人前に出るということ
インストラクターはアイドルみたいな仕事だと感じます。こんなこと言うと怒られそうですが。
もちろん、プログラムが好きで、とか、運動効果のために、とかそういった理由で通って頂いている方が殆どです。
しかし、ビジュアルの良いコーチは特に、そうでなくとも続けていればそれぞれのインストラクターに、それとなくファンがついてくるものです。
使う音楽や動きは同じでも、コーチングやパフォーマンスには個性があって、そのバリエーションもまたスタジオレッスンの魅力なのかもしれません。
(私はアイドル好きなので、アイドルのファンサをよく真似します。笑)
いつ入っても参加してくれたり、他店ヘルプの際に付いてきてくれたりする方々はとっても心強くて有難いです。
もちろん私達の仕事はお客様に楽しんで運動効果を実感して頂くことなので、全員に平等に接しますし、毎回いるから偉いとか古参が強いとか言うことはありません。そのためにプレゼントなどを受け取ることも禁止されています。
私は大学卒業と共に別の仕事に就くので、3月には退職することは既に決まっているのですが、お客様にはまだお伝えしていません。
そんな中で今日、ある方に神妙な面持ちで「辞めちゃったら泣くから辞めるときは結婚する時にしてね」と言われ、上手く返すことが出来ませんでした。
年末あたりに公表しようかなと考えているのですが、辞めないでと言ってくれる方が1人でもいることが嬉しくて苦しいです。
気分はアイドルの卒業発表です。
私の推していたアイドルは1人が卒業、1人は脱退したのですが、私は最後のレッスンをどちらの形で迎えるのだろうか、ということを最近考えています。