NHKニュースクリップ(2024年11月10日号)
最近、NHKニュースでの誤りが本当に増えています。例えば11月10日の「ニュース7」では、三鷹の事件の容疑者逮捕のニュースで、容疑者の映像と名前を間違って放送していました。
私も全てを確認したわけではありませんが、毎日「おことわり」が出ていたという情報もありました。
一応、「ニュース7」はNHKの基幹ニュースです。人名の間違いなど、絶対にあってはなりません(通常の番組でも人名は何度も細かく確認します)。にも関わらず、これだけ誤りを連発しているのは異常だと思います。
「間違ったまま放送しても構わない」という認識の職員がそれだけ増えていることの表れです。どんな大企業も、こういう細部の綻びから崩壊が始まるものです。NHKの先行きが改めて不安になりました。
NHKのSNS運用の怪 アメリカ大統領選「ゾンビアカウント」
NHKのSNS運用は、私はそもそも本来業務ではないと思っています。なぜなら、公式のWebサイトで情報発信は十分充足していますし、何より受信料はSNSに投稿するためのコストに充当されるべきものではないからです。
きちんと運用するならまだしも、NHKのWeb関連はいずれも、無節操に立ち上げつつも担当者が異動したりしてゾンビ状態になることが局内では知られています。
アメリカ大統領選挙についても同様でした。
せめて大統領選の経過くらい投稿すれば良いものを、こんな状態だったらアカウント自体をクローズすべきかと思います。
先日、甲府局のXアカウントの更新頻度が著しく低下している件を伝えましたが、他にも同様の状態のアカウントは多数あると思われます。ゾンビを見つけたらぜひ教えてください。
11月15日を境にNHKはXから撤退すべき
「Xは偽情報が蔓延していて、フィルターバブルで偽情報に囲まれる」的な言説をNHKはよく発しています。
だったら、そんな状態の民間プラットフォームでNHKが情報発信しても意味ないでしょ?と私は思っています。そもそも、公共放送NHKとNHKオンラインという「夢のプラットフォーム」があるわけですから。
ここで、SNS担当の経費節減にも繋がるような良い情報を1つ提供します。
X上には、NHKが受信料を原資に作成しNHKや他社の著作物が含まれる投稿が多数存在するわけですが、それがAI学習に使用されるようになるとのことです。
GrokのアウトプットなどにもNHKの制作物が転用される可能性が十分にある中、果たしてこの規約をNHKは受け入れるのでしょうか?
別段、SNSがあるからといってもサイトへのNHKアカウント経由でのソーシャル流入は知れていますし、トレンドになったからといって視聴率が爆増するようなこともありません(何なら関係ない)。
NHKのAI利用ポリシー(詳しくは「取材・制作における生成AI利用指針」にまとまっているはずです)は相当消極的ですし、これを機にXから撤退すれば、ツールの利用料や人件費を節約して、緊急報道に振り向けるリソースを増やせるのではないでしょうか?
割と真面目に、X投稿したくてNHKに入る職員なんかもほとんどいませんし、停止した方が良いと思いますよ。
NHK内で「飲酒トラブル」警報
放送そのものに関わる部分を強化しないと先行きが危ないNHKですが、局内ではまたおかしな研修が行われているそうです。
先日の飲酒トラブル(不祥事)を受けて、年末に向けた飲酒についての注意喚起研修が各所で行われているのだとか。
こんなの飲酒を局内に限るくらいしか根本的な対応策は無いと思います。
大体、私がNHK職員になってからも毎年のように酒の不祥事は頻発していました。ちなみに、私も、街の大通りで深酒の末に寝ている先輩を見つけて移動させたことがあります。
「飲酒は場所と量をわきまえましょう」みたいな研修は何十年もに渡って、繰り返し行われきましたが、それでも先日のような不祥事は起きています。
それは、そんな研修には効果が無いということです。研修自体もコストですから中止して、いっそ就業規則でプライベートでも禁酒するくらいのことをしたら良いのではないでしょうか?
【メンバーシップ】ジャニー氏Nスペを巡って局内紛糾
先日放送された旧ジャニーズ問題のNスペに関連して、以下の記事が局内で物議を醸しているそうです。
田淵氏はご自身のブログやX等で当該番組の取材経緯を詳しく紹介されています。その中には、恐らく制作したPD・CPからすると触れられたくない話も多数含まれています。
中でも、このプレジデントオンラインの記事に関しては、局内からは「かなり致命的な内容だ」という声が漏れてきました。
もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。