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「失敗」と「恥」

私はあることに恐れすぎている。

それは「失敗すること」「恥をかくこと」

私は幼い頃からずっと、
なぜか失敗による恥を怖がって生きてきた。
笑われるのが怖い。
誰しもが持つ感情なのだとは思う。
誰だって失敗したくないし、恥はかきたくない。
でも私は度を超えていた気がする。

幼稚園の時も、「うまくいかなかったらどうしよう」と不安だらけで、練習では上手にできたお遊戯会も、本番では失敗する前に泣いてしまっていた。
そんなことが度々あった。

中学でも友達が出来なかったらどうしようと、小学6年生からの不登校を引きずって、入学式に出られなかった。そして授業中に当てられるのが死ぬほど恐ろしかった。死ぬより辛いと思うほどだった。

きっと失敗したら笑われる。嫌われる。
泣いたら余計だ。
自分も気まずい。恥かきたくない。


でも実際はそんなことなくて。
少し失敗する人の方が、お茶目で可愛かったりするし、話しかけやすい。
気づいたのは大人になった今。
もったいない人生を過ごしたなあと後悔。


そして今の仕事をしていて、子供から教わった。
友達がいないなら本を読めばいい。
友達が離れたなら違う子と話せばいい。
当たり前のように思えるが、私にはできなかった。

でも本当は今でも「失敗」と「恥」に怯えて生きています。明るいところもあるのに、このせいで暗い性格に見えがち。

多少のことは気にしないメンタルって、みんなどうやって手に入れてるんだろう。

-Dare-

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