Forever Together feat. Lindsey Marie & Kent Alexander
2020年3月1日にリリースしたアルバム『DELUX』から
「Forever Together feat. Lindsey Marie & Kent Alexander」を解説します。
この曲はここ数年オランダを中心に活発な動きを見せるHappy Hardcore / Gabbaサウンドや僕の大好きなDJ、Kutskiも所属するレーベル「Foolish」のサウンドに強い影響を受けています。
90年代に生まれたMokum直系のキュンキュンキックにヘヴィーウェイトな歪みBASSが追加されたGOLDSKOOL+NEWSKOOLな低音部。それに対を成すかのようにきらびやかでハッピーなうわ物の組み合わせは往年の90s HAPPY GABBAの流れを組んでいます。
前々から「最新ハードダンスサウンドにHappy Hardcore的要素(明るいピアノ連打やレイヴスタブ、4分打ちガバキックにブレイクビーツの組み合わせなど)をミックスしたい」と思っていたんですが、それをオランダの連中がいとも簡単に達成していたのでかなり刺激されて制作しました。
作詞とメインボーカルはコラボ3曲目になるLindsey Marieさん。作曲の段階からタイトルはすでに僕が決めていたので曲名とイメージを送って作詞してもらい歌ってもらっています。力強い詩に力強いボーカルで曲にめちゃくちゃ合ってるなと思いました。
Rapは英語も日本語もイケてその絶妙なバイリンガルバランスがこの曲にぴったりだろうと思ってKent Alexanderにお願いしました。
曲はブレイクのメインメロから作っていきました。「もうど直球ハッピーハードコアでしょ!」と考えていたのでアンセムを意識して作りました。Triple J - Have it Allとかあの辺のハッピーで昇天しちゃう感じ。歌終わりでデカいシンセリフ!そこにケントのMC、303が絡んできたりアーメンが上の方で走ってたりと大騒ぎな感じになってガバキックでモッシュピットにLET'S GO!というお祭り仕様トラックになっています。ケントのリリックもめちゃくちゃ良いので是非ブックレットの歌詞カードを読んでほしいです。
さっさとコロナ終結してもらってみんなとフロアで歌いたい1曲です。
おしまい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?