悪口を言う人がどうこうじゃなくて言われる側が原因
なんというか、悪口を言う人がどうこうという話ではない気がする。
多分だけど、言われてる側が原因になってて悪口が発生するんだと思う。
勘違いしないでほしいんだけど、悪口を言われる側が悪いとか悪口を言われる人が間違ってるとかそういう話ではない。
ただ言われる側には言われる側の、原因があるよなとか思ってしまう。
原因と責任や悪いかどうかを、分けて考えたほうがいい。
悪口を言われる人は言われるだけの原因がある。それが悪い事とか良い事とかじゃなくただ単に、原因があるだけの話だ。
例えば容姿が醜い人はそれだけで馬鹿にされる。見た目という、どうしようもない要素が原因になっていじめが発生している。
障害を抱えていると障害が原因で悪口を言われる。これは良い悪いとかじゃなく、単にそうなっているというだけの話であってそれ以上でも以下でもない。
良い悪いじゃないんだよな。単に原因を見つけたから叩いてるだけの話。
人間そんなもんだ。原因や隙を見つけたらそれがどうしようもない事でも、攻撃して嗜虐欲求を満たす。
言われる側は、舐められてんだよな、多分。舐めてるから「こいつには何を言ってもいい」ってなって、それで何か言う隙を見つけて攻撃する。
憂さ晴らしとか攻撃が楽しいとか理由はいろいろあるだろう。でも人間結構フランクに、いじめや嫌がらせを楽しんでる。
悪口を言われるということはつまり、舐められているということ。「こいつには何をしてもいい」と思われて攻撃の的になっているということ。
言っている本人たちは心底困った顔をするだろう。そして表層意識では本当に嫌っている。
でも人間は嫌っても大丈夫な人間を蛇蝎のように嫌う習性がある。
「こいつなら嫌っても大丈夫」とか「嫌ったことで大したことはできないだろう」とか。そういう打算を、常に腹の底で抱えて悪口を言っているんだ。
悪口を言う奴は最低だというが、結構みんな最低な行いをしているものだ。楽しそうに悪口を言って楽しそうに人をいじめて、まるで、自分たちが正義のように語り始める。
人間は醜いものだ。だから弱点を、晒してはならない。的にされるようなことを、してはならない。
人間関係はつぶしてつぶされてのクソッタレなものでもある。そういうところは眼中に入れておいて損はないと思う、今日この頃。