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【親パレスチナ「Handala」、ポケベルテロ関与指摘のイスラエルのバッテリーメーカーをハッキング】10月2週目のS2W単独ニュース
こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信しているウィークリーニュースまとめをお送りいたします。
10月2週目の注目は、先週のニュースでもお伝えした親パレスチナ派のハッキンググループ「Handala」が、イスラエルに対するサイバー攻撃攻勢を継続しており、ポケベル爆弾テロに関連するイスラエルのバッテリーメーカーI社の内部資料を流出し、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」に共有しました。
それでは、10月2週目のニュースをご確認ください。
■親パレスチナ「Handala」、ポケベルテロ関与指摘のイスラエルのバッテリーメーカーをハッキング
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•最近、イスラエルに対するサイバー攻撃攻勢を続けている親パレスチナ派のハッキンググループ「Handala」が、ポケベル爆弾テロに関連するイスラエルのバッテリーメーカーI社の内部資料を流出し、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」に共有しました。
•ハッキンググループによると、イスラエル国防省傘下のI社が防衛インフラ用のエネルギー貯蔵システムを設計しており、今回のヒズボラの爆発物に使用されたバッテリーを提供したと主張しています。
•漏洩した6TBのデータには、社内メールや各種内部文書、設計・生産文書、人事ファイルなどが含まれており、ダウンロードリンクとともにサンプルとして一部の資料のスクリーンショットも共有されています。
■中国、保険加入者の詳細な個人情報を含む保険関連データの漏洩と販売を確認
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•中国の保険加入者の詳細な個人情報が漏洩し、「BreachForums」で販売されています。
•10月7日、脅威アクター「DATABFi」が、中国の保険契約者の氏名、連絡先情報、ID番号、保険契約の詳細、保険金額を含む500 万件のデータを販売すると投稿しました。
・「DATABFi」はデータソースを明らかにしていませんが、今年の資料を含む最新データであると主張し、データのサンプルとして10人程度のデータを公開し、販売価格は約1,244ドル(日本円で約18万円)を提示しています。
■中国ドローンメーカー、顧客企業の情報やプロジェクト内容を含む内部データが流出
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•中国のドローンメーカーの内部データが漏洩し、ハッキングフォーラム「Leakbase」で販売されています。
•10月10月、フォーラムユーザー「strid」は「China Drone Company Inc.leak」という投稿をし、顧客リスト、連絡先情報、製品ラインナップ、進行中のプロジェクトの詳細1,000件以上を含むデータを公開しました。
•サンプルデータを確認した結果、顧客企業の担当部署や氏名、役職、進行中のプロジェクト名、プロジェクトの内容まで詳細に記載されていることが明らかになりました。
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