若いママの不愉快エピソード
地域によって結婚や出産をする年齢の平均は変わるかと思いますが、
私自身はその地域では平均よりかなり早い方に結婚出産しました。
どの年齢で結婚しようが出産しようが人の人生のタイミングなんて色々ですから、
早い人もいれば平均も遅い人もいる・・・。
そんなことは当たり前だと私は思うのですが、
世間の人の全てがそう思ってくれないこともあるのだなと思った不愉快エピソードがあります。
それは出産して3時間くらい経ったかなという時間のことでした。
つまり出産ほやほやですね。
病院のベッドに横たわる私のところに看護師の女性が入ってきました。
その看護師は名前を名乗るとすぐさま
「結婚する前に妊娠されたんですか?」
と聞いてきました。
つまりデキ婚かと聞いているわけです。
当時は授かり婚という言葉がさほど広まっていたわけでもなく、
できちゃった婚というとあまり良いイメージを持たれなかった時代です。
いくら安産で大きく体調を崩したわけでもなく意識も言語もしっかりしているとはいえ、
そういうことをぬけぬけと出産を終えて疲れている患者に言うのって無神経ではないだろうかと
私は思います。
ましてやできちゃった婚に対して良いイメージを持たれにくい世の中ならば尚更。
さて、ここで私は2つのことを思いました。
1つ目は、
もし出産した年齢が平均の範囲内ならばその看護師は「デキ婚か?」という質問をしただろうか?
おそらくしなかったであろうと私は考えます。
平均年齢ならば、結婚を先にしている人の方が多数派だから質問するという発想すら湧かなかったかもしれないからです。
というか結婚を先にしている人の方が多いからデキ婚のイメージが少数派になり、悪いイメージを持つ人もいるのだろうから。
思ったこと2つ目は、
私が若いから不躾な質問をしてもいいだろうとナメられたんだろうなと思いました。
これが完全に大人の女と思われる年齢の女性だったら、
失礼なことを言うことでぴしゃりと言い返されてしまうから怖い思いをするだろうと考えるため変な質問はしにくいと私は考えました。
若いから・・・、失礼なことを言っても反論するだけの経験も度胸も対応力も無いと思われたのかもしれないと思うと、
私が否定しようが反論しようが、そういう質問をされたこと自体に腹が立つのです。
そんなに若いママってバカにされなくてはいけないでしょうか?
若くしてママになったことは悪でしょうか?
若いからといって人に迷惑をかけまくる人生を歩んできたわけではない。
きちんと学校に通い勉強をして大学に入り卒業したし、仕事だって丁寧に取り組んできたつもりです。
失礼なことを出産したての人に言う人の方が悪に思える。
出産云々関係なく失礼なことを言うものではない。
・・・それとも毒親に育てられた私が気にし過ぎなのかな・・・。
こういう時に思う。
毒親によって悪影響を受けなかったら、自分が感じる怒りに対して神経過敏と思わずに済むのかなと。
毒親に色々と否定されてきたから、自分の感情にすら自信が持てないのかなと・・・。
でも、やはりこのエピソードは今でも憤りを感じるのです。