公務員(消防士)を辞めるために準備したこと
こんにちは、タケシと言います。
今は現役の消防士をしています。
色々あって12年勤めた消防士をやめようとしています。
詳細はこのあと書こうと思いますが、今は消防士をやめるための下準備をすすめており、そのプロセスみたいなものを皆さんに伝えることができればと思います。
・今の仕事をこの先も続けるなんて考えられない。
・勤めている会社だけに頼る生き方に疑問を感じる。・
・消防士思ってたのとちゃうやん。
などなど、私とおなじ境遇の方で共感していただければ嬉しいです。
なぜ消防士を辞めようと思ったのか
消防士は学生のころからなりたかった職業であり、実際に消防士としてつとめた(まだ現役ですが)期間は心身ともに成長できたとても充実した12年でした。(まだ現役やってば)
そんな消防士をやめると決めたのが昨年の2021年。一年おくれで開催された東京オリンピックの歴史的な年に、わたしは消防士を辞めることを決心しました。
理由はいくつもありますが、簡潔に言うと、このまま消防士をつづけたら死ぬときに絶対後悔すると思ったからです。
深堀りすると、もっといろんな理由がありますが、つまるところは自分の人生を自分の責任でいきれば、大変やけどワクワクするよね!と思った所存です。
慎重派の私が会社を辞めるまでにした準備、計画
上記のことをふまえて、この記事のメインテーマであるやめるまでの準備の結論は倹約をして、生活費をおさえ、仕事をやめた後に一年半分の生活費が貯まるように毎月の余剰を貯金する。退職の一年前からビジネスコンサルをうけ、個人でお金を稼ぐ方法を学ぶ。というものです。
普通やん。
そんな声がきこえてきました。
そうです、めっちゃガチガチの方法です。公務員なのでお堅いんですw
真っ先に浮かんだのはお金の不安
やめることを考えたときに、真っ先に浮かんだのはお金に対する不安でした。
収入源が一つしかない私は、仕事を辞めた途端にいまの生活水準をたもつための収入がなくなってしまいます。
やめることを決心する前から、両学長のYouTubeでお金の勉強をしていた私は、iDeCoやつみたてNISAなど最低限のお金の対策はやっていたものの、「稼ぐ」のフェーズがどうしても継続できませんでした。
実際にブログやせどりに手をだしてみたものの、2ヶ月も続かず収益なんてものは当然ながらでていませんでした。
そして慎重派のぼくが選んだ選択は「倹約」
硬い!!かたすぎる!!!
はい、公務員ですから(真顔)
「5,000円稼ぐよりも5,000円節約するほうが遥かにハードルが低いで!」という両学長の教えのとおり、ムリのない倹約生活からはじめました。
その内容は以下のようなものです。
携帯電話を格安SIMにする
楽天経済圏に移行して、ポイントをためる(ポイ活はしない)
コンビニは使わない
ペッドボトルは買わず、マイボトル持参
外食は最低限。自炊する。
飲み会には参加しない
自動車保険の見直し
同棲をして家賃、食費節約
格安SIMにするだけで月5,000円の節約。年間60,000円がうきます。
コンビニも無意識のうちに利用してしまいますが、1回いくと500円くらいをサラッ使ってしまいます。利用回数は人によって違うとおもいますが、私は計算すると月4,000円くらいコンビニで使っていました。
いちばん効果があったのは彼女と同棲を始めたことです。
これはできる人とできない人がいると思いますが、家賃が半額になり、外食がへり、お金も節約できて健康にもいいです。
独身であれば、家賃のやすい物件に引っ越すことをオススメします。
一度生活水準をあげてしまうと、戻すのは大変といわれますが実際はそんなことはありません。住めば都です。
そもそも、本気で仕事を辞めようとしているのに、自分で今の環境を変えることができなければ、望む未来も手にはいりません。
本気ならば、行動できるはずです。
私は仕事をやめるために引っ越しをすることを彼女に伝えたら、同棲の案を提示してくれました(彼女の策略かも知れませんがw)
「そんな良いパートナーがいる時点で人より優位じゃん」とおもうかもしれませんが、いまの彼女に出会うまで紆余曲折ありました。
「マインド」「気付き」などのジャンルになり、今回のテーマからはずれてしまうため、今回は紹介しませんが、とても大切なことなのでまた別のテーマのときにお話ししたいと思います。
