🎊こどもプロジェクト始動【庄内とは？編】

だらだらの挑戦＠豊中市庄内

2023年7月31日 15:39

どうも！ジンノウチです。大阪大学法学部国共の実質5年な4年生で、豊中市庄内でカレーサンド屋-だらだらするだら？をやってます。お店にはぜひ来てカレーサンドを食べてください🥪

今日のお話は、そう「こどもプロジェクト」の始動です。
この夏休み期間、圧倒的なお試し体験をコンセプトに大学生×こどもで、豊中市の庄内で、企画をしていきます。そんなプロジェクトを紹介させてください！
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豊中市？庄内？

　どこ？ってなりますか？大阪府外の方や、大阪府民でも豊中を知らない方のためにも、概要をおさらいします👓

豊中市は「北摂」にある中核都市

　豊中市は大阪の北部「北摂エリア」にある、人口40万人の都市です。大阪全体で4番目の人口で、近年の人口減少の中でも人口は横ばい、なんなら微増している、そんな街です。
　豊中の中でも北部には御堂筋線の現端っこの千里中央があり、いわゆる高級住宅街とも言われています。阪急沿線や御堂筋、モノレールなども走っていて交通網が充実している豊中市ですが、線路に沿って分けると大きく3つに分かれる、という話を私自身はよく聞きます。(明確な定義はないと思います。あくまで個人の見解です)

　1つは最北端の千里中央エリア。モノレールの柴原阪大前駅、小路駅や御堂筋の桃山台駅なども含まれます。このあたりは開発されたエリアでマンションが立ち並んだり、大きな家が多かったりする住宅街が多く見られ、特に千里中央などは駅前が開発されていて、百貨店などもあります。大通り沿いに大きな施設も並んでいる印象です。
　最近は、御堂筋線が北大阪急行と繋がって、2024年春に終点が千里中央から伸びるということで少しざわついている雰囲気があります(始発からズレると急に座れなくなりますよね笑)

　そして阪急沿線の曽根より北部のエリア。曽根、岡町、豊中、蛍池、(石橋)あたりが該当します。このあたりは、市役所があったり、(我が)大阪大学、そして高校なども含めて、各種専門機関や公共施設が集まっているイメージです。チェーン店などもそこそこ多くある気がします。塾や各種習い事も多い印象です。曽根、岡町あたりにはお金持ちが住んでいるという噂も…

　3つ目は曽根以南の阪急沿線エリアで、服部天神、庄内あたりです。厳密に言う「豊中市南部エリア」は名神高速道路以南だそうですが、、
　よく聞く巷トークでは曽根からキタとミナミで結構変わるよねえと話しています。何が違うのか、厳密にはわかりませんが、、、
　庄内でこの1年少し過ごした身としては、「下町」って印象です。おじいおばあが元気で、商店街にはよく歩いています。駅前でたむろしてお酒飲んでいるおじいちゃん集団や、スーパーで「こんなん高いわ」と言いつけているおばちゃん、鼻水垂らして走り回っている小学生、などなど、いろんな感情を見ることができて、楽しいです。
　そして昔の商店の名残が多く、その分シャッターが目立ちます。阪神淡路大震災とかとかがあった時に人口がばっと増えたり、それ以前から労働者の単身世帯が多かったりして、昔は家がひしめき合っていたそう。それに応じて店も増えたらしい。今でやっとちょうどいいくらいの面積あたりの人口になったみたいです。そんな南部が好きです。

大阪市→豊中市への接点「庄内」

　福岡出身で、大阪に来たのも4年前、庄内に来たのはほんの1年前な完全なるよそ者の僕が庄内を語るのも、毎回少し気後れしますが、庄内に関わる身として思うことは、
庄内はいい下町やな、と言うことです。(「下町」についてもミーハーです。下町とは、僕の中ではコミュニケーションお化けたちの町です。ここでは割愛します)
　立ち飲み屋が駅前に多く、商店街には昭和44年から続くここや食堂をはじめとして下町情緒あふれるお店もあります。そして特筆すべきは、「ごはん処おかえり」をはじめとして居場所支援の事業者さんやこども食堂への取り組みが多いと言うことです。そこに行き着いた時、衝撃でした。と共に、僕らでもやれることがありそう、と思いました。

