スルッとKANSAIエリアの最長片道経路を求める 【その3】
お世話になっております。'はまなす' です。
(【その2】からの続き)
6. 駅名は違うが乗り換えができる駅
「スルッとKANSAIご利用エリアマップ」には、"駅名は違うものの、のりかえは可能である駅"が計27駅案内されています。
あるエリア内において最長片道経路を検討する際は、そのエリア内で盲腸線区間が少なければ少ないほど、最長片道経路内に組み込むことが出来ない区間が減るため、最長片道経路を延ばすことが出来ます。
「スルッとKANSAIご利用エリアマップ」の"駅名は違うが乗り換えができる駅"をスルッとKANSAIの最長片道経路探索に当たって同一駅扱いとすることで、【その2】で求めた「スルッとKANSAIの最長片道経路」を更に延ばすことを考えていきます。
(今回求める最長片道経路を「スルッとKANSAI"真の"最長片道経路」と呼ぶことにします。)
6-1. 同一駅扱いする駅の選定
今回、「スルッとKANSAIご利用エリアマップ」において"駅名は違うが乗り換えができる駅"とされている27駅を
・(独断と偏見により)明らかに離れている駅は別駅とする
・最長片道経路を延ばせる可能性がある駅のみ同一駅扱いとする
(最長片道経路を短縮する可能性がある駅は別駅のままとする)
ことにし、選定を行いました。
上記リストの通り、
三条/丹波橋/四条/太秦天神川/野田/桜川/ドーム前/天王寺(大阪阿部野橋)/湊川
の9駅を盲腸線距離を短縮する効果があるとみて同一駅扱いにすることにします。
一方、Table.1で$${△}$$をつけた
「関目/関目成育」「なんば/大阪難波」「日本橋/近鉄日本橋」「谷町九丁目/大阪上本町」
の4駅は同一駅化することで最長片道経路の距離短縮の効果が出てしまうことが予想されます。
この4駅の扱いについては、(手間ではありましたが)4駅それぞれ「同一駅とする/しない」を組み合わせた計16通りのパターンで「近鉄名古屋〜加太」の距離を計算し、結果、4候補すべて別駅として扱うことにしました。
7. スルッとKANSAI"真の"最長片道経路
以上、ここまでで「スルッとKANSAI"真の"最長片道経路」を求めることが出来ました。
スルッとKANSAI"真の"最長片道経路は、
区間:近鉄名古屋〜加太
距離:679.4 km
となります。
通過都府県:2府5県
利用路線: 47本
乗換回数: 51回
普通乗車券での運賃:¥11,780
計算にそれなりの労力が掛かりましたので、経路の詳細と経路図については有料とさせていただきます。(50名くらいに買っていただけたらこのルートで旅をして旅行記を上げようかな…)
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