高田夜サクラミクライブ !(2023)感想レポ
こんにちは、闇雲といいます。ただのオタクです。
今回、2023年4月8日に開催された「高田夜サクラミクライブ !」の感想を書き殴っていこうと思います。
ライブ本編のセトリの言及、オタクの自分勝手感想が展開されるので、それでもいいよって人はここから先へ進んでね!!!!!!!!!
高田夜サクラミクライブ !について
「#高田夜サクラミクライブ」とは、新潟県上越市高田で開催する初音ミクをはじめとしたキャラクターのファンメイドライブです。
新潟県内の桜の名所である高田城址公園の花見シーズンに伴って、「高田の若い人たちに、初音ミクさんのリアルライブを体験してもらいたい」という思いで開催されています(公式サイト参照)
Twitterのハッシュタグを遡った感じだと、一番古い開催が2015年でしょうか?
ファンメイドとしてはめちゃくちゃ早い時期から開催されているド古株イベント、というかほぼファンメイドライブの初期勢なんじゃないか?ってくらいの歴史が長いイベントになっています
しかし高田ミクライブ、2019年のライブを最後にコロナウイルスの影響で開催ができていませんでした。
公式も、様々な方法を模索しながらも、「ライブ」としての形を大事にして開催の機会をうかがっていたようです。
個人的な話をすると、県内地元のボカロ民としてイベントの存在は耳にしていたので、常々行ってみたいとは思っていました。しかし、自身の環境が整って「やっといける…!」となったタイミングで開催されなくなってしまったため、いつかは行ってみたいという気持ちだけが募っていく念願のライブでした。
開催の告知がされたときは本当に嬉しかったですね
会場周辺
会場は雁木通りプラザと言う商店街の一角にある広場なのですが、その通りを歩いてみるといたるところにイベントのフライヤーが
また事前に県内メディアのWebサイトで大きく載っていたり、最寄駅までの路線のつり革広告にもあったとの報告がTwitterであがっていたりと、地域まるごと含めて宣伝をしているような印象がありましたね
ここまで大きくなると宣伝効果も高くなって、町おこし的な側面も含んでいるのでしょうか
ライブの整理券を午前中に配布していたためそれをもらうと、開場までの時間が空いていたので例の高田城址公園に向かいました。
その時の写真が上の画像です
完全に散っちゃってますね
前日に雨風が強かったこともあって、今回はタイミングが悪かったみたいです
おや?あそこに落ちているのは……
ヒエッ………縁起が悪すぎる……
当日は全国的に風が強く、ライブが屋外で行われるものだったため、風の影響でライブが中止になってしまう可能性もギリギリまでありました
会場付近に出没した様々なミクさんたちも、雨風と戦っている様子がTwitterで報告されていました
ライブ本編
16時になって少しずつ風が落ち着き始め、本来予定していた入場時刻より少し遅れて整理券式の入場が開始。
16:30に最終判断が出ましたが、ぎりぎりまで風が強かったので開催の是非の判断は本当に難しいところだったんだろうなぁと察していました。
無事入場できた会場内の様子はこんな感じ!
前方に階段があってステージが少し高いところにある構造です
午前中、ファンメイド界隈の人間ということで中に入れてもらうことができ準備の様子を見せてもらっていたのですが、ヘルメット被った”ガチ”の人が足場の土台とかを施工していました。やばいです
めっちゃステージかっこいいですよね
投影用スクリーンのトラスにはこんな感じでロープでの補強が入っていました。
やっぱり屋外だと風もそのとき次第なので、ちゃんとケアが必要なんでしょうかね
陽が落ちて暗くなる開演時間までは、テクニカルチェックも兼ねて(?)過去セトリにも入っていたshake it!が無限ループしたり、うっすらミクさんが投影されていたり、照明を光らせたりしていました。
しゃけの無限ループは、オタクが一度コールを入れてしまったゆえにコールのエンドレスシェイキットが発生していて面白かったです
~開演~
ライブ前にリアル桜ミクさん(如月 音桜(きさらぎ ねお)さん)が登場し、MCをされていました
本当はライブ本編の前に、如月音桜さんの歌ってみたミニライブや、新潟出身ボカロPのEasyPopさん・keiseiさんが出演するオープニングアクトが予定されていたのですが、強風による準備の難航もあり中止になってしまったんですよね~~~
いじぽさんは事前に「ハピシンとJfJだけ予習してきて!」っておっしゃっていたので、めちゃくちゃ楽しみにしていたので見れなくてちくしょーーーって感じですが、またどこかで機会があると期待したいと思います。
いじぽさんで言えば4月の超会議のボカニコにも出演されますしね
そんなこんなで陽も沈み、ライブが始まります
1.Satisfaction
1曲目はkzさんのSatisfaction!!
