。しかし、NHK職員がそんなことに明け暮れている間にも、災害や事件・事故は起こります。
私とて元NHK職員として、3文字の呪縛は一生ついてまわります。
NHKが腐っているより、まともであった方がメリットは大きいのです。だからこそ、NHKの正常化を願って、こうした情報発信を続けています。
政治を巡ってYouTubeやWebメディアが台頭したのを見ても明らかなように、もはや「NHKは信頼できない」・「NHKは不要」と考える方が急増しています。
2025年こそは、災害や事件・事故といった、NHKが最もプレゼンスを発揮しなければならない場面で、その責務を果たしてもらいたいものです。
もし宜しければチップ(サポート)を頂けると幸いです。取材費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。