【東京ヤクルト】傘の花咲く神宮と川端サヨナラ【火ヤク戦記2020】

スワローズが神宮に帰ってきました！
ワタシはまだ神宮球場で観戦できていませんが、傘の花が咲くスタンドの姿はいいですねぇ。
もはや、神宮球場の、東京の風物詩といってもいいのではないでしょうか！

5000人の入場制限がありますので、実質5000人弱の入場者。
それでも無観客のときと雰囲気が全然違います。
テレビ越しでも感じるくらいですから、現地ではより感じるでしょう。

やはり「プロ野球」はプロの選手が野球をすれば成り立つのではなく、ファンや場所、関わる全ての人で作り上げるエンターテイメントなんですねぇ。

早く神宮球場のスタンドでかっさふりふりしたい！

神宮球場のスタンドでビールをのｍ…

さて。

ビジター15連戦を終えて、7勝4敗3分け、中止1試合。
なんとか五分で帰ってきて欲しいと思っていたので、結果は上々でしょう。
まさかの一時首位にも立たせてもらいましたし。

１試合１試合みれば個々の力もありますが、全体的にはまさにチーム全体で負けない野球を、その中で勝てる時に勝つ、といったチーム野球。

現状のチーム力と結果を考えれば、その舵取りは見事ハマりました。
そして、今後強いチームづくりをしていく上でもいい方向に向かっていると思います。

まさにこの御方のチーム作り。

@FUTENE8960 さんにリクエストしたら書いていただけました！
高津監督といえばこれでしょ！これ！
（書いていただいたものなので転載等はご遠慮願います。）

そして神宮に帰ってきての巨人戦。

ついに決めた、いいところで一本！川端慎吾！

おなじみの登場曲。

からの慎吾らしい三遊間へのあたり。

シビレましたね。

まさに絵に書いたような見事な一連の流れ。

10年前後スワローズファンやっている人は皆あの瞬間はシビレたんじゃないかな。

ここ数年、走ることもしんどそうで、普段の生活でも痛みを感じる腰痛。
おそらく自分の万全な状態まで戻ることはないのだろうという中、「引退」という道を選ぶことなく、メスを入れて再起を図る心中は一般人にはなかなか思いも及ばないことでしょう。

でも今年もこうやってグラウンドに戻ってきて、決めて欲しいところで決めてくれました。
あの場面で、慎吾らしい15年を思い出すようなバッティング。

いや年は取ったね　笑

今年は開幕遅れたのがよく、じっくりリハビリ、調整できたようで、１軍に上がってきてからもここ数年にない、らしいバッティングが見れているように感じています。

スタメンでバリバリ！
というわけにはいかないだろうけど、持ち前のバッティングセンスで、相手から見たら出てきたら嫌なバッター、味方から見たらここぞで決めてくれる神になって欲しい。
今のスワローズにそれができる人いないからね。

32歳という年齢だけ見れば今が一番脂ののっている時期だったんだろうけど、入団から見ているファンにしてみれば、ベテランの雰囲気かな。

まだまだの年齢なので、「引退」はイメージできていないけど、本人は考えたんじゃないのかなぁ。

でも、まだできる！からメス入れて再起にかけたんだろうし、今のらしさが戻った慎吾ならまだまだできる！

例えて言うのなら、千葉ロッテの福浦さんみたいな存在になって欲しいなぁ。
そうなるにはもう10年くらいはプレーしないとね！

走ったりの動きを見ていると、きつそうだな、というのは感じるので無理はして欲しくないけど、今年みたいなバッティングができるのであれば、まだまだ頑張って、と期待しちゃいます。

今のチームの課題は、先発陣がいかに試合を作って長いイニング投げるか。
明らかにリリーフ陣、特に清水、石山の球のキレが落ちてきています。
今年から結果を出してきた、清水、長谷川、寺島はこれからしんどい時期がくるでしょう。

梅野は、大丈夫。
どうしても勝たなけれないけない、勝ちたい試合になると気負いすぎてしまうだけみたいです。
完全にやらかしたのが、開幕戦石川、次戦石川、そして今回の吉田初勝利がかかる試合のリリーフ。
いいやつなんですね。
その熱い気持ちがあれば、きっと大丈夫。

吉田大喜投手も勝ちがついてもおかしくないピッチングをみせてくれましたし、小川も７回までしっかりと投げてくれました。
高梨も昨日はやられたものの、ここまでよく投げていたし、何せ今年は表情がいい。
きっと次は取り返すし、もっと投げてくれるはず。

樹理が徐々に調子を戻して、カツオ、スアレスが戻ってくれば…

最低６回、できれば７回を目指して、テンポ良くポンポンいきましょう！

今年は「負けない野球」をしっかり身につける一年に。

「ヤクルトスタイル」で「ヤクルトスマイル」を。

「不可能なんてないさ～」「慎吾！」