最高!最高です
この曲のトッパー力(ぢから)まじでめっちゃ強いと思ってます。
ライブの序盤とか、アンコール明け一発目とかにぶちこまれると最高になってしまいます
恐らくドロップであろう部分のシンセの音がかっこよすぎるんですよね、いくら運動不足でもこの曲だけは常に飛びたくなる衝動に駆られます
高田夜サクラミクライブ、過去にYellowとかやっていたのもあって結構kz曲が聞けるチャンスあるなぁと予想していましたが、初っ端からkzチャレンジが発生しました
オープニングアクトでDJも予定されていましたし、その流れで聞くともっとやばかったでしょうね。DJと絶対相性いいですから、この曲
ちなみに高田夜サクラミクライブ、ステージの写真見てもらえればわかるように投影スクリーン以外のスクリーンが存在しません
マジカルミライやここ最近のファンメイドライブは映像演出がほぼセットなイメージがあったので、そこは今回のライブを見る上で結構大きなポイントなんだろうなぁと思ったり
2.ロストワンの号哭
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーね!!!!!!!!!!
ロストワンのごうき、ごうきですね
この曲は確か過去にも高田でやっていたようです、Satisfactionもそうだったんだっけ?
この曲のモーションはオリジナル?配布かな?エンドロール見逃しちゃったので忘れました。曲が始まって何かわかった瞬間に会場で歓声が上がってるのなんとなく嬉しかった
ここは義にのっとって自分はコール頑張らなきゃなって本能的に思ったので頑張ってオイオイしてました、かと思ったら音ハメはちゃっかりペンラで遊ぶという裏切りっぷり
この曲はオレンジ?黄色?の照明が印象的だった覚えがあります。全曲のSatisfactionの全体的なイメージが水色・青だったこともあり、一気に鏡音リンの世界始まった感じしましたね
ニコニコからリンクを持ってくるときに気づいたんですが、この曲900万突破してるんですね。鏡音リンによるVOCALOID神話入り直前曲としては炉心融解、ロキに続き3曲目ですかね。むしろロキが上にいることも少しびっくりしている節もありますが、まぁ当時リアルタイムでボカロ聞いて生きてた自分としても大きく印象に残っている曲なので、「もうそんなにいってるんか…」という気持ちと同時に「まぁそれぐらい行ってるもんか、もう」という気持ちもあります
そういえばモデルは黒Sourでした!!!
わかる~~~!!!!いいね黒Sour!!!!!!
白ちゃんはふわふわきゃわ~~な感じに特化している分、スタイリッシュな黒ちゃんはこういうロックや重たいエレクトロなどのクールな楽曲を歌わせると映えますね、かわいいです
3.shake it!
あっしゃけだ~~~~~~~~~~~~~~~
開演前のBGM替わりとして一生流されていたしゃけさんです。
開演前もずーっとオタクが頑張ってコールをしていてくれたおかげで会場全体みんながコールやりやすそうにしている感じがしてちょっと面白かった
この曲も過去にやっていますね。マジカルミライでも以前はおなじみの曲だったと思います。
高田、こういうところにライブ開催の源流があるように感じられるんですよね。まぁ前述もしましたが、高田夜サクラミクライブさんは「高田の若い人たちに、初音ミクさんのリアルライブを体験してもらいたい」という思いがライブと共にあるわけで、つまり東京でやられていて新潟の地元学生があまり見たことのなかったりするライブを高田に輸入しているみたいなイメージなんですよね個人的には。だから結構公式でやられている強い曲とかを過去にやっている印象があります
ちょうどこれを書きながら2017の映像をYoutubeで見つけたのでちらっと再生してみたら1曲目からBlue StarとかやってStardusterやらはじめました地球人さんやってて泣きながらキレてます今
なんで?
