見出し画像

【エボルヴ】漢ロイヤル25-9・始めて2週間の感想

購入

やろうやろうと思って早5ヶ月。
とは言っても8月の再販が来るまで品が無さ過ぎて買えた物では無かった。

今これを読みつつエボルヴを触っていない人間も間違いなく同じ考えだと思われる。

今までカードショップで「一人一箱まで」の貼り紙がしてあった物が
カートンの取り扱いあります」に変わったのを確認して漸く重い腰を上げた。


そして、DTCGの方でも使う「オフシーズン」という言葉、
実は今エボルヴはそのオフシーズン真っ只中。

9月10日に京都のGPが行われ、これにて黒銀のバハムート環境は終了。

10月1日に発売されるウマ娘、
そして10月全域で行われる店舗予選、
更にGP横浜が10月22日・23日の2日間開催。

この間の9月11日~9月30日は本当に何も無い。
強いて言えば公認大会の優勝賞品が素敵だったりするとかしないとか。

という訳で9月11日に早速エボルヴを買いに行くのだった。
通常カードのトップレアである《ダークエンジェル・オリヴィエ》すら2000円を切る程に供給が安定していた。

これも9月中までの事で、
競技シーンが始まればシングルカードはまた枯れ始めるかもしれない。

という事で始めるなら今
ここまで前置き。

DTCG「シャドウバース」との感動する差異

DTCGプレイヤーにエボルヴの凄い事実を2つ。

元の効果絶対誰も覚えてない

一つは選択サーチが存在する事。ロイヤルクラスは特にその能力に長けている。
デッキからカードを探して選び手札に加える、これだけで気分が良過ぎてこれ以外使えなくなりそう。

そして

本家では誰でも使えるプライズカード

もう一つはピーピングハンデスが存在する事。
初弾でこれやってくれるとは。
このカードが使いたいという一点のみにおいてナイトメアクラスを使用しているプレイヤーもいるんじゃないかな(?)

DTCG勢にはこの2つのクラスから、
ミッドレンジロイヤル
アグロナイトメア
のデッキを推したい。

まあ黒銀のバハムート環境の競技シーンにおける一番人気はランプドラゴンだったのでそれもまたアリ。
でも折角紙のカードゲームだし。

使用:ミッドレンジロイヤル

選択理由

動機は単純。上記の通りサーチギミックに憧れた事と、

kii/PaRとにんじん/PaRが直前のGPで結果を出していたため。
彼らはDTCGでも文句無しのトッププレイヤーだ。
デッキも綺麗めで名残が抜けてない気持ちの良いリスト。

自身の最終リスト

3×13+1

6cをレオニダスのみに、
逆に5cの枠を厚く採っているのが構築上のポイント。

ミッドレンジロイヤルの基本ルートは

サーチによるルートの確立
フローラルフェンサーで展開
→疾走による削り切り or レオニダスの意志を着地させフィニッシュ

で全対面統一。
逆に言えば全対面共通ルート一つで倒す事が可能

そのルートの再現性だけ考えて出来上がったのがこのリスト。

そしてサーチに関しては
必要な時に必要なカードを手に入れるため」では無く、
共通ルートの再現性を補うため」という目的で使用する。
つまりミッドレンジロイヤルのデッキリストは理論上散らない方が美しいという訳だ。

レオニダスが搭載されただけのアグロロイヤルとも言える。
削り切りの確率を落とし後半戦の選択肢を増やしたコントロールロイヤルとは考え方が違うので悪しからず。

特集①:ルミナスナイト

1c横前提感のあるカード。まあ実際そう。

1cの攻撃力を上げる事のメリットは2つ。
打点増強トレード性能アップ

前者は単純。1c→2cとテンポプレイをするだけで序盤から削り切りの流れを作れる。

後者は《ベルエンジェル》等に交戦能力を与えられるケース。
《ベルエンジェル》スタンドでターンを返し、
次ターンに《クイックブレーダー》・《剣豪》辺りまでトレードする事が可能。

ロイヤルは元々2cが一種類しか積まれていないデッキでもあったためここにきて使用感の良い2cが発掘されたのはとても大きい。
京都GP終了後から徐々に採用され始めた1枚と言える。

