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写真の中に入る方法

これは、引かれるか褒められるか。。わたくしにとってもイチバチの話題です。
ちなみにリアルでは通じませんでしたw

本題

わたくし写真の中に入ることができます(どーん!)。その方法をお教えしましょう。
もちろん「写真の中に入った気になる」ということですよ。臨場感を持って写真を味わう方法、という意味です。画面としての写真というより情報としての風景を対象とした鑑賞方法です。

こちらの写真を使います。先日わたくしがとった熊本城です。

熊本城?ほら、とおーーーくにちいーーーさく 見えるやつ、あるでしょ?!

手順

0:写真全体を眺める
まずは写真の全体像を把握しましょう。
これが前準備です。

①ポートキーを見つける
はい。まずポートキーとはなんぞやですよね。ハリーポッターに出てくるあれです。つまりこちらの世界(鑑賞者の世界)と写真の中の世界をつなぐアイテムのことです。ポートキー(外部リンク)
今回の写真では手前の地面のブロックをポートキーとします。
ポートキーとするのに望ましい条件は、
・なるべく手前にあってディテールがわかること
・自分に馴染みがあること
です。

②ポートキーに集中する
写真のブロックの一つに集中します。
手触り・触ったときのざらざら感、温度などを具体的にイメージします。
このようなどこにでもありそうなブロックなので、みなさんもきっとイメージしやすいと思います。
フチに指をかけたときの感触。あれば匂いなども。

③そっと目を上げる
今は地面のブロックを見ているあなたですが、ふと気づくと、そのブロックを見ている目の端からその写真の中の風景が見えるようになってきませんか。
ブロックに集中していてふと周囲に気を配れるようになると、夜の感覚がしてきて、ちょっと冷たい風も感じられる。少し離れた道路を走る車の音も聞こえてくる。
そっと視線を上げると左には工事の柵があり、奥の方には横断歩道と信号があり・・・
奥の方に向かおうとすると、(リアル側で今日はちょっと歩き疲れたので)足が少し重く、向かっている間に青から赤になってしまい残念な気持ちになったり。。

・・・という感じで写真に入り込むことができます。
右側のビルの中に入ることもできます。非常灯がある側の自動扉はしまっているので、裏のさみしげな扉をやや力を込めて引いてみる・・・
見えていないビルの内部も何故か分かる感じがするんです。脳内補完ってやつですかね。

他にも行くことができます。
道路を渡って先の道を奥へ・・・
という感じで、写真の全体を眺める→ポートキーに集中する→ポートキーから全体風景へ・・・と写真の中に入ることができるのです!どうです?すごいでしょー・・・


・・・ひきました?


風景写真の鑑賞方法の(特殊な)一例ということでご容赦くださいw


ポイント

ポートキーの選び方が大事です。
自分がイメージしやすく、そこに実感を持って集中できること。
そしてそれを広げられるよう普段からあれこれ経験していることが大事です。
ポートキーから世界を広げるためには普段の経験が不可欠です。
なので、経験が少ない子どもにはできない、大人な楽しみ方とも言える、とかなんとか。

もし、ひょっとして、万万が一、「写真に入れたよー」って方がいらっしゃったらコメントくださいな♪

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ダラズ
見ていただきありがとうございます!