夫婦別姓に反対する連中が考えていること(想像)

すまねぇ、うちの記事第一弾がこれですまねぇ・・・!


まあそんな些末事を嘆いても始まらん。首を突っ込むとおもしろそう、もとい大変興味深い話題なので、無い頭を振り絞って、考えてみようと思う。


夫婦別姓にも、選択制を望まない勢力が、一定数いるようだが、理解に苦しむ。みんな同じ方向を向かなければ、気が済まないのか。


まあ、こんなことを言ってても、何も始まらん(二回目)。今度こそ考えてみたい。ホントだよ?


※個人的意見は含む気ゼロなのと、あくまで推察にしか過ぎない点は、ご留意願いたい。


反対理由その1:伝統だから


速い話が、日本人特有の、伝統任せの思考停止だ。なんとわかりやすいことか。

「伝統を壊すとはなんたることかー!!」

なるほど。言う人は多そうだ。


こうなる理由は簡単だ。何も考えてない。頭空っぽで、夢も詰め込めない。そんな感じだ。


皆様の周りにも、一人や二人はいるだろう。「誰が、何と言っても、決まりは決まりだ」みたいなの。

あれと一緒。同種。なぜ伝統なのかとか、伝統を壊してどうなるかとか、考えていない。

夫婦別姓が正しいのか、間違っているのか、私の頭では、正直わからん。

でも、これだけは言える。ダメなタイプの思考停止だ。


反対理由その2:手続きが煩雑になるから


考えられる理由の一つに、手続き面でクソ面倒というのがある。なるほど。少なくとも、思考停止伝統野郎よりは、理解できそうだ。


考えてみればわかるが、お役所の人間からすれば、これほどめんどいことはない。わかるよ、その気持ち。

「手続きごときで」とか、思う方もいるかもだが、これ、(私が思うに)結構大事。


手続きがめんどいということは、役所の人間を、バッタバッタと過労死させるか、税金を使って増員するしかない。

増員を選んだ時、いったい誰の税金が使われるのか。答えは、我々だ。考えてみれば、至極当然のこと。


「過労死しても、我々は困らないじゃないか」とか思った、そこのあなた!

ブラック企業撲滅を謳いながら、人を平気で過労死させるとは、片腹痛い!


まあ、そんなことを言っても、ただ私が反感を買うだけで、無意味なのだが。


反対理由その3:子供の苗字がわからん


子供の苗字問題。なるほど。夫婦別姓をやる上で、大きな問題になりそうだ。


子供の苗字は、多分マトモな親なら、自分と同じ苗字を名乗ってほしいとか、そういうことを考える人も、なかなかに多いだろう。

父親も、母親も、子供には自分の苗字を名乗ってほしい。愛着がある苗字なら、余計に思うだろう。


さて大変だ。家庭が、子供一人産んだことで、完全に二分してしまう。

父親と、母親の、リアルファイト。苗字一つを奪い合い、血みどろの冷戦状態に、下手すると完全決裂まで、考えられる。

これには、双方の爺さん婆さんも、鳴り物入りで参戦するかもしれない。下手すりゃ、親戚も、騒動に駆り出される。


お分かりの方は、もう、お分かりのはず。収拾がつかない。苗字一つで、家庭一つが、丸々崩壊する危険があるわけだ。


これも、理由としては、おそらく妥当と言える。一考の余地は、あるだろう。


反対理由その4:自分と同じ苦しみを味わえ!


「自分たちも、苗字を捨てたんだから、お前たちも捨てろ」とか、そんな感じのアレである。


こいつは、ちょっと変わり種だ。なぜなら、ある意味で夫婦同性の犠牲者たる、女性諸氏が、主だって言ってそうだからだ。


人は、苦しみの中で、生きている。で、その中で、一定数いるわけだ。「自分の苦しみは、他人の群を抜いている」とか、そんなことを考える、隣の芝生を青く見る、自称不幸体質が。


被害者たる連中の中で、一定数、「自分と同じ不幸を、みんなが味わわなければ気が済まない」と考える不届な輩が、必ず出てくる。そいつらだ。


困ったことに、そういう奴らは、「みんな自分なりに苦しんでいる」という事実を無視して、自分だけが不幸を味わっているとお思いになり、他人に、自分と同じ不幸をぶつけたくなる。


他人からすると、自分の苦しみがある上で、そいつらぶんの不幸が上乗せされるわけだが、連中は、そんなの知ったことではない。

誰が、なんと言おうとも、隣の芝生は、青々と茂っているのだ。それが、心の底から許せない。勘違いであっても、関係なく許せない。

だから、その青い(ように見えるだけ)芝生を、刈り取ろうとする。自分が考える、自分の芝生と同じくらいまで、刈り取ろうとする。

大抵は、実際の自分の芝生より、はるかに貧相なのだが、それをここで語るのはやめておこう。


夫婦別姓に反対する女性も、同じことをやっているように、私には見える。

自分が犠牲者になったのだから、お前たちもみんな、同じように犠牲になれ、と。


こうやって、負の連鎖は繰り返されていくのだが、当の本人は、分かっていても止められないか、分かることを拒絶している。



無い頭で思いついた内容は、以上になる。

玉石混交やね。どの意見も同じことが言えるが、マトモなのもあれば、変なのもある。夫婦別姓も、考えてみれば、似たようなものだ。


まあ、反対自体が気に入らないという人も、当然いるだろう。

でも、一応聞く価値がある意見も、ちゃんとある。ダメな意見も、当然ある。賛成側の意見にも、同じことが言えるけど。


マトモな意見をしっかり聞くことが、分別だというなら、その通りかもしれない。

これが、なかなか難しい。でも、反対意見を取り入れる度量は、ちょっとほしい。そんな感じの、他愛もないお話でした。

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