3/1と体力の低さが目立つが、1点除去が環境に少なく
スタンド状態のフォロワーは攻撃されない
エボルヴのルールと噛み合ったカードパワーの持ち主。
2c不足は感じていたので3枚採用した。
テンポロス改善どころかラストワードまで含めるとテンポ奪取まで出来る。

特集②:フローラルフェンサー

3cになったので後攻3tに進化出来る

ロイヤルがTier1に君臨するための大きなキーカード。
DTCGのSTD環境では憎き宿敵だったが使う側に回ると楽しいものである。

3cなので4/4まで落ちた

何故か3cになった。
3/4/4になり攻撃力4を有利トレード出来なくなってしまったが、
後攻3t《フローラルフェンサー》進化とかいうDTCG勢阿鼻叫喚のプレイが可能になった。

当初対ロイヤルはこのカードの最速着地を許さないためだけに後攻選択が正解とか言われてたとかないとか。
ロイヤル目線ではぶっちゃけどっちでも強い。

DTCGではせいぜい6割くらいなものだったがエボルヴでは2種のサーチと4枠のマリガンがある。
全試合で先4 or 後3《フローラルフェンサー》進化を狙う。

特集③:レヴィオンセイバー・アルベール

4c→7cエンハンスみたいな使い方になった
進化後にスタッツが上昇しない

5→9が4→(6 or )7になった代わりに進化後5/7に上昇しなくなった。
基本用途は1枚6打点

2回行動の仕様上、攻撃力バフと相性が良い。
ルミナスナイト》と合わせて8 or 9PP8打点
レオニダスの意志》と合わせて7t以降12打点の可能性。

感覚的にはゲーム中に1枚抱えていれば良いカード。
実際このカードに2回も進化したくなる機会は無く進化後1枚採用

が、サーチ対象はゲームメイク側に絞りたい。
特に《レオニダス》は消滅対象になりやすく、ニュートラルの《ウルズ》は全対面から飛んでくるため1枚では安心出来ない。

この時、先んじて《レヴィオンセイバー・アルベール》が手札に見えていれば後続打点を気にせずメインルート用のサーチ対象を選択出来る。
ミッドレンジRの強みは再現性。
Tier1たる動きを全てのゲームで行う。これこそがミッドレンジRの本懐。

特集④:ダークエンジェル・オリヴィエ

面影消えた

ブースターパック「黒銀のバハムート」におけるトップレア。
DTCGでも最強格能力の4択チョイス5/5/5の本体と言う事無し。
しかも選択は2つ。対面・状況に応じて2つの能力を使い分ける事が出来る。
ロイヤルには存在しない回復ハンデスの能力を持ち、それぞれアグロとコントロールに強く腐らない。

ミッドレンジRにおいての用途は先攻時のEP回復
これにより最速先攻6tでの《レオニダスの進化が可能になる。
序盤のテンポムーブ冷めやらぬ状況から《レオニダスの意志》の対処も迫られるその速度感。
その要求値の高さがデッキパワーとなる。

DTCGに言えば《ラミエル》であり《メタトロン》。
ロイヤルミラーでは先攻のこのカードで《レオニダス》の着地ターンが逆転する。

特に対陽光イージスB戦ではキラーカードになる。
9t《ヘブンリーイージス進化と《守護の陽光》の設置には手札が合計で5枚必要となる事から、
ハンデスを選択する事で相手の選択肢を急激に狭める、
上手くいけば着地そのものを不可能にさせる事も。
リソースゲームを見越してドロー&ハンデスという使い方が主。

特集⑤:ロイヤルセイバー・オーレリア

原作の面影にアッパーが入っててウキウキ

5/4/6突進・指定攻撃・守護。
アミュレットも含む相手場3枚によるサイズアップ選択耐性。

化け物。0から始めて3まで増えた。強過ぎる。
4/6で立たせるだけで4打点。それだけで強い。(昔は2/6だったのに。)
守護の薄いデッキでもあるためアグロ耐性も担う。

エボルヴは5c6c固定のカードはパワーが高く設定されている傾向にあり、
特にEVOLVE枠で無いこのカードは5cLGとして充分なカードパワーを貰っている。

知見としてこの事からテンポムーブをする際に5tを2c+3c等で分ける行動が非常に弱い。
本家は逆の事が多かった。4cより2c+2cの方が強いゲーム。

よって5cを飛ばさないよう6枚採用した。アドバンスブレーダーまで含めて7枚の選択肢。

特集⑥:レオニダス

6c二面除去、そして最大の能力である《レオニダスの意志》。
ロイヤルをTier1たらしめている第2の理由、圧倒的な対コントロール性能
序盤の展開力が環境最強なのに後半のサイズや打点も環境最強になってしまった。

