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絵本を作る。それはやる気の問題(プロブレム)

まず初めに大事なこと。

この記事は、
やる気がなきゃダメ、、じゃない
ですよ?
やる気を出し過ぎたらダメ!という趣旨ですよ。


やる気がある。これは推進力になります。
でも、やる気は絶対なくなります。そのタイミングが来ないことはないです。なぜなら人生には波があるから。

一本調子にやる気がある状態で人生が続く人はいないでしょう。
失敗したり、落ち込んだり、どこかでやる気が無くなります。

そしてそのときにやる気が高い位置にある場合、その落差が大きく出てしまいます。落ち込むと這い上がるのが大変。なのでやる気は高すぎないほうがいい。

そしてもちろんやる気がないのは進まないのでNG。

つまりは、やる気は高すぎず、低すぎずを保つ必要があるということです。

やる気のコントロール

じゃあ、やる気をどのようにコントロールするか。
理想はやる気など意識せずに進めることができる状態です。
でも、どうしても上がったり下がったり振り回されることも多い。
わたくしも日々振り回されています。

やる気が高いときの対処方法

まずは、やる気が高い(高すぎる)ときの対処方法です。

やる気が高まるときに実は同時に高まる感情があります。
それは、「期待」。やる気が高すぎるというより期待が高すぎると悪影響です。でも切っても切れない、一体の感情がやる気と期待。
期待感が高まるとやる気が出ますね。自己効力感もそうかもしれません。
ドーパミン系ですね。

期待が高まるとやる気が高まる。同じく、やる気が高まると期待が高まる。やる気・期待が高まる時期を経て・・・やはりある時ずんと落ち込む。

そう、期待が裏切られたときです。

たとえば、やる気と期待はほぼ同時に高まります。
期待感はこんな感じ。

・「今回の作品は、絶対に賞を取れる!」
・「この絵本はきっと素晴らしい評価を受けるに違いない」
・「この絵本はいい作品になるぞ!!」

でも、これが・・・
・賞に応募したときの結果が思わしくなかった・・・
・人に見せたときの反応が今ひとつだった・・・
・思ったような作品として形にならなかった・・・
となったとき。

このときに、期待の急降下とともにやる気も急激に下がります。
そして立ち直るのに時間が掛かる。。


理想は、やる気は推進力なので、期待感をなくしてやる気だけキープすること。
(お、、これはおいしい味や栄養素(やる気)をとりつつカロリー(期待感)を抑えめに、的なやつですね。いいなぁ。・・・おっと横道にそれましたね。)


対策は、「頭」を使うこと。
人間は「心」「頭」「体」という要素で構成されています。
これらはゆるくつながっています。

たとえば体調が悪くなると「心」である気持ちが落ち込み、「頭」の考え方が悪い方に行きます。「心」が前向きになると、明確に考えることができるようになり「頭」が冴え、「体」が軽くなり、運動をしたくなったりします。

本題に戻りましょう。
やる気や期待は「心」が担当しますね。
これが上がりすぎたときに、「頭」で期待値が大きくなっていることを自覚します。
・賞に応募するとき:賞には色んな人が応募する、選考人の好みもある。だから入選はハードルが高いぞ。
・人に見てもらうとき:人はいろんな意見を持っている。良い意見ばかりはもらえないぞ。それに悪い意見は糧になる。見てもらうのに適切な人かどうかということもある。
・作品を作るにも経験値がいる。絵を描くにも文を書くにも技術がいる。これは順に身につけるしかない。

これを理解しておくことで、心が高くなりすぎたところを制御することができるし、落ち込んだときも支えにすることができます。(あと健康ね。めっちゃ大事。)

というように、やる気や期待が高いときにはそれを自覚し、状況をしっかり確認します。
心のコントロールを直接することはできません。なので制御が難しいのですが、それにゆるくつながっていて、制御がしやすい「頭」をしっかり利用しましょう。

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