【WAKAZE】二周年おめでとう!とワクワクと日本酒の未来
“日本酒を世界酒に”
をヴィジョンに世界を股にかけ次々と新しい『sake』を造りだしているWAKAZEさん。
清酒の醸造免許は新規で認可されない中、委託醸造という形で、日本酒を世界に通用するお酒として最初に造り出したワイン樽熟成日本酒の『ORBIA』
この頃は話で聞いているだけで、おもしろそうなことしてるなぁ、位に思ってました。
ワイン樽熟成酒というだけなら他にないわけではありませんからね。
その後巡り巡って、酒屋さんのWAKAZE試飲会に行くことができまして。
その時『ORBIA』をはじめ、『FONIA』という米の発酵段階にハーブやスパイスを投入する、いわゆる「ボタニカル日本酒」をいろいろ試飲しました。その時お話させていただいた、現三軒茶屋醸造所の杜氏の戸田さんの話がおもしろかった、というかもう衝撃的で。
実際酒造りに関わっている人とお話する機会は造っているお酒や、こだわり、想いが聞くことができて楽しいのですが、
「そんな発想しちゃうんだ!」
「どんなお酒になっちゃうの?!」
「そんな合わせ方もあるんだ!」
とお話を聞いていてワクワクが止まらなかったのは初めてでした。
家の冷蔵庫にまだお酒あるのに思わず何本か買ってしまいましたもんね。
冷蔵庫のスペース空けるの苦労したよね。
その後ミートアップで社員の方々とお話できる機会がありまして、海外展開のこと、営業活動のこと、もちろんお酒のこと、いろいろ聞きました。
代表の稲川さんのパワーと突き進む力、楽しそうにお話する営業の方々、飲食業のオーラーあふれる店舗の方、いろいろな方とお話できたのですが、やはり前述の戸田さん、そして前三軒茶屋杜氏で現フランス蔵の杜氏の今井さんの話がおもしろく、これからどんなお酒を生み出していくのか、わくわくしましたね。
単なる酒好きの反応ですね 笑
それからWAKAZEのお酒を見かける機会も増え、飲む機会も増え、
フランスの蔵が始動しフランスの土地、原料で造った清酒が日本に届き…
いぢったり…
と遠巻きながら、お酒を楽しませてもらっていたら、三軒茶屋の醸造所が二周年!
正直言って、まだ2年なんですねぇ。
1年の中身が濃すぎるでしょ!
というわけで、現在フランス蔵で杜氏をしている今井さんと、三軒茶屋で杜氏をしている戸田さんのお話が聞きたくて、今まで頑なに導入していなかったインスタをついにダウンロードしてしまいました、
\二周年LIVE/
思い出話の中から、あの頃だなぁと想像しつつ、ワタシが衝撃うけたあたりの話も聞くことができて、なんとなくしみじみ。
今思うと、戸田さんが考えて、今井さんと共に形にしていっていた時期って2度とないかもしれない貴重な時期でしたね。
そしてこの二周年記念酒ですよ。
ついに製麹までしていたとは…
もはや「その他醸造酒」というより「何でもあり醸造酒」でしょ。
3種の米麹を使って、緑、青、赤の茶葉をボタニカル素材に使うって。
それも醸造所初の生酒。
なんだこのレインボーなお酒は。
どういうことになるんだ。
そして確実にいぢりがいがあるだろこのお酒。
500mlで遊び倒せるのか?
またワクワクが止まらなくさせてくれちゃうわけですね。
欲しいなぁ。
お酒をよりおいしく飲んでもらうのが好きな方々にいぢりたおしてもらいたいなぁ。
これからの清酒業界?お酒に関わる界隈?
こういうワクワクを感じさせてくれる製造者ってすごく貴重で大事だと思うのですよ。
もちろん伝統を守って造りづつけることも大事。
そういう回帰的な動きはもはや取り組んでいる蔵はいくつもありますし、技術と伝統の融合も進んでいます。
古き良きを活かし、より良いものを。
そうやって進んでいる中で、新規の清酒醸造免許を発行しないことに意味があるんでしょうか。
結果、新規に発行しなくても淘汰される蔵は淘汰されています。
時代の流れを見ながら、日本だけではなく世界に定着する“sake”に。
国内でも酒蔵が生き残っていくために、業界全体として取り組んでいく問題だと思います。
世界で売れる酒は日本でも売れるでしょ。
WAKAZEのフランス産の清酒醸造、からの販売PRはそういう流れを認識するに十分なこと。
生産量が多くないとはいえ、売れていますしね。
今までもアメリカやカナダで日本人が関わった現地日本酒はありましたが、それを日本国内でちゃんと販売したのはWAKAZEが最初なのではないでしょうか。
こういう「力」のある人たちに、国内でも『日本酒』を造ってもらいたい。
そんなことを思った二周年のインスタライブでした。
でも、それができなかったからこそ、このおもしろいWAKAZEがあるのかな。
と、考えていたところこんな記事が。
うほほ。
おもしろそうな蔵人いるじゃないですか。
雰囲気もギラギラしてなくてよさそう(何
早速伺ってみよっと。