Stardusterやん…
話が逸れました。まぁそんな感じでマジミラのみならずミクパとかの系譜も感じることができるわけですね。いうて僕も昔は東京にライブを見に行くことは難しい地元学生だったわけなので、大昔に公式ライブでやっていた曲とかが聞けるのはやっぱありがてぇわけですよねぇ
そういえばこの曲、高田ではミクのみが登場するので基本的に皆ペンライトは緑色にするんですが、僕はどうしてもオレンジ色を点灯させたい気持ちが抑えられず葛藤した結果オレンジを自己満で照らしていました。ごめんなさい
4.KING
うおおおおおおおおおおおお!?!?!?!????????!?!!?!!!?
そんなこと言ってたら全然違う系譜で来ましたよ。まさかのKING!!!!!
これはあれですかね、最近増加している若年層を狙った感じでしょうか。
いや~事前にどんなセトリになるんだろうと考えたときに、約3年越しの復活という面もあるし基本は昔やっていたような世代感の曲が多そうだな~と思う一方で、最近寄りの選曲はあるのかな?ないかな?どうかな?と思っていましたが、来ましたね
会場も、まさかのGUMIの登場に驚きと喜びが合わさったような声が上がっていました
初音ミクと鏡音リンとGUMIが続けざまにでてくるライブ、これがファンメイドライブですね。会社の枠を飛び越え始めると、ファンメイドライブ見に来たなって感じがします。まぁ~~~最近のGUMIをライブで出すといえばこの辺りですよねぇ~、最近寄りの選曲がここで来たことで「可不とかもワンチャンいる?」と当時はライブを見ながら予想したりもしていました
キメのあるところは特に本家動画の赤を主軸にかっこよく照明がつくられていたな~ということを覚えています。曲に合わせたキメがかっこよかったです
一人でれふさいらいさいペンラ振りして遊んでたんですけど、みなさん偉いのでちゃんと振ってましたね。もうペンライトを振る側の遊び心もあっていいと思うんだ
5.UFO (Synth Rock Cover)
てーれれーれーてれれーれーてれれれてれれれてれれれてれれれちゅいーーんちゅーーーんちゅいーーーんちゅーーんちゅいーーーーーーん
U F O
きたあああああああwww
この曲高田のステージ上ではミクとリンが出てくるんですけど、その二人が出てきたとき最初samfreeさんのPromiseだと思ったんですよね
昔これをやっていたらしくて。samfreeさんも新潟のボカロPなので、亡くなられた次の年にライブのセットリストに組み込まれていたそうです。
その前情報もあって「ミクリン=Promise」という等式が自分の中に存在していたために、全然違うイントロ始まってしかもそのイントロで全てを察したので面白くなっちゃってました
Omoiさんアレンジの音圧激ヤバシンセロックピンクレディーですね。
ファンメイドライブで聞く非ボカロ曲からしか得られない栄養があるとは良く言ったものですが、にしちゃあちょっと選曲が世代を感じるんですよね…w
まぁOmoiさんがカバーしたからというのも大きいとは思います。他にも小さな恋の歌とか負けないでとか、昔の名曲を音圧アレンジされているので、UFOが特段古すぎるという話でもないんですが
この曲照明を見ていて一番楽しい曲だったかもしれません。
ステージ横にひし形の照明セットがあるんですが、あれの光らせ方が「あっそんなやりかたもあるんだ、そんな動かし方もあるんだ」の連続でマジで見るエンタメって感じでした。
スクリーンを囲うトラスへの照明の当て方も面白くて、あれ立っているやつにそれぞれと、上にあるやつに左右から光が当たるようになっていたんですが、右側だけ光らせるとか左側だけ光らせるとか「あっそんなこともできんのね~」って見てて気づきを得ていました
常時緑と黄色でミクリンとの位置合わせをしていて、オレンジじゃないのかぁと思っていたら歌詞で「突然オレンジ色の」と歌っている部分でオレンジ色の照明を使っていて、あぁなるほどここでオレンジ使うためか?と考えていました
実はこいつも高田の過去曲。聞いてみたかったので聞けてよかったです
6.奇跡さえも
おい!!!!!おい!!!!!!!!!!!!おいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お”お”お”お”O”お”O”O”OO"o”お”O”!!!!!!!!!!!!!!