上記のような倹約を試行錯誤をしていまは生活費は月150,000円にいかない程度になりました。これはiDeCo、つみたてNISAの老後資金準備金を含めてなので、生活費的には月100,000円くらいです。
毎月の固定費がみえれば、一年間の生活に必要な金額がある程度わかります。この額にプラスして税金分を貯金できれば、大丈夫だという考えにいたりました。
ちなみに税金がいくらかかるかは、職場でもらえる源泉徴収票に年間に支払っている税金の額が記載されているので、それを参考にしました。
細かい計算は面倒だったので、すごくザックリした金額であはありますが、自分が仕事をやめた後にかかる金額をみえる化するだけで、不安が解消されます。
ちなみに、1年半分の貯金という設定にしたのは、今年の1年と合わせて合計2年半のあいだに遅くても収益を得ることを目標にしたためです。
足らなかったらどうしようと思うかもしれませんが、その時はバイトでもしようと考えています。不安なことを考え出したら行動しない理由を探してしまいます。日本はセーフティーネットがしっかりしているので、そこまで心配する必要はありません。
会社員でいるうちにビジネスコンサルを受ける
私が消防士を辞める理由の一つに、選択肢がすくないという理由があります。
選択肢とは住む場所、はたらく場所、時間、人、はたらき方などです。
選べるものが少ないと、やりたいことが見つかったときに行動ができなくなります。
人生100年時代といわれ、人生は3つのステージ(教育・仕事・老後)ではなくなってきます。働く期間が長くなるのです。
毎年、定年退職される方があいさつ廻りで職場に来られるのですが、そのときに話すのが、再雇用の職場がどこかという話。
聞いてみると消防の訓練施設の管理人、市民センターの訓練担当、福祉施設の運転手etc
わたしは絶望しかありませんでした。
3、40年勤め上げた後にそんなところでしか働けない、自分もこの人達とおなじ末路なのか……。
30年間やりがいが見出せないまま働きつづけた先に、限られたところでしか再雇用されない人生のなにが幸せか。(あくまで個人の意見です)
そう考えたわたしは、自分の人生は自分で選ぶ必要があり、そのためには選択肢を増やすためにいまから行動を起こさないといけないと危機感を感じました。
そのためにわたしが選んだ選択は個人で稼ぐ力を身につけることでした。
お金を稼ぐ方法を学べば、会社に依存せずに生きていくことができ、はたらく場所や時間、人間関係なども自分で選択でき、自分の人生を自分でコントロールすることができるようになると考えたからです。
そこで私が出したこたえはビジネスコンサルを受けることでした。
簡単な判断ではありませんでしたが、未来をかえるためには必要な投資だと思い、50万円を支払いコンサルを受けて日々勉強をしています。
普通、どの順序で進めていくのかわかりませんが、ビジネスとしてそんなすぐに結果は出ないと思っていたので、まだ勤めているうちにビジネスの基礎をしっかり学び、退職する来年から稼ぎ始められるようにと計画しています。
もちろんそんなにスムーズにいくとは思っていません。
知らないことや、認識があまい部分がまだたくさんあるので、もっとやらないといけませんが、新しいことにチャレンジしている自分は消防士として勤めて続ける自分よりも、遥かにワクワクしています。
まとめ
長くなりましたが、今回のテーマをまとめるとこんな感じになります。
倹約をしてやめるまでに1年半分の貯金を貯める。(固定費の削減など)
1年間の生活費を把握する。
そうする事でお金の不安がへり、新しい事にチャレンジできる。
働いている間に、ビジネスコンサルを受けて、個人で稼ぐための基礎を学んでおく。退職したらすぐに商品化する。
以上が今回わたしが皆さんに伝えたかった公務員を辞めるまでに取組んだ準備の内容です。
少しでも参考になればうれしいです。
これから退職までの変化や、経験したことを発信していきますので、聞きたいことや相談したいことがあれば、お気軽にコメントやDMをいただければと思います。
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?