映画大好き❣️おばさんの独り言その10
おはようございます😃 この映画話も10回まで来ました❣️ おめでとう🎊🍾🎉 と、自分で祝ってみる😃 良くやった、私❗️頑張ったぞ、私‼️ やれば出来る❣️と自画自賛して、まだまだ続けますよ〜😃
今回は私が映画にハマるきっかけになった作品❣️
「キッド」
出演 ブルース・ウィリス、エミリー・モーティマー、スペンサー・ブレスリン、リリー・トムリン
39歳のラス・デューリッツは、社会的地位のある人々を相手とする辣腕イメージ・コンサルタントであるが、その傲慢で無駄を嫌う言動は「いやな奴」と言われている。イメージ回復のため子供を利用した、野球チーム・オーナーの映像を撮影し、仕事のパートナー:エイミーからも反発されるが、ラスはその撮影テープを捨てる。しかし、30歳のエイミーの無邪気な言動を小馬鹿にしたところ、彼女からも愛想を尽かされてしまう。
父から実家の引越しの手伝いを拒んだ夜、ラスの邸宅の玄関に、彼が幼い頃の赤い飛行機の玩具が置いてあるのを見つける。前後して、赤いレシプロ機が接近したり、邸宅に侵入した少年を追って飛行場に迷い込む経験をする。ラスは心療内科を受診するものの、治療を受ける気は鼻からなく、薬だけを受け取る。
コメディタッチのファンタジードラマと言えば良いでしょうか? 映画のジャンル分けがイマイチよく分かって無いんですが、どんなジャンルで有っても「人間」を描こうとしてない作品にはあまり心が動かないんですよね😃
反対に「あ〜、ちょっと脚本が破綻してるなぁ」「ん〜、演出や画像がなぁ…。脚本良いのに…」な作品でも「人間」を描いてたり、俳優の才能や努力で登場人物が魅力的だと思えばお気に入りになったり😃 そのせいか、あまり他の人と意見が合わなかったりして「変人だ」と思われているようですが… 私は自分を「変態だ」と思っているので、むしろ認めて貰った気がしてます😃
さて、この作品ですが… ( 完全ネタバレでお話します)
あの大ヒット作「ダイハード」シリーズのブルース・ウィリスが主演してますが、アクションは全く有りません😃 イメージ・コンサルタントという実体が分かりにくい職業の、拝金主義で周囲に毒を撒き散らす鼻摘み野郎を演じてます😃 しかし、彼がそんな人間になってしまったのには原因があり、そこには子供ならではの思い込みや誤解が彼の中での問題を複雑にしてしまった結果だった(T-T)
子供の頃に思っていた「未来の自分」になれなかった事への失望を気付かないうちに抱え込み膨らませているラス(T-T)
豪邸に住み贅沢な暮らしをして居ても、心許せる友人も無く愛し愛される相手も居ない… 満たされ無い心を埋める為に更にお金を追うが故に、更に人は離れていく…
そんな中、仕事のパートナーであるエイミーに反発され怒りを抑えられず、30歳のエイミーに小馬鹿にした言動を取り愛想を尽かされてしまいます。 言いようのない孤独と焦りと苛立ちの中にいるラスがある日自宅に侵入した男の子と出会います。
男の子は過去から来たラスティ、つまり子供の頃のラスでした。男の子はラスに子供の自分が夢見ていた大人になったかを問い、全く違う生活を送っているラスに失望を露わにします。
信じられないラスは自分が精神を病んだと思ってしまい、自信が揺らぎ始めます。精神科医に受診し薬を飲んでも男の子は消えず、ラスは過去の自分と向き合い現在の自分になる原因だと思っていた事柄を確認していきますが…
いくつかの思い込みや誤解の中で、ラスの心を1番傷付けたのは優しい母の死の前後の厳しい父が依り厳しくラスに接し叱咤された事から「父は自分を愛していない」と思い込んだこと(T-T)
そして学校で「太っていてみっともない」「立ち向かう勇気もない腰抜けの弱虫」と罵られ虐められた事から、虚勢を張って人を見下す事で自分を守る鎧を纏うようになった事で、更に孤独になるという悪循環に陥ってしまったんですね(T-T)
男の子(ラスティ)と対しながら自分の口から出る言葉は、かつてクラスメイトからそして父から自分に投げつけられた言葉でした。 愛想尽かししながら実はラスを愛していたエイミーの励ましも有り、過去の自分を変えれば未来の自分も変えられるのではという希望を胸に、ラスはラスティと共に過去に戻りやり直そうとします。