曲が分かった瞬間まじで現地ででっかい声出してました。この日一番のでっかい声出してたと思います。だってこれは流石にオタク君キレちゃうじゃん、やばいって
いやああああああああああそもそもそういえばOmoiさん繋ぎなのねまずそっからなんですけど
奇跡さえもさぁ……
ほんとにさぁ……
ねぇ……
まーーーーーじで好きなんですよねこの曲。言葉選びがほんとに真っすぐで美しいというか。Omoiさんこういう応援ソング的な曲は大分サウンドに比例して真っすぐな歌詞してるなぁという印象なんですけども
この歌詞がねぇええええええええええええええええ良すぎてほんっっっっとに!!!
奇跡すら霞むんですよ、手にしたいと思っても手にするのが難しい奇跡というものすらも霞ませるほどのドラマを見せてくれよ!!!君なら見せてくれるよね!!って、こんなことをいうわけです。いや美しすぎるだろ……
奇跡さえも霞ませちゃおうぜ!って言えちゃう言葉選びのセンスが本当に素敵すぎて大好きです
てかこの曲の歌詞の視点主まじでクッソいいやつなんですよね
「僕にはこれしかいうことができない」と思ってはいるけれど、でも同時に「これは僕にしか言えない」という隣にずっといたからこそわかる確信みたいなものが、ほんとに尊くて美しくて健気なんですよね~
とにかく友を信じて祈り続けているのです
あとこの曲他にも歌詞好きポイントがあって
これね~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!
これなのよ……
これはマジでただの個人的クソデカ文脈感情オタク自分語り観点なんですけど、僕が春だいっっっきらいなことに起因するんですよね。
そうなんですよ僕マジで春が嫌いで
昔は好きでしたよ。雪国新潟ですから、春が近づくと雪が溶けて自転車に乗れるようになって、友達と遊びやすくなって、新しい芽が開くワクワク感がありました
でも少しずつ成長していくと、春と共に訪れる”環境の変化”の心労が本当に嫌で。しかも高校入学時や大学入学時の思い出、あとコロナが始まったタイミングなど個人的に春は嫌な記憶を思い出させるトリガーみたいなものでした
春が近づくということは強制的に進まされることを意味していて、なんにも変わっていない自分に焦り憂鬱になっていく…そんな季節を思った通りに言い表してくれたのがこの曲だったんですよね
そんな曲を春に聞くことができたっていうのは、僕にとって大きな経験だったような気がするのです
他のファンメイドライブでこの曲を見たときは、コロナ禍で「1!2!3!」「4!5!6!」のコールができなかったので。全力でやりました
7.ハッピーシンセサイザ
ステージにGUMIとルカ、これは………!!!!!!
EasyPopさんが今回のライブのオープニングアクトのゲストのこともあったので、GUMIルカの組み合わせの時点ですぐにピンときました
前述したように前座のDJでこの曲をやるであろうツイートを本人がしていたので、「逆に本編ではやらないんか?」とも思ったりしましたが、やるよね
これは、流石に
四つ打ちが可愛いですねぇ~~~緑とピンクの照明でかわい~くライブ会場が染められていました
当方1番サビが終わった後の間奏でクラップがあるの完全に忘れていた侍
や~~~~オープニングアクトができなかったのはやはり残念でしたけど、ここでハピシンをやってくれて本当によかったなぁという気持ちでした
いじぽさんと言えば、昔新潟県内の大学のファンメイドライブのゲストでいらしていてそれに僕行ったんですけど、トークショーのインタビューコーナーみたいなのがあったので当時ちょこっとDTMを触っていた自分は「作曲のコツってなんですか?」みたいな質問をしていた記憶があります。
確か「とりあえず一旦作ってみて、投稿するなり人に聞かせるなりするといいよ」って言われたと思います
この辺は、僕の創作完了主義重視の礎となっていると思います
そういえば高田夜サクラミクライブ。お昼にはランチオフ会を開催していてEasyPopさんやkeiseiさんもゲストとして参加されていたみたいですね。Twitterでその時のことを話している方のツイートを見かけましたが、なかなか面白かったです。
8.Beat Eater
うわあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!そこか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
KINGがライブで来た時に、プロセカ楽曲は何かしら入ってくる可能性は高いだろうという考えに行きつくのは難くありませんでした
そんな中でもBeatEater持ってくんの最高すぎんだろ~~
まだセカライでもやってないもんね~
曲の色気がバチバチすぎるのでそんな感じで照明がえっちでした
コールなんとなくしてはいたけど結構難しかったw
高田の個人的なイメージとしてミクパとかの古めの世代の曲を多く採用しているイメージが強かったので、Beat Eaterは結構意外というか新鮮というかそんな感じでした
それもそのはず、この楽曲はみみみぱーてぃー(@mimimi_party)という新潟県内の別ファンメイドライブの方がお手伝いで関わってらっしゃったそうです!
