園児(未就学児の年長)の性教育の授業
授業というと堅苦しいのですが、年長さんクラスの子に性教育のお話を出来るだけ分かりやすくしようというもの。
個人的な意見を言うと、未就学児に性教育をするのは反対していません。
というより未就学児に関わらず、もっと性教育というものをしっかりとやっていくべきだと思っています。
それは防犯も含めて自分の人生を守れますから。
未就学児に対する性教育のお話って、どのようなものなのか???
意外とちゃんとした内容で、もしかしたら難しいかもと思わせる部分も少しありますが、ちゃんと聞きやすいようにお話をすることはもちろん、出来る限りわかりやすく噛み砕こうとしているのが伝わってくるような内容です。
精子と卵子で新しい命が生まれることや胎児がお母さんのお腹の中に入っていることなどの命の大切さ、おちんちんなどのプライベートゾーンは人に見せたり触らせたりしないことを含んだ防犯に対する意識などです。
一見すると年長さん達は無駄話をせず集中してお話している人の内容を聞き入っていたように思えました。
わりとちゃんとした難しめの話であったにも関わらず。
だから私はどれくらいこの大切なお話を理解してくれたのかな?と気になりました。
でも心配はいりませんでした。
このお話の後しばらくしてから年長クラスの男の子がトイレに入った時のことです。
普段ならばさっさとパンツを履いてさっさと手を洗いに行くところなんですが、おしっこをした後少しだけプライベートゾーンと教えられたところをじっと見て考えたような顔をしていたのです。
ちゃんと話が印象に残っているからこそ、不思議に思ったり発見があったりして彼なりに考えるところがあったのだろうなと思うと、理解できる範囲で少しずつ教えることの重要性を感じました。
それだけ子供の知能というのは大人が思っている以上に発達しているんですね。