庄内Kids

おかえりの上野さんなどたくさんの方にお話を伺ったところ、庄内のこどもたちの像がなんとなく理解できてきました。そして、だらだら内でもこども向けの取り組みをしている中で、より明瞭になってきました。庄内キッズの特徴は
①元気。うるさい。個性的。
:これはどこのこどもたちにも当てはまることかもしれません。じっといていられない、走り回る、やかましい。
②むちゃ習い事しているこどもと、そうでないこどもがいる。
:身につけている服装もですが、スマホの所持状態、習い事の数、結構人によって違います。こどもたち同士で分断ははっきりとは見えませんが、やっぱり仲の良い子供たちは境遇も似ている気がします。でもみんな鬼ごっこは好きです。
③どうやら、しんどいこどもが多いらしい。
:共働きやシンママで鍵っ子、と言う子供はそうですが、教育ネグレクト、虐待、保護能力が欠落している家庭などで育つしんどい子供が多いそうです。家庭まで深いりしてない僕には事実の確認ができませんが、先輩事業者の方々から無茶苦茶そんな話を聞きます。
④子供食堂や、「子供は無料」と言うのに恵まれている
:上記の背景から、街には子供に優しい文化が多く見られます(まだ少ないとも思います)そんな文化に恵まれているのも、庄内のこどもたちの特徴だと思います。

こどもプロジェクトの発足

　そこで本題のこどもプロジェクト。発端はひとつの出来事です。

だらだらとこどもたち

「カレーサンド屋-だらだらするだら？」では、路面店にある店なので、店前にベンチを置いたりして地域の溜まり場的な要素も兼ね備えています。通学路にもなっている地域で、子どもも自然に通るのですが、よくしゃべります笑兼ねてからこども食堂に興味があって、ボランティアや実際に開催したりしてきた中で、この場所でもやろう、と思っていました。
　でもただご飯をあげるだけでは何も面白くないので、余裕がある時は一緒にこどもたちとサンドイッチを作ったり、チラシを配るのを手伝ってもらったり、チラシのデザインから一緒に考えたり、ダンボールで看板を作ったり。一緒にやったら面白いなあと言うことを一緒にやって、その終わりにサンドイッチをあげたりするようになりました。「お手伝いしたら何かもらえる」的な。瓶ラムネをタダであげたり、ジュースをあげたり。こどもの噂は早いもので、日を増すごとにこどもは増えていき、20人弱くらいが訪れるようになっていきました。
　そんなある日、「保護者さんからのクレーム」があり、こどもたちは全員出禁になりました。全員の親御さんに許可をとるところまで自分自身ができずで、それが原因です😢
　でもすぐに対応できることもないので、しばらくは子どもは全員出禁、と言うことで今もそれは続いています。

ショコラの小池さん

　6月末のある日、経営者さんの紹介でだらだらの近くに最近開設した「南部コラボセンター(通称ショコラ)」へ。ショコラには市役所の出張施設や図書館、会議室などなどがあり、ネオ公民館的な存在です。その中にカフェスペースもあり、そこでカレーサンド販売させてもらえませんか〜？と相談にいきました。その時にお会いしたのがとよなかESDネットワークの小池さんです。

　話はこども話へ。小池さんは兼ねてから居場所支援を行なっている事業者さんの1人で、もうすぐ夏休みに入ると言うことや、ショコラを活用してもっとこどもを支援できると思う、など色々話をしていただきました。そこで、個人ではできなかったことも、ここならできるかも。と、思い「何かやります！」と決意しました笑

「わか」こと、若子くん

　僕は大学を休学したりなんたりして、2019年度入学ですがまだ4年生、と言うことでバリバリ通学しているのですが、まだ大学に同期はいまして。その1人が「わか」。
同じ法学部国際公共政策学科の2019年度入学の4年生で、1年間カナダに留学していた関係でまだ大学にいます。
　そんなわかと僕は授業が被ることが多く、インスタもよく見ていたので、ちょくちょく話してました。そんなある日、「就活落ち着いたらタクミ(僕です)となんかしたいわ」と言ってくれて、「まあ落ち着いたらな」みたいな話で緩めの協力体制が出来上がりました。笑
　その落ち着いたタイミングと、このプロジェクトを始めようと思ったタイミングがバッチリ合って、わかと一緒にメンバーを集めることから始まっていきました。

次回はこどもプロジェクトの概要編！

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