【ライブメモ】東京少女 - 聴かnight -感想、見えないライブハウスで魅力を伝える方法について
出張ついでに参加できたライブですが色々と思うところがあったので簡単なメモを残しておこうと思います。
概要
2/12 渋谷 milky way
○出演
- NEMRIORCA
- mirror,mirror
- 美味しい曖昧
- クロスノエシス
感想
NEMURIORCA
初見、予習一切なし。仕事から行ったため後方になったため、場所は良くない。会場は思った以上に混雑していた。
夜ニトラゼパみゅという、おそらく強めの睡眠導入剤みたいな名前の曲があることだけは知っていた。
そんな感じなので[禁則事項です]系女子向けアイドル(じゅじゅとかの系統)かなと勝手に思っていた。
場所が場所だけにあまり振付は見えなかったがただ、お立ち台に上がって客席を煽る時はメンバーの姿が割とはっきり見えたのであーゆーところを活かすのは大事だなと感じた。
また、後ろでもる振りコピ勢などの熱意は感じ取った。
Mirror,Mirror
実は初見(だったと思う)
諸事情で壁際を取る必要があり移動したところ、前に大きい人がいたため、ライブはほぼ見えず。
最初の曲の出だしがソロだったので結構歌に自信があるのかなと感じた。
時々見えるツインテールの人のキャラクターデザインがいいと思った。
わずかに見えるだけでも一瞬でインパクトを残せると思った。
また、客席の熱量が高く、後ろにいても熱量が伝わってくるような感じがした。
途中のMCでメンバーが自己紹介するタイプのものは、初見には嬉しく、ツインテとかハーフアップとかそういう髪形で呼ぶしかないところに名前が入ると一気に解像度が上がっていくというか、見ず知らずの誰かが○○ちゃんになって、興味を持った子に対してライブ後半での視点ポイントが定まるのが個人的に嬉しいです。
最後のMC結成一周年ライブを行いますと宣言するのも、新しもの好きのオタクたちを引き寄せるのに充分な告知だと思った。
セトリツイートも残っていたので後から分かるので助かります。
見えなくても盛り上がるライブをすることでオタクを通して熱量を伝えるというのはそうなんだろうなと思った。
美味しい曖昧
この頃には徐々に進んだおかげで割と良い位置で見えた。
曲が変化に富んでるというか予想通りにはさせないという作り手のこだわりのようなものを感じた。
曖昧も曲は流し聞きはしているのですが、やはりライブで見ると集中力が高いので普段のながら聞きより全然曲が伝わって良いなと思った。
最後にMCほぼなしで去って行くのも何かの美学のようなものを感じた。
クロスノエシス
自分の主現場。
入場SEはシェルター。割とイントロが長いせいかなかなかメンバーが出てこない。(30秒近くはイントロで使っていると思う)おそらくYoutubeだったら全員離脱するレベルだと思う。
しかし、そういう時間の使い方こそがクロスノエシスの特徴でもあるので、現代の志向とはマッチしていないように思える。ファストな時代だからこそこういう方向性はかえって良いのだと僕は思っていますが。
余談ですが、アラビアのロレンスという映画のイントロは真っ暗な画面で音楽だけが流れるというシーンで始まるが、3分ぐらいそんな調子なので自分は、Netflixの不調で映像が出なくなったのかと思い、3回ぐらいログアウトや再起動を試したことがある。
開幕はVISIONだったので一気に盛り上がるが、二曲目のpreviouslyなんかは座るような振付もあり、milkywayの後方ではおそらく伝わりにくいだろうなと思う。
Devotion
一番上手の壁際でみていましたが、2番終了後、AMEBAさんとバックライトが丁度直線上につながるところの表情とライトとのシンクロ率が高すぎてすばらしかったです。
基本正面からのアングルしか残らない配信では分からない、端にいたからこそ気づけた魅力的なシーンだと思いました。
インカーネイション
定番の人気曲。こういうフロアではわかりやすい曲をやることって大事なんだろうなと思ったりします。静から生が誕生するとでも例えるべきだろうか、荘厳でかつ、世界が大きく大好きな曲です。
MC
来月のワンマンの告知や手売りチケットご新規写メ券などの告知がありました。全員名乗ったりしていて、MCにも時間を割いている感じを受けました。
思ったこと
ミルキーウェイはとにかく後ろの方にいると視聴環境がとても悪く、最初最後方にいたときはNEMRIORCAではお立ち台のおかげでメンバーがちゃんと見れたり、そこでの煽り方や歌唱パートで目を引くことができるような状態だったと思う。(フロアの全体の内とりあえずどこを見れば良いか分かる)
煽りや現場のオタクの熱量というのも後ろにいる人に伝えるためには結構重要なファクターでろくに見えなくても熱量が伝わってくるのでそういうタイプのアイドルってやっぱりライブハウスでも強いなと改めて感じた。
そういう環境下で環境適合せずに自分たちのスタイルを貫くというのもまた、アイドルという文化の多様性が現れているようでとてもよいと思った。