とは言ったもののそれには《レオニダスの意志》が着地する必要がある。
当然Tier1故に環境には様々なメタが存在し、

・《漆黒の法典》
・《ウルズ》
・《エクスキューション》
・《破邪の光》
・《バハムート》

等々。

自身の選択は《レオニダス》の進化前3-進化後3のフル採用。
他に採用する進化後のカードよりも《レオニダス》の進化後の3枚目の方が価値があると判断。
リソースゲーム自体は展開出来るが対ドラゴンや対ビショップには打点が足りない。
そこでレオニダスの3枚目もアクティブにする事で3枚分の回答を要求する。

既存構築のコントロールRやコントロールNはウルズが2枚しか無いので3回目のレオニダスを避けられない。

不採用カード集

疾風怒濤

先攻選択と相性が悪くて抜けた。
先攻の《フローラルフェンサー》は4tのため。
本家疾風怒濤オリヴィエロイヤルは使用場所を後4先5後5で設定している所を
《ロイヤルセイバー・オーレリア》を再投して後4以外の用途が無くなった。

あとはネタが割れたというのもある。
これと《アレキサンダー》は採用せずとも勝手に相手の脳裏にあるのでとてもありがたい。

あとルミナスナイト追加の関係で《ニンジャエッグ》を採用したくなったのでこっちの優先度は落ちた。
現在は3×13+1だが散るなら《ニンジャエッグ》の1枚目と《ツバキ》の1枚目を検討したい。

アレキサンダー

必要だと思った事が無いため。
手打点でも無ければ6tまで選択肢にもならない。
その上で使うかどうかは分からない。

note challengeからずっと0。

note challenge 6-1(3位)

アレキサンダーが欲しかったゲームは冷静に見ると5tが飛んでいるので、
5tのビッグアクションを強くすればレオニダスで事足りる。

因みにこれは言い過ぎで実際には唯一対秘術Wにはサーチ対象になる。
今後Tier2以上になり無視出来ない数になれば戻ってくる枠。
現行のロイドラ環境では削り切りに関与出来ないこのカードを必要だと思わない。

最近若干気付かれ気味でツバキと枠を分けているデッキリストが散見されるようになった。
大体斎藤式ロイヤルが美しいのが悪い。

結果

プレイ期間は9月11日~9月25日の2週間。
幸いオフシーズンでも大会に多くのプレイヤーが居た。

公認大会 14-7 

note challenge 6-1

非公認大会 5-1

計:25-9(74%)

ルールはとても簡単。プレイは難解で大変。
しかしSTD~TOG感ある気分の良いゲーム性でとても楽しい。

9月度のプロモーションカード。光り方が好き

プロモは4種類全て揃った。とても綺麗。
何故か参加プロモの《アドバンスブレーダー》が入手出来なかった。
これ如何に。

終わりに

3ヶ月に1回ある大型大会(GPみたいなもん)

実は9月27日(火)17:00からDTCGシャドウバースの新弾がスタート。
自分はエボルヴとおさらばしますがこのnoteを読んでくれたついでにDTCGの方もインストールしてくれると嬉しいです。面白いので。

エボルヴも10月1日から新弾。無限か?

電車と部屋ではDTCG、外に出ればエボルヴ。

最初10/22・23がGP横浜
翌週10/29・30がRAGE Day1(オンライン!誰でも参加出来るね)
翌週11/05・06がGP名古屋

勝てば
翌週11/12がRAGE Day2
最後11/19がRAGE プレーオフ

10月末から11月の頭までは誰でも参加出来る大会がシャドウバースのコンテンツだけでこんなに。

これは両方やるべき過ぎる。

GP横浜の応募は10月04日まで。するなら早めに。
RAGEの応募は10月23日まで。GP横浜負けても間に合う。

このnoteいいねしておくと忘れた頃にリンクを踏める。

新弾からは配信かメンバー限定サーバーで会いましょう。
それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?