兄弟差別をする毒親の言い分とは・・・
一言に毒親といっても色々なパターンがいると思う。
現に毒親にまつわるサイトにも数パターンが挙げられているし。
でも、今回1つ1つのパターンについて書くつもりはないです。
(いつかは書くかも)
あくまで私が経験した毒親の行動の1つについて触れていきたいと思います。
私の母親は姉妹差別する親でした。
母毒親レベルはどれくらいかというと、
毒親ど真ん中とは言えないかもしれませんが、
迷惑なほど神経質な親であることは言えます。
ちなみに私は2人姉妹の「長女」で、奇遇なことに私の母も2人姉妹なんですが、違う点は母は「次女」であるということです。
母は、母の母つまり私の祖母から姉妹差別を受けるという不幸な育ちをしました。
そのせいで1番に生まれつかなかった子は不幸という思想を自然と持つようになってしまい、その不幸な恨みを晴らすかの如く1番に生まれた「長女」の私を当たり前のように差別して私を苦しめました。
それも恐ろしいことに意図的に差別をしているのではなく、当たり前に…自然に…無意識に差別をするのです。
だから、本人には長女を傷つけているという自覚はなく、抗議をしても意味がわからないのです。
これは本当に恐ろしいことです。
母の言い分がどういうことかというと、
「長女は長女に生まれただけで幸せで、次女は次女に生まれただけで可哀そうなんだから、後に生まれた可哀そうな次女を長女よりも可愛がり、褒めるべき」
そうやって生まれた順番の差を埋めようという考えです。
信じられない!
と思ってくれた人…、ありがとうございます。
心の支えになります m(- -)mペコ
そしてツッコミも入れたくなったかもしれません。
そんな考えなら子供は1人だけにしろよとか、次女を可哀そうと勝手に蔑むなよとか。
でも母は大真面目にそういう考えなのです。
次女の成績・スポーツ・習い事・友人関係 etc が私よりも劣っていたとしても、とにかく褒めるっ!!
しかし長女の私の成績・スポーツ・習い事・友人関係 etc が妹よりも良いものであったとしても褒めないどころかけなすっ!!!
これは虐待ですよ?
もちろん毒親でもあります。
子供の幸不幸は生まれた順番ではないということすら考えが及ばない。
子どもが幸せと感じるのは、どれだけ親から愛され認めてくれたかだと私は思います。
親から愛されるということは、
「親から愛されているから少しくらい嫌なことがあっても大丈夫! だって大好きなパパやママが認めてくれた私だもんっ☆」
という強い心を育てるきっかけになると思います。
だから、親の愛情は子供の「心の防御力」を上げることが出来る大切なものだと私は考えます。