【トランプ氏の通話ログ流出か】11月1週目のS2W単独ニュース
こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信しているウィークリーニュースまとめをお送りいたします。
11月1週目の注目は、米大統領選挙を利用したサイバー攻撃が発生し、アメリカの第47代大統領に当選したトランプ氏と副大統領のJDバンス氏の通話ログが流出しました。
それでは、11月1週目のニュースをご確認ください。
■トランプ氏の通話ログ流出か
•今回の米大統領選挙で当選したドナルド・トランプ氏の通話ログを流出するというポスティングがダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」に掲載されました。
•フォーラムユーザー「kiberphant0m」が米大統領選挙翌日の11月6日に掲示したポスティングは、アメリカの第47代大統領に当選したトランプ氏と副大統領のJDバンス氏の通話ログを公開するという内容で、正確には通信キャリアAT&Tを脅迫する内容のポスティングです。
•「kiberphant0m」は、日曜日までにAT&Tが対応しない場合は通話ログをすべて公開すると脅迫しており、通話ログを流出したという証拠として大統領選挙で落選した現副大統領カマラ・ハリスの通話ログを一部公開しましたが、その中には発信者、受信者、電話番号、通話日などが含まれています。
■米軍関連個人情報数十万件がダークウェブハッキングフォーラムで販売か
•米軍関連のデータが漏洩し、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」で販売されています。
•フォーラムユーザー「natohub」は11月5日「US Military Breach」というポスティングを公開しました。その投稿によると今月米軍のデータを流出させており、流出させたデータは約39万人の米軍と米軍と契約関係にある個人の情報であることを明らかにしました。
•流出した個人情報のレベルは、米陸軍、海軍、空軍、沿岸警備隊など所属人物のEdipi(米軍固有識別番号)、氏名、連絡先、所属部隊、軍職種、職位、特技など詳細な情報が含まれているとのことです。
•「natohub」はデータの一部をサンプルとして公開しており、数十人の米軍の詳細な個人情報を確認できます。
■新ロシア派テレグラムハッキンググループ、韓国狙ったハッキング攻撃成功を主張
•テレグラムで活動している親ロシア派ハッキンググループが最近、韓国の電力会社とガス供給企業を対象にハッキングに成功したと主張するメッセージを投稿しました。
•11月5日、ロシア語を主に使用するハッキンググループ「ALIGATOR BLACK HAT」は韓国の電力会社とガス供給企業に対するハッキングメッセージをそれぞれ公開しましたが、証拠資料として各メッセージごとに動画を1件添付しました。
•動画の内容を確認した結果、電力会社のメッセージには暖房を調節する装置と思われるシステムの画面が、ガス会社のメッセージには韓国のT研究所で開発した悪臭除去モニタリングシステムのダッシュボード画面が含まれています。
•当該ハッキンググループはNATOとイスラエルに敵対的なグループで、ウクライナとロシアの戦争における韓国の立場を理由に攻撃を繰り広げた可能性が高いとされています。