新潟県ガチで聖地レベルで地方とは思えないくらいファンメイドライブが複数存在しているので、こういう団体間の連携あるといいですね~~って感じです
ちなみに新潟ファンメイド勢何人かで今回ライブを見たんですけど、この人何故か関係者席じゃなく並んで入場してました。草
9.ルカルカ★ナイトフィーバー
ダメダメよ☆
foooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶっとばしてて最高
2~3月にやっていた公式ライブツアーのサンダーボルトのご当地ボカロP枠で何故かやっていたそうですね。これは実質真のTHUNDERBOLT新潟公演かもしれません
僕のサンダーボルトはこの曲踏めてなかったので、この曲のコールをやるのは久しかったです。ちなみにちょっと疲れてきてるところだったのでちょい大変でしたw
ユーロビートの魔力ってマジで存在するよね、麻薬感があるところが好きです
ハピシンといい、地方でやっているライブでその土地にゆかりのあるボカロPの曲を強く絡ませてくるのめちゃくちゃいいです。土地ブランドというかね。確か歩く人とかも新潟出身だと聞いたことあるのでちょっと…期待…したいっすね…|д゚)チラッ
「ならでは」があるのが数多存在するファンメイド戦国時代を生き抜く術なのかもなぁなんて思ったりしています
10.津軽海峡・冬景色
恋に終止符を打ち、北へ帰る女の悲しい心情を見事なまでに歌い上げた名曲。歌は初音ミクさんです、それでは歌っていただきましょう。
津軽海峡・冬景色
僕もボカロライブのライブレポ書いててまさかこんなリンクを貼ることになるとは思ってもいませんでしたよ!!
ここに来て往年の歌謡曲の登場です
津軽海峡は元々過去の高田夜サクラでもやっていて、割と代名詞ぐらいのインパクトと共に覚えていたので、見れるかな多分見れるよねと期待していました
この曲ではミクさんも演歌仕様で和服を纏って出てきます。
ボカロライブで聞ける非ボカロ曲からしか得られない栄養があるとは良く言ったものですが(2回目)、これはなんか「大人達の全力の悪ふざけ」って感じに思えて正直爆笑してましたごめんなさい
いやでもやっぱ非ボカロ曲の栄養は本当に助かりますね。むしろこっちの方が各ライブの世代とか色が出やすかったりするんじゃね?とも思います
ここ最近ファンメイドライブで非ボカロ曲をボカロに歌わせている枠があることが多く、ブームが来ている気がします
ボーカルの音がコンプ激かけられたみたいな音してて草でした、やっぱ演歌歌手初音さんは声量が半端ないんでしょうか
この曲はペンラが妙に似合わねぇなっていうこだわりでここに関しては拍手してました
11.ODDS & ENDS
うゅええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!
もーーーーーーーうね、もうね、もうねです。もうねなんですよ
もうねだよねぇ~~~~~~ねぇ~~~~~奥さんほんとよねぇ~~~~~~~~~~~
ねぇ………ほんと………ねぇ~
もうなんか、なんかです
本当に何言えばいいかわっかんない
この曲に関してはもう過去の別ライブのnoteでも語っているんですが、なんかもう…”良い”、よね…それしか言えなくなっちゃう
軽率に初音ミクおでんを歌わせるのほんとによくない、ありがとう
Beat Eater辺りから?少しずつ空模様が怪しくなっていたのですが、この曲で完全に雨が降り出していました。
「挙句に雨に降られ」って歌詞があることもあって、Twitterの感想では屋外というシチュエーション故生まれた歌詞との親和性に言及している人が多かったですね
確かに、ボカロライブって屋外でやられることあんまりないですから、めちゃくちゃいい体験だったなと思います。
ちなみに僕はこの辺りで持って来ていた雨合羽を急いで取り出して着たら背中の部分が割けました、対戦ありがとうございました
ODDS&ENDSまじですごいよなぁ…初音ミク5周年の段階でもうこんな歌詞書いてんのやばいでしょ。未だに刺さり続けてるじゃん
ね…………ほんとによい………
12.ファンメイドライフ
壇上に登場してきたあれは……keiseiさんだ!!
