職場で機嫌が悪い人の罪とお金の話
毒親じゃないけど、これも一種の毒と思うこと・・・・・・。
私の会社員時代の話です。
気に入らないことや気分が乗らないとき、明らかに機嫌が悪くなってそれをあからさまな態度に出す社員Aさんが同じ職場にいました。
機嫌が悪くなると口調がきつくなり、表情も険しくなり、雰囲気もピリピリ。
だから周りの人は不機嫌なAさんに不愉快な言動を取られないようにしようとし、仕事で声をかけたくてもかけられない。(もしくはかけにくい。)
私も他の人同様に、不機嫌なAさんにはなるべく近寄らないようにし、話しかけなくちゃいけない時は怒らせないようにかなり気を遣って話すようにしました。
でも、ふと気付いたんです。
「なんでその人が不機嫌だからって、気を遣うという仕事が増えなくてはならないんだろう?」 と。
気を遣うって頭を使うんです。
あと本来なら普通に話せることも、やや工夫したり、遠回しな言い方になってしまったりして、時間を余計に取られるんです。
気も頭も時間も使う・・・。
これらを本来の業務に使えたならば、仕事の効率が上がると思うんです。
誰だって機嫌の悪い日はあるし、嫌なことだって生きていればあります。
でも、がんばって不機嫌な様を出さないようにする人達はたくさんいる。
少なくともその職場では、不機嫌さをあからさまに出す人はほとんどいなかった。
Aさん1人のせいで周りの人間の仕事に悪影響が広がっていく・・・。
私が言いたいことは何なのかというと、
「他の人たちの仕事の時間を奪うのなら、その分お金を払えば?」
です。
しかもそれだけではない。
必死に不機嫌を隠そうとしても少し不機嫌さが出てしまうのは仕方がないにしても、
Aさんは敢えて不機嫌さを目いっぱい出していたように思えていた。
不機嫌さを全開にすることにより、周りは仕事を頼みたくても、指摘したいことがあっても言いにくい・・・。
イコール
Aさんにとって面倒くさい仕事が増えないで済む。
あまりにもあからさまに態度に出すからわざとなのかとさえ思ってしまう。
私は、人の時間とお金を奪う人は罪深いと思う。
おそらく多くの人は、お金と時間を奪われたくないであろうと考えます。