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🟡17日目・リリックモーション(続)

こんにちは、だれのきです。
17日目は以前取り組んだリリックモーションの続きを作りました。




今回の制作物

チャレンジのどこかでやりたいと思っていた、1番のサビを全部作ってみました!

前編の制作noteはこちらです。



今回の目標

D2taiLさんのこちらの動画を見て「こんなやり方があったんだ!!」と感動したので、参考にカメラワークを駆使した演出をやってみようと思いました。カメラの軌道がわかりやすい…!!



制作の流れ

▶︎カメラを学ぶ

あまり理解できていなかったポイントがあったので、まずはチュートリアルを見ておさらいしました。

スンセアさんのMVはカメラワークがダイナミックで迫力があるんですよね。TIPSも出して下さっていてめちゃくちゃ助かります!!
カメラに対してヌルを紐づけるのはよくやっているけど、紐づけるヌルのポジションが重要なんだ!と改めて理解しました。

どういう事かというと…


▶︎ヌルポジションによる挙動の違い

以下はカメラの動き方が同じ感じになるように動かした比較ですが、奥行きの見え方に大きな違いがみられました。

(1)カメラオンリー
   →目標点が固定されたままカメラを動かしているので、視点が劇的に変わり、遠近感が強調される。
(2)カメラと同位置のNULLを動かした場合
   →カメラと目標点が一緒に動いているので視点があまり変わらず、奥行き感が薄れている。
(3)対象と同位置のNULLを動かした場合
   →動かすNULLの位置が対象に近いので視点に若干の影響を与えるため、奥行き感が少しだけ出る。

考えてみるとNULLの位置によって見え方が変わるのは当然ですよね。でも普段カメラに紐づけるNULLの位置をそんなに意識していなかった気がする…。

Motion4の「NULL」はカメラと同ポジションにつくので(2)の状態になり、プロジェクトウィンドゥからのNULL追加はキャンバスの中央につくので、何も変更しないと(3)の状態になります。

角度を変えたいときはこれから意識していこう!と思いました。


▶︎モーション作成

D2taiLさんのカメラポジション動画を参考にしながら、歌詞の流れに合うように動かしました。

大事にしたのは5日目と同じく以下のポイント。

・歌詞の意味を補強しているか
・曲のテンションに合っているか(おとなしめ/派手め)
・リズムに合っていて、見ていて気持ちいいか

「白線」のサビ後半はけっこうダッダッダッとリズムの刻みがはっきりして気持ちいい感じなので、迫力と勢い・緩急が出るように演出してみました。動かしたのは主にカメラで、文字単位で見ると5日目より動いてないと思う。

「HAKUSEN」が出ている途中でカットを変えている。
一番速度が出ているところでシレッと変えると気持ちよくなった
「期待とが」の途中でカメラを「引き刻み」してみた。(造語)
拍を表現したいけど、いろいろ動かす時間がないときに良いかもしれない
丸=回転のイメージなので、カメラを回転させながら「でも」を出す。
後半はカメラの動きに違和感が出ないように、ラインを入れて視線誘導してみた


5日目のリリックモーションはけっこう間延び感が出てましたが、今回はけっこう情報量を持たせることができたんじゃないかなと思います。
文字動かし+カメラ動かしを使い分けて、もっといろいろな表現ができるようになったらいいな〜!



まとめ

今回の発想ポイントは以下🙌

・立体感を出したいところはカメラの目標点を意識
・やりたい内容によって手法を使い分ける


原曲に感謝を込めて!

以上が17作目の記録でした。参考になる部分があれば幸いです!

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