当然、ラスティがいじめっ子と対峙し立ち向かわなければなりません。ラスは自分の記憶を元にラスティを励まし作戦を授けます。 ふたりは協力していじめっ子をやっつけ、父母の家に戻りますが、実はその日が母の亡くなる日でした。過去を変えた事で母の死も免れるかもしれないと期待していたラスでしたが、叶えられずショックを受けながら父がラスティに投げつける言葉を聞くうちに僅かに父の気持ちに寄り添うことが出来、父の本心に気が付きます。 ラスティと別れ現在に戻ったラスは父を訪ね本心を聞き出します。 父はラスを愛していましたが、強い男の子になって欲しくて厳しくしていた事、母が病気になり気落ちして母の看病と自分の心を宥めることに精一杯だった為に、ラスを突き放してしまった事を父は詫びます。 長年の苦しみから開放されたラスは、「子供の頃なりたかった自分」になる為に歩き出します😃
エイミー役のエミリー・モーティマーは好きな女優です😃 「ラースとその彼女」の兄嫁役や、最近では「マイ・ブックショップ」の主演で素晴らしい演技を見せてくれてます😃
そして秘書役のリリー・トムリン😃 出演シーンは多くはありませんが、権高なラスも上手くいなしたり実は傷付いている事を察していたり、ラスが信頼して甘えられる部分を上手い表現で分らせてくれます😃 無邪気に見えて細かく観察してたり、明るくて良いなぁ❣️
実は「ダイハード」ほとんど観てません😃 ブルース・ウィリスの事も名前と顔しか知りませんでした。 食わず嫌いは良く無いと思ってレンタルしたんですね😃
当時の私は精神状態が良くはなかったので、人を傷付ける描写や台詞の無いファンタジーから見始めてみようという考えも有りましたし。
一緒に借りた作品は全く覚えてません‼️ 最初に観始めたこの作品だけで最初から最後まで見通すのに5日くらいかかったと思います。 最初の作品紹介の途中で集中力が切れて寝てしまったのが3日くらい続きました。目が覚めるとそのまま何回も再生されている途中をチラチラ観るのを繰り返し、その度たった1時間半の間集中出来ない自分が情け無くなって落ち込み泣いてました。だけど、「なんとかしなきゃ」と思っていたので繰り返し挑戦しました❣️
4日目の早朝にやっと中盤までのストーリーが繋がって、心に感じるものが有り「最後まで観たい」と思われてきて、やっと観終わった時の達成感は忘れられません😃
そして、自分の子供の頃や楽しくなかった学校生活を重ねて観返しながら「やり直す事は今からでも出来るはず」と思いました😃 単純なのかもしれませんが、その後も映画を観続け少しずつジャンルを広げていきながら、やはり繰り返し思いました…
人生の中で様々な局面に出会いますが、常に立ち向かえる訳では有りません。お酒やギャンブルに逃げても問題が増えたり大きくなるばかりで、更に追い詰められることが多いです。 私は映画に現実逃避します😃 しばらく問題から目も気持ちも反らし映画に逃げ込む事で気力が戻り、現実に立ち向かえる。 すぐに解決出来なくても、何度でも繰り返して挑戦して行けば良いんです。 自分だけで解決出来ないと思ったら、相談したり場合によっては専門知識のある人を頼ればいいんです‼️ 私は弱い人間なので、死にたいくらい落ち込む事は今でも何度も有りますが、だからって死んじゃ駄目なんですよ😢 少なくとも残る家族に迷惑がかからないようにする事だけは終わらさないと…
映画の中には様々な人生が有り、登場人物も色々です😃
この主人公は幸せだとか、私より不幸だとか… こんな人と出会ったらどうなるんだろうとか、こんな風にすれば人生少しマシになるかも⁉️とか、映画の中には癒しも学びも有ります❣️
実話物も多いですしね❗️ 自分には無い価値観についても分かるし、本当に人は様々だと気付くきっかけになり、自分を見つめ直す手助けにもなります😃
映画に出会う事で私は救われたし、今も救われ続けています。子供の頃なりたかった自分にはなれなくても、今の自分も捨てたものじゃないと思えたなら… そこに後悔が少なければそんなに悪い人生じゃなかったと笑って生きていける気がしてます😃 だから…
映画は私の恩人、私の大親友
だと思っています❣️
まだまだ書きたい映画はたくさんあるので、続けていく予定です😃
懲りずにお付き合いくださいね〜❣️
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