【韓国、「非常戒厳」など社会問題を悪用したハッキングメールが大量に拡散】サイバー脅威と政策に関する重要ニュース
こんにちは。S2W NOTE編集です。
今回の記事では、グローバルニュースを元にサイバー脅威や関連政策に関して重要なニュースを抜粋してお届けします。
以下、2024年12月12日『時事フォーカス』の記事を翻訳・編集した内容になります。
韓国、「非常戒厳」など社会問題を悪用したハッキングメールが大量に拡散
KISA、フィッシングメールが疑われる場合、メールの閲覧に注意
韓国では現在、非常戒厳事態を悪用したハッキングメールが毎日大量に流布されており、注意を喚起しています。
12日、韓国の科学技術情報通信部と韓国インターネット振興院(以下KISA)は、現在「戒厳」関連の情報を共有する内容を装ったハッキングメールが大量に送信されており、国民と企業・機関の関係者に細心の注意を払うよう促しました。
特にメールは「防諜司令部が作成した戒厳文書」に偽装した文書型マルウェアで、主な内容は「戒厳」に関する情報、特に政府の発表内容や関連映像、イメージなどが含まれています。
このようなハッキングメールをクリックすると、マルウェアの感染や有害サイトへのアクセスにより、個人情報や企業(機関)の業務情報などの機密情報が盗まれたり、連鎖的にサイバー侵害事故が拡大し、被害が大きくなることがあります。
もし「戒厳」など社会問題が含まれたメールを受信した場合、送信者のメールアドレスを正確に確認した上で、閲覧や添付ファイルのダウンロードを控え、メールのリンクをクリックしないように注意する必要があります。
該当ハッキングメールの注意に関する詳細な内容や利用者の対応方法として、KISAのホームページ「bohonara」に非常戒厳問題を悪用したサイバー攻撃に対する注意勧告のコンテンツ内に掲載されています。