【国際共同捜査により海外ギャンブルサイト運営幹部フィリピンで検挙】サイバー脅威と政策に関する重要ニュース
こんにちは。S2W NOTE編集です。
今回の記事では、グローバルニュースを元にサイバー脅威や関連政策に関して重要なニュースを抜粋してお届けします。
以下、2024年11月6日付の韓国メディアの『毎日新聞』の記事を翻訳・編集した内容になります。
https://www.imaeil.com/page/view/2024110614273509433
検察が東南アジアで数百億ウォン規模(数十億円)のギャンブルサイトを運営していたチームのリーダーなどを国際共同捜査を通じて検挙し、韓国に送還しました。
大邱地検強力犯罪捜査部(ソ・チャンボム部長検事)はフィリピンに滞在し、730億ウォン規模の違法オンラインギャンブルサイトの運営に加担した容疑(ギャンブルスペースの開設など)でチームのリーダーを務めるA氏(44)を現地で検挙、韓国に強制送還して拘束起訴したと6日明らかにしました。
また同じ容疑でコールセンターチームメンバーB氏ら4人も不拘束起訴しました。
検察によると、A氏はフィリピンで違法賭博サイトのコールセンターのチームリーダーとして活動し、賭博サイト運営を支援した疑いを受けています。
この組織は合計で730億ウォン(日本円で約80億円)規模と推定されるオンラインギャンブルを運営していたことが明らかになりました。
検察は捜査過程でA氏がフィリピンに留まり韓国への送還を回避していることを確認し、韓国大検察庁組織犯罪課や法務部国際刑事課の協力を得て、フィリピン現地の捜査当局と協力してA氏らを検挙しました。
これに先立ち大邱地検は7月に賭博サイトの総責任者と運営メンバーら13人を起訴しています。
同地検の関係者は「今後も海外逃避中の犯罪者を最後まで追跡し検挙し、厳正に処罰することで刑事司法秩序を確立していく」と抱負を語りました。