この曲はご本人が演奏されるみたいですね
いや~~~~keiseiさんが出てきた時点でSingularityかsaku*lifeだと思っていましたが、違いました
この曲ね~~~~~~動画化はされていなくてピアプロと「ミライトアルマチ都々里」っていうアルバムで聞けます
当時の僕も、keiseiさんが出てきたことで彼の楽曲だなっていうのは察しがついたんですが聞き覚えはなく……
しかしそれが本当に間違いだったということを歌詞を見て後悔しました
まずそもそもタイトルが「ファンメイドライフ」っていう、「ファンメイドライブ」をもじっているところから始まるんですよね
………雁木通り?
そう、雁木通りとはまさに高田夜サクラミクライブが開催される場所の商店街通りの名前です。
雁木通りのぬくもり……そういえばこのライブ、遅い時間帯まで音出しでライブをしていることに関して「商工会に協力してもらっている」という趣旨の話を聞きました。そりゃそうですよねがっつり商店街の一角でやっているわけですから周辺店舗等の理解はないとやれるはずがありません
まじか……まじですか……
こんなのもう実質高田夜サクラミクライブ2曲目のkeisei書き下ろしテーマソングじゃないか!!!!!!!
は~~~~~~~まじ???????
嘘でしょ……?
こんな1つのファンメイドライブに対するクソデカ感情曲をアルバムの一曲として納めているの????どういうこと????
なんで俺これ知らなかったんだ……
これ結構やってることやばいですよ、激エモですよ???
当時は僕含めピンと来ていなさそうな人が多かったですけどこれはまじでめちゃくちゃやばい演目です。
え~~~~なんでよ~~~~~泣
まじでもう一回やってくれ頼むほんまにこの曲の文脈を理解したうえでもう一回聞きたい泣かせてくれ
そういえばこの曲のモデル、加速サトウさんちのミクさんだったらしいんですよね。僕モデルよく見ないので当時まったく気づきませんでした。ちゃんと見ろ!(自戒)
13.SPiCa
おおおおおお!!!!!!!!!!!
おおおおおお!!!!!!!!!!!
SPiCa、高田の定番みたいなイメージがあるので、多分来るだろうなと思っていました!!!
そもそも公式ライブでSPiCaが見た過ぎるんよまず。最近はシンフォニーのほうとかに結構いるのかな?
SPiCaといえばやっぱりスピカ砲だと僕は教育されて育ちました、だから結構そこの期待値があったのですが
残念ながら僕の期待はむなしく今回はスピカ砲は発射されませんでした~~かなちい
まぁライブ前に「今回スピカ砲飛ぶかな?wktk」ってステージ周りのセットを凝視してもそれらしき特効用の装置が見当たらなかったので、やらないのかなぁ~~とややわかってはいたんですけどね。でもやっぱり期待したくなるじゃん
僕は公式ライブでSPiCaをやっていた時代にはまだライブに行っていませんでしたから、それこそ今回高田夜サクラミクライブさんに「初音ミクのライブを見せてもらう」構図でしたね
この曲をやる前、再び如月桜ミクさんが出てきて「最後の曲です…」←ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!
っていうくだりのMCをやったんですけど発声禁止のライブではこれできなかったので新鮮…というか久しぶり?でした。
雨が降ってはいましたが、ファンメイドライフ前まで演奏していらっしゃったギタリストの方とこの曲では如月桜ミクさんのキーボードの演奏陣がミクのサイドにいるというステージでした
~アンコール~
流石にありますよねアンコール
公式でもサンダーボルトから声出しの波が戻ってきて同時に「みーく!みーく!」のアンコールが帰ってきました
このアンコールの間、スタッフの方がさっきまで演奏で使われていたDX7をステージの中央に移動していました。
僕はそれをみて「えっなにやろうとしてる…?なんかやばいことやろうとしてない?えぐいことやろうとしてない?」と恐れおののいていました
14.Tell Your World(Piano arrange)
わぁ...……………
まじか…………
見慣れた衣装をまとったミクさんが、DX7の前に現れました
ピアノアレンジ音源は高田オリジナルなんでしょうか?モーションの手の動きや鍵盤の位置と音が大体あっているように見えました
いや~~……正直、この演出は衝撃でした
演出と言うか、演奏?というべきでしょうか
ミクさんがDX7弾いてるんですよね、目の前のステージで
元々そこにあった、ステージの上に存在していた、現物のDX7を
過去のマジミラの演目でもこういう「ミクさんが弾き語りをする」というのはありましたが、あれは……バーチャルDX7を弾いてるんですよね
でもこれは違うんですよ、ほんとに弾いてるんですよ。だって現物のDX7がステージに置いてあるんですから
これ、なんかもう、初音ミクがいるとかいないとかどうでもよくなるくらい当たり前みたいにそこに”いた”んですよね。そこにいて、キーボードを弾いていたんですよね
やっばいでしょこれ
これがどんだけやばいかわかりますか?少なくとも僕の中ではあまりにショッキングな事象でした
少しメタ寄りな視点で話すと、VOCALOIDのようなキャラクターのライブは映像を投影してそこに召喚させて行います
ですから、この形式のライブの魅せ方の醍醐味の一つとして「いかに現実世界に居るように錯覚させられるか」という観点があると個人的には考えています
これはいろんな工夫の仕方があると思います
公式非公式問わず僕が見たボカロライブでもそれぞれそのための工夫を凝らした演出や世界観構築をしていました。演奏しているバンドメンバーとやりとりをしているように動かしてみたり、観客のコールをもっと煽るように動かしてみたり、モデルの質感をいじってよりリアルっぽくしたり、トラブルを生じさせてみたり……。照明の照り返しをリアルタイムでレンダリングするマジカルミライのR3も、これのひとつですよね
でも高田のやったことは「そこに本物のDX7を置く」というものでした
このライブはそうやって、いとも容易く彼女と僕らを隔てている透明な壁を突き破ってしまったのです
なんかもう……めっちゃへこみましたねwやばすぎて
ちなみにこれ、2015にはもうやっていたみたいですね
まじかよ………
15.千本桜
ラスト!!!!!!!桜を咲かせましょう!!!!!!!
とか思ったら雪だか霰だか霙が降ってきました、ワロタ!!wwww
前の曲辺りからすでになんか固形物が降ってきていましたが、本格的になってまいりました。
もうここまで来たら屋外ライブの醍醐味や!!!!!全力でコールするぞ!!!!!!!!こんな経験できるのも後にも先にもそうないだろう、楽しむしかねぇよなぁ!!!!!クッソ寒いけど!!!!!!
そういえばこの曲のモデル、高田の過去のメインビジュアル衣装のミクさんですよねこれ??あぴみくですよね、ちっこくて可愛いです。
着ている衣装の装飾も、桜の花がヒラヒラ~ってついている感じなので、めちゃかわなんですよ
Twitterで、桜吹雪ならぬガチ吹雪って言ってる方がいてうまいこと言うなって感心してました
まさかの雪を浴びながらの千本桜、いい経験ができたと思います
↓いやめっちゃ降ってて草
~エンディング~
さくらいふここかああああああああああああああああああああああああ
高田夜サクラミクライブ2016のテーマソング、てかもはや高田夜サクラミクライブそのもののテーマソングって感じです
ライブの演目としてやると思っていましたがエンドロールの音楽として使われていました
ライブ後、keiseiさんがいらっしゃるところに声をかけることができたのですがコミュ障オタクは「ぁっ…saku*life好きです~!」としか言えませんでした。どなたかボカロPの方との上手な話し方を知っていたら教えてください。僕ほんとに無理なんですよ
さいごに
ということで「高田夜サクラミクライブ !」の感想は以上となります~~!
天候の荒れで開催が危ぶまれましたがライブのタイミングは奇跡的に晴れて、無事終えられて本当にスタッフの皆様はお疲れさまでございました…!
ずっと見たいと思っていた地元の激つよファンメイドライブを見ることができたのはとても大きかったですね…
すごくいいライブを見させていただいて、勉強にもなりました……!
闇雲