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心の原風景を探して(4)〜初めて作った大作〜

おはよう御座います。ダラリです。

昨日、片付けをしていたら、昔作った作品が出てきたので載せてみます。

この作品は、10年以上前パッチワークを習い始めて最初に作った縦150㎝×横148㎝の大作です。
展示会で何度か2m近いサイズの作品を目にしていましたが、
「ピースの繋ぎ方も、縫代の倒し方も、ボーダーの付け方も、最後の始末もキルティングの仕方も、全く知らなかった私が、1mを超える様な物を本当に作りきる事が出来るんだろうか?」
と、不安を抱きながらも、兎に角、一生懸命作りました。

パッチワークには、タンブラーやトライアングルなど、何十種類ものパターン(設計図のようなもの)がありますが、その内、まず9種類のパターンを12㎝角に統一して、貯まったら最後に製図を書いて繋いでいきます。
この作品を完成するまでに掛かった期間は、約1年。

この作品を作りながら、私は教室にも通っていたので、1つのパターンを習う毎に、関連の小物も一つ作る必要がありました。
月に1回しかm教室に通えなかったので、1パターンを習得するのに、最低9ヶ月掛かる計算です。

この教室のやり方のおかげで、飽きっぽいはずの私が飽きる事なく、どんどんハマっていきました。
配色やキルティングの仕方は先生が指導してくれますが 、全体のイメージは自分で考えます。
私はストーリー性を持たせたかったので、自給自足に憧れていた時の様に『農家』をテーマにしています。

北海道生まれなので、羊は外せません🐏(笑)

天まで届くジャックの豆、農夫👨‍🌾、クワに、スコップ‥。好きな物を並べています。
ボーダーの四角つなぎで苦戦しましたが、完成した時の喜びは今も忘れません。

先生のご指導の賜物なんですが、私の大きな自信に繋がりました。

『小さなピースをつないで大きな自信に。』

…あれっ!いい事言いました ⁈

1年掛けるという時間も必要です。
私自身も教室を開いていたので、生徒さんに指導しながら、先生から出される宿題をしており、多忙ながらも充実した日々でした。

そうして出来上がった作品は未熟では有りますが、多くの人に見てもらいたいモノになってます。

一針一針に一生懸命さが残っていますから、その達成感を私の生徒さんにも味わってもらう為に、教える事に熱を入れる事も出来ました。

時間は自分の主観で動かすモノだと思います。


それでは、また👋 See you again❣️

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ダラリ・ラリ